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主に子育てにおいては自己肯定感を高めることが大事だと思っています。

叱らない育児ではなく、きちんと叱るべき時は叱る育児派の私ですが、叱ってもマイナスにならないように気をつけてきたことがあります。

それは小さなことでも気付いた時は褒めることと、笑わせることです。何故笑わせることが必要なのかはこちらの記事にあります。

その笑わせるって例えばどんなことやっているの?って話の件です。

子供を笑わせるアイディア

先に書いておきます。

人にも性格があります。持って生まれたものがあります。初めからよく笑う子もいれば、笑うことに全然興味の無い子もいます。
その子によって笑いのツボが違うこともあります。

お母さんお父さんの性格もあるでしょう。苦手なことを無理してしなくてもいいと思います。

私も怒っていたりする時は無理です。無理しても笑えません。できることをできる時だけでも良いと思います。

不安感や緊張感が強い子にはリラックスが圧倒的に足りていないと思うので、緊張をゆるめてくれるのに笑いは役に立つと私は考えています。笑わせることは家庭を明るい雰囲気にします。

叱られることが多くなりがちな時、褒めることなんて見当たらない時でも、笑いは自己肯定感につながると考えます。

いつもヘラヘラ笑いすぎて逆に困っている、という方には向きません。その場合は別の環境を考えてあげる必要があると思いますが、ここでは主にそうでない方向けに書いていきます。

お笑い番組を観ていて思うのは(私の感じ方になりますが)、笑いというのは1度で笑えるということは余程面白くないとあんまりないということです。

笑いが畳み掛けるようにつながってくることでじわじわと面白く感じたり、初めはクスくらいだったのが最後には大笑いになるというようなこと、経験されたことがあるのではないか?と思うのです。

何が言いたいかというと、

子供を笑わせる時、
・子供が笑わなかったからといって諦めないこと
・初めは笑わなくてもやり続ける内に面白くなってくる場合もある
・何日といった単位ではなく、数ヶ月の単位で笑いが増えたか考えること

諦めずに長期的に考えていけば、最初からちょっとのことでも笑いスイッチが入りやすい性質になってきます。

笑いやすい性質に持っていくことができれば、日常の緊張しやすさも少し改善されてくると思います。

子供の笑顔が増えると親も嬉しいですね。

笑わせる時の心構えとしては、
舞台で演技するくらいの気持ちで大げさに表情豊かに
自分も楽しんでしまう
笑わせ過ぎに注意(お腹が痛くなったり呼吸が苦しくなりすぎる場合もある)
・本気で嫌がっていないかどうか見極める

こんな感じですかね。

多少嫌がっても私はやってしまうはっきりいってウザイ親ですが、ちなみに幼少時は物静かなタイプで両親ともに笑わせに熱心であったことはありません。大人になってから自分にも明るいところがあったのだと気がつきました。おかしいな。人間て変わるんですね。

赤ちゃんからずっと使える笑わせるアイディア

目は見えるけど、まだ自分で歩くこともできない頃からできる、気に入れば長期間使えるアイディアです。

・いないいないばあ

定番ですね。手で顔を隠す以外に、例えば絵本で自分の顔を隠してみたり、クッションで隠してみたりできます。

・たかいたかい

うちの娘は赤ちゃん時代怖がりだったので顔が引きつっていましたが、楽しい子には絶対楽しいよね。

・寝ている子の上から顔をだんだん近付ける(生声の効果音付きで)

初めは遠くにあるママの顔が「じゃん!」と1回言う度にだんだん近づいてくる。言葉はなんだっていい、子供の名前でもいいし、「ぱ」とかよくわかんない言葉でもいい。最後は鼻にチューしちゃうくらいの距離で。
子の口の方にママの目がくるように逆さま状態で2回目を行っても面白いかもしれません。

・絵本を読む

そういえば、私は娘に6ヶ月くらいの頃から毎晩読み聞かせをしていました。娘は絵本が大好きでした。まだ寝たきりの本人も暇?な赤ちゃんの時こそ、読書に興味を持たせる良い時期かも知れないと考えます。言葉の習得にも最終的には役に立ちます。

