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10月後半頃の話だ。

軽い喘息持ちの娘、季節の変わり目で調子が悪い中、風邪をひいて、いつものアレルギーのサラサラ鼻水と違う黄色い鼻水が出るなあと思っていたら、38度の熱が出て小児科へ。

1回目の受診

喉も少し腫れている、風邪とのことで、抗生剤3日と咳鼻水用の薬が出た。

その後熱はすぐ下がり咳も少し治まったと感じていた。2日ほど幼稚園を欠席したが、その後はマスクをつけて元気に登園。

しかし、薬が切れる一週間後にはまた咳がだんだん復活し出した

喘息でも夜間咳をすることがほとんどないのに、初めはケホケホと乾いた咳だったのが、ゲホゲホとしたタンが絡んだ湿った咳をするようになり、その咳の量がだんだん悪化

日曜日やかかりつけ小児科の休みが重なり、受診する頃には、タンが絡んで息を吸えているか心配なくらいの咳に変化。

2回目の受診でマイコプラズマ感染症の名前が出た

受診した日に寒がり、気付くと38度5分を超えて、また熱を出した。

医師が咳が強くなっている、なかなか治まらない上に再び発熱の症状も出てきているので、おそらくマイコプラズマ感染症でしょう、とのこと。

マイコプラズマって何ですか?と質問したら、うーん、と悩んで、割とどこにでもあるものだけど、人によっては悪化するとしつこくて、咳もなかなか治まらない、もしかしたら1ヶ月くらいかかるかも…みたいな、モゴモゴした返答だった。

以前出した抗生剤では効きが弱かったと言われ、ジスマロックという3日連続で飲むと7日間効果があるという抗生剤が出され、更に咳鼻水の薬、いつもの喘息予防系のホクナリンテープに、シングレアが出た。

発熱後の様子 1日目

病院にいる間もいつもの娘の様子ではなく、椅子にも座っていられないくらいのしんどそうな状態、帰宅後薬を飲ませるも、熱は上がったまま。

何か話す内容も違和感があり、意識が朦朧としている感じがして心配になる。

食欲はなし。水分を摂らせることを主にした。咳と熱で眠れなくなったので、解熱剤を使用した。

2日目の様子

翌朝には37度3分まで下がったが、咳は相変わらずすごい状態で、昼にはなんと39度3分まで熱が上がった。この時は心配した。

これだけ熱があるのに妙に饒舌で、何か脳がおかしくなったのでは?と。腕もプルプルと痙攣しているような感じがあり、悪化していけば入院か?と頭をよぎった。

昼39度超えしていたが、夕方には38度5分まで下がった。

食欲はあまりないので、お粥や、ゼリー、ポカリ等食べ飲みできるものだけ食べさせた。

就寝するも夜間は相変わらず咳が激しい。この咳をし出して、娘も私もあまりぐっすり眠れない日が続いていた。

3日目の様子

受診して3日目の朝、やっと平熱に戻る。ここでひとまず安心できた。

しかし、日中の咳はまだ苦しそうでタンも絡んだ頻繁なもの。食欲は徐々に出てきた。夜間の咳の量に関しては、半分くらいになったと感じた。

4日目の様子

4日目の朝は、今まで起きてからしていた激しい咳こみがほとんどなくなり、日中もピーク時の4分の1くらいになったので、だいぶ回復に向かっていると実感できた。食欲もだいぶ通常に近い状態。

感動したのはその夜で、夜間の咳がなくなっていた!鼻は少しズコズコいってはいるが、久しぶりにすやすや眠る娘を見て嬉しかった。夜泣きは3回ほどあって困ったが、私も以前より睡眠が深くとれた。

5日目の様子

5日目は朝も咳なし、日中も極たまに咳が出るくらいで至って元気。食欲も戻った

あと1日2日は様子をみて、咳がほとんどないようなら、マスクをさせて登園しようかと思っている。

マイコプラズマ感染症で幼稚園を休む期間はどれくらいか

娘の幼稚園で別のクラスでも、少し前に一時マイコプラズマ感染症が流行していたようだ。娘がそれとわかり、後から知った話だった。

症状の強さにも個人差があるが、皆登園までには1週間ほどかかっているようだと伺った。娘も同じくらいのお休みになりそうだ。

マイコプラズマ感染症は厄介

喘息などの持病があったり、別の風邪等体力が落ちている場合などは、咳など特に悪化しやすいと思う。

長引く咳の時、服薬しているのに軽快しない、悪化している時はマイコプラズマ感染症を疑ってみても良いかもしれない。

初めは普通の風邪と症状が似ているため、特に特別な検査もされずにいることは多いだろうと思う。

常識で考えれば、風邪で受診する度に血液検査、レントゲンをするわけもなく、簡易のマイコプラズマ感染症の検査キットを用意している小児科の数もおそらくそこまで多くないと思う。

クラスや幼稚園でマイコプラズマ感染症の流行が予めわかっていれば、それを伝えると診断もスムーズかもしれない。

これからは季節的に色々な病気が出てくるはずなので、子供の体調の変化を見逃さず、親もしんどいが一緒に乗り越えていけたら良いなと思っている。

正直、元気になってきた娘の毎日の相手は心身共に疲れてきた。改めて幼稚園ってほんの少しの時間でも有難い…そう思うのでした。