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先日5歳の娘が自閉症スペクトラム、昔でいうアスペルガーだとわかりました。

田中ビネーVの発達検査を受け、児童精神科医師に診断書をもらって、ものすごく腑に落ちたことが書いてあったので、書きます。

自閉症スペクトラム略称ASDに診断された内訳

うちの娘の場合です。

以下の3症状が4歳以前からみられる時に診断するとのこと。

①対人関係の障害
→人との関わりが一方的だった、面と向かって一対一で目が合いにくい(カメラ目線問題も含まれる)

②コミュニケーションの障害
→話が一方的になりやすい

③拘り
→予定、服、聴覚過敏、暗いところを嫌がる、股ムズムズも?

もう、なるほどと思いました。

漠然と対人関係の障害とか、拘りとか言われても、具体的に何がとう当てはまるかわからなかったので、これも拘りというんだ!みたいな。

そういえば、今はある程度外では我慢もできるようになったが、本のカバーを必ず外す、クレヨンに巻いてある紙を全部剥がす、ソファーに置いてあるクッションなどは全て落とす、なども拘りだったのかなと。

1歳からそういえば児童館のオムツ換えコーナーに敷いてあるタオルを何回も取って落としてしまい、困ったことを思い出した。まだ小さかったからかわいらしいと先生も笑ってくれていたが。

面談時5歳2ヶ月の娘、今はだいぶ説明すればわかることも増えたけれど、診断のポイントとなるのは4歳より前から上記の3つがあったかどうかというところのようで、納得できた。

まだ今もまだ押しの強さ我の強さ、そのしつこさにイライラしたり苦労することがありますが、3歳半より前なんて、私色々な意味でボロボロでしたもの。

こういう3つがあったから診断されたんだな、という実感。

自閉症スペクトラム(ASD)は100人に1人、男女比は4対1

ASDは100人に1人、軽い人も入れれば10人に1人と言われた。

児童館に連れて行くと、0歳ではとにかく場所見知りなのか、到着するとギャーギャー泣かれて、10分は泣き止まなかった。

1歳前半でも激しい人見知りがあり、特定の笑顔のないタイプの苦手な人を見ると固まったりしていた。

その様子を見ていた児童館の(今思うと少しその人も傾向あり)先生が、1歳児が月間200人超えの利用者があるが、うちの娘と同じ感じの子がもう1人いると言われたのを覚えている。100人に1人を見てそれを思い出した。

そういえば、1歳1ヶ月から2ヶ月間くらいは教えても教えても逆さまバイバイをしていたっけ。

1歳過ぎから偏食だったし、今冷静に考えるとあの頃から少しずつ周りと何か違う、響きにくいし敏感だし泣き虫だし、なんか毎日すごく大変、と感じていたよなあと。

男女比についても、なるほど、という感じ。女性のアスペルガーって少ないんだね。まあ、なんとなくイメージでわかるな、。

医師の一言説明がすごかった

娘の診断書に書いてあった、(娘の特性を)一言で説明すると、という文が私の心にバシンと響きました。

一言で説明すると、「その場の状況や相手の気持ちよりも、自分の関心や気持ちを優先する」ということです。

と先生が書いてくださっていた!!
すごい!さすが過ぎる。その通り!これだ!娘の問題はこれだ!と思った。

この言葉がまさしく娘の今後の課題です。私もずっと懸念していてイライラさせられているところです。何度も何度も伝えているけど、なかなかまだ難しいようだ。

根気よく伝えて意識させていくことが必要と思っているけど、これがアスペルガーが強い娘の特性なんだなと。

周りの園児を見ていると年中の半分以上はまだわけがわかっていない感じもするし、自分本位でいる子が多いと思うのだけど、これからが心配。

特に日本で女性の場合、共感性や協調性は日常生活でとても大事だと思うから、やっぱりここ。

娘の個人的特性が良くわかったので、娘に意識させながら、私も勉強してうまく導いていけたら良いなと思っている。