色の綺麗な本、いないいないばあ等の地味な色合いなのになぜか人気のある本など。
ただ読むだけでなく、聞き取りやすいようにゆっくり、「間」や、滑舌、表情豊かな声、時に強弱をつけて読んでみてください。すごく疲れますが、情感がわかる子になるし、単純に読むより喜びます

子が喜んで笑った読み方があったら、何度でも繰り返してあげてください。飽きた頃、また別の読み方をしてみると新鮮です。
なんでもない本でも、工夫すれば何通りも読み方があります。

・ベビーカーに乗っている時にジグザグ走りで近づく

怪我をしないように、できたら大人2人いて、片方がベビーカーが倒れないようにしている時が望ましいです。

広い公園等で、ベビーカーに乗っている子に向かって、遠くに離れた親がジグザグに走りながら近づいていくというもの。
その時隠れる木等があれば、隠れてまたサササっと出てきて、って感じで、いないいないばあの全身バージョンという感じで。
車通りのない危なくない細い道(これは絶対大人が2人必要)で、左右の電柱や物陰に隠れながらのジグザグ走りで近づくのもいいですよ。走る時は忍者を意識してコソコソ走ってください。効果音として「ササササ、、」とか言ってみてもいいですね。これ赤ちゃん時代の娘はきゃっきゃと笑っていました。

・ぬいぐるみや人形を転ばす

だるまさんが転んだ状態なんですけど、なんで子供はあんなに転ぶというシチュエーションが好きなんでしょうか。
絵本のだるまさんが転んだも大笑いですが、「あれー!うさぎさんがー、、、こけちゃった!」とか言いながら、リアルのぬいぐるみをゴロンと転ばせてみるとかでも笑います。ぬいぐるみが3個あったら、3個それぞれ時間差で転ばすとか、一気に転ばすとか、それだけで大笑い。

娘は今5歳ですが、今でもテレビのコケたネタとか大好きです。忍たま乱太郎のエンディングのアニメで3人が池?に落ちてしまうのとか、大好き過ぎて、毎回毎回、「ママ、ここ面白いの出るから見てて!ほら、ああ!落ちちゃってる!!ギャハハ!」、、、私の内心は既に良くこのネタで何回も笑えるなあという呆れから半ば感心しているところまできました。

正直「見て見て!」が鬱陶しいこともあるけれど、。それはこの後編の笑いネタに更につなげていきます。

・くすぐり遊び、こちょこちょ

これは娘はあんまり赤ちゃんの頃はそこまでではなかったと思うのですが、私のやり方がうまくなかったか、諦めてしまったのかもしれません。とにかく家以外の場所では緊張感がすごかったので、2歳位までピクリとも笑わなかったですが、家の中でねんね時代の赤ちゃんの頃からもっとしつこくやっていれば、簡単に笑わせられて良かったなあと思っていた技です。家の中では2歳前くらいだったか、大笑いするようになりました。

間をあけると子も次がくるぞくるぞ!と意識するので、楽しさアップ!

音楽にあわせて、楽器のようにくすぐる。例、アンパンマンの音楽にあわせて、体全身をピアノ代わりにしてくすぐる。ギターや太鼓にしても楽しいです。5歳娘は今でもこれで大爆笑しますが、私の引き際が悪いと「もう!私は楽器じゃないんだから!」とか言い返されます。私も楽しくてついつい、しつこすぎてごめんよ。

・追いかけっこ

待て待て!って言いながら追いかけて、捕まえるだけのシンプルな遊びですが、喜びますね。私はわざと時代劇風に?「待てい!」と言って娘を追いかけます。今でも娘はこのネタ大好きで、笑いながら逃げています。

と、こんな感じなのですが、とても長くなりましたので、「子供を笑わせるアイディア 言葉の理解が進んだら」後編に続きます。