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幼稚園役員、うちの園はとにかく年長で役員になりたい人がいない。

今年に限ったことでなく、毎年そのように聞いている。

中にはやりたい!と立候補する人もいるかもしれないが、なかなかそのような方は多くない。

あんなに役員という存在について、人ではなく、システムに不満に思っていた私が年長で役員になった。

実際なってみないとわからない思いというのはあるんだなあと感じている。

それを思いつくまま書いてみたい。

ただし、1学期の現時点のものなので、変わる可能性もあるが。

幼稚園役員に必要だと感じるもの、私の心得、意識していること

まず必要だと思うのは、最低限のコミュニケーションがとれること。

役員というのは何かにつけて人と人との間になることが多い。

クラスの方、他の役員の方、先生、最低限の意思疎通がとれないとかなり厳しいと思う。

じゃあそのコミュニケーションの中でもどんな部分が重要かというと、感謝かなと思う。

一人でできるものではないし、能力も人それぞれであるので、そういう時に感謝があるかないかというのは大きな違いになる。

対役員的には、

何か一緒にやっている場合はその存在自体に感謝する。

何かアイデアを出してくれたり、手回しをしてくれたり、書類を作成してくれたり、そういった時に感謝がないと、やっぱり不満に繋がりやすいかなと思う。

誠意のこもった感謝があるだけで気持ちは全然違うし、苦労も吹き飛んだりする。(あれ、これ育児と似ているな、、)

能力の違いと書いたが、これは仕方ない部分でもある。

お互いのキャラクターを知った上で、無理なものを求めすぎないようにすると良いのかなと思う。

もともと物静かな人に「さんまさんみたいに仕切れ」というのは難しすぎるし、パソコンを持っていない人に「書類を作ってこい」というのは無理難題でもある。

活躍できる場面が少なめでも、なんにもできない、と初めから開き直って任せっきりでいるのは良くないと思うので、「自分のできること、できそうなこと」を意識してやっていくべきだと思う。

いつも○○してくれてありがとう、これは私ができるからやるね、と特定の人に負担がかかり過ぎないように分担する思いがあることは重要だと思う。

それでも頼りがちになる場合もあるかもしれない、そんな時にはやっぱり感謝が大事だと感じる。

役員をやっているだけでも有難いことなので基本的には役員同士お互い悪くなんて思いたくないんだけど、最低限の意思疎通と感謝と分担の意識は必要なのかなと感じている。

自分なりの役員の心得としては、

負担になりすぎなければ、率先して自分がやっていくこと。

その際はワンマンにならないように、他の方の様子を見ながら行動する。

相手に期待しすぎないこと。

期待しすぎると不満を抱きやすいので、やってくれたらラッキーくらいの気持ちでいたほうが良い。(これも育児に通じるなあ、、)

役員同士感謝の気持ちはやっぱり必要。やってあげている、と高慢にならないこと。

1年が終わる頃に気持ちよく役目を終えられるように、ということをいつも意識していくこと。

対クラス的には、

自分がされたら嬉しいなあとか、気が利いているなと思うようなことを、無理のない範囲でしていけると良いのかなと思う。

せっかく役員になったのだから、園と連携して変えられることはどんどん変えていくこと。

その際、自分が活動で不満に思ったことというのは改善の余地がある部分なので、次に役員になる方のためにも率先して改革していくこと。

色々理想を考えていても実際は人間関係のストレス、余裕のないスケジュール等、大変な面がたくさんあるので、適度にストレスを発散しながら役員の仕事と付き合っていくこと。

こんな感じかな、、と思っています。

頑張っている役員さんを応援しています!