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うちの5歳娘はかつて、というか2年くらい前までは偏食の部類だった。

しかも、食べるのが遅い。

アイスを食べるのはあんなに早く夢中なのに。

4歳を過ぎたら、だいぶ食べられるものが増えた。

5歳になった今、更に食べられるものが増えた。よほどの癖のある味付けや食材以外なら頑張れば食べられるようになった。

が、やっぱり食べるのが遅い。

夕食の時間、30分以上はかかってしまう。

つい、テレビなんかついているとそちらに気を取られて全然食事が進まない。

テレビは消して食べようということが良く書かれている意味が、娘のおかげですごくわかる。

あんまりひどい時はもちろん親主導で消してしまう。

その時もああ、何回言ってもやっぱり食事が遅いや、と思って、娘をじっと見つめた。

あんまりグチグチ言わなくても、もうわかるくらい伝えてきたはずだ。

娘を見つめて、目があう。

『口を動かして、早く食べて!』この気持ちを込める。

じーっ!と娘と数秒見つめあっていたので、聞いてみた。

「ママの目は○○○になんて言っていると思う?」

娘はちっとも考え込まずに、即答。

大好き?

聞いてずっこけそうになった。

あんた!幸せな子だね!!

あんなに真剣に見つめたのに、、母の『早く食べて!』は伝わっていなかった。

だけどあまりに呑気で幸せな答えだったんで、否定もできずについ、「そ、そうだね」と答えてしまった。なんてこったい!

私の大好きな気持ちが伝わっているのは嬉しいけど、ご飯を早く食べてくれ!!