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幼稚園というのは本当にあっという間なんだな。

今年度からうちの娘は年長。

幼稚園の中でも一番のお姉さんお兄さんの年長。

幼稚園 入園前不安で泣いていた娘が年長になるまでの不安の大小の過程と進級後しばらくは見守る必要性があること

思えば幼稚園というものが全く未知だった私と娘、期待もあったけど不安がたくさんあった。

昼ドラさながらのママ友地獄とかあったらどうしようとか、この繊細かつ気の強く頑固な娘は幼稚園の集団生活についていけるのだろうか?とか。

娘としても、入園前はとにかくママと離れたくないと良く言っていたし泣いていたし、夜中に精神的な頻尿と夜泣きのようなものが激しくなり、私もより不安になったりして。

これまでの生活とは変わってしまうっていうことが、娘にとってはとても恐ろしいことだったのだと思う。

入園してみると、朝の送りの時には泣いて別れることはなかったが、参観日などは帰るとなると大泣きで先生に抱きとめられていたのを憶えている。

そんな娘が年中になる前の春休みには、少し普段より繊細になっているなと感じることがあった。

慣れてきたクラスと離れる不安、新しく年少さんが入ってきて自分がお姉さんになる不安。

新しい生活が始まることは大人だって不安もあるように、子供なりにそういう部分があるのだと思って、私も内心は気を遣っていたりした。

誰からともなく言われる、もうすぐ年中さんだね、みたいな言葉が娘にはプレッシャーになっていたのかもしれない。

年中になってみれば、新しいクラスの中でしばらくは繊細だったように思う。

1、2ヶ月はちょっとしたことでよく泣いたりしていたように思う。

そのことで私もイライラしてしまったり、どうしたら解決するのか試行錯誤したように思う。

それも年中の中盤からはだんだんと泣かなくなり、クラスでちょこちょこトラブルもあったけれど、最後にはお友達の輪の中で娘なりに楽しく過ごしていたと思う。

さて、いよいよ年長になる前の春休み、また少し繊細になるのだろうかと思ったけど、進級することへの怖さというのはほとんどなかったのではないかと思う。

もちろん新しいクラスや先生へのドキドキはあったと思うけど、年少から年中になった時のような、もう年長さんだね、みたいな言葉をそれほどプレッシャーとしてはとっていなかったような感じだ。

これも母からみればひとつ成長したなと思う。

これがまた幼稚園から小学校となると違うかもしれないと思っているが、今のところ、年長になるにあたっての極度の不安というのは、今までに比べたら慣れた分少なかったのかなと思う。

見守るべきはまたこの1、2ヶ月かなと思っている。

幸いにもクラス替えで担任がベテランの先生になり、しっかり見ていただけそうだなと私的にはほっとしている。

ただ夏前までは新しい仲間と過ごす中で出てくる不安や緊張もあるだろうから、私としても昨年を思い出して少し覚悟しながら、なるべくあたたかく見守れたら良いなと思っている。