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仲良しのママ友ができた。

もうだいぶ付き合ってきたし気心も知れてきた。

おしゃべりも楽しいし、なんか気が合う気がする。このままずっと友達でいられたらいいな。

ママ友が出来た時、この人いいなあって思った時、そう思う人は多いだろう。

ママ友に恵まれている、私には今のところなんの問題も起こらない、ママ友トラブルなんて幻想じゃないか?そう思うこともあるだろう。

本当に子供が成人するまでママ友との間になんのトラブルのない人もいらっしゃると思う。

じゃあ、一体どんなことからママ友と合わないと感じ出すのか?ママ友トラブルになっていくのか?

まだまだ私も母としては未熟ですが、もうすぐ幼稚園卒園となるこれまでの経験から、見聞きしたこと、現時点で実際感じたこと等を書いてみたいと思う。

ママ友トラブルが起こる時ってどんなことから?幼稚園生活から私が感じたこと

ママ友トラブルに発展する兆候とは?

色々な人間がいるけども、母親として最初は皆猫をかぶっているし、子供のようにいきなりトラブルになる喧嘩になる、険悪になるということはほとんどないと言っていい。

じゃあ、どんなことが積み重なってトラブルになっていくのかというと。

深く付き合いすぎてだんだん『違う人間』だと認識せざるを得なくなってきた時

これに尽きる。じわじわとだんだんと来るのだ。

よくあるパターン1
何か幼稚園で仕事的な係を一緒にやったり、役員をやったり、行事を担当したり、そういったことがきっかけになり、それまでに感じなかった違和感を感じるようになってくるパターン。

例えば、自分ばかりに仕事を押し付ける、何もしないのに口では文句ばかり、何をやるにも不満ばかり等。逆もあると思う。たかが幼稚園なのに頑張りすぎ、とか、やる気がありすぎてついていけない、等。ただの意見の食い違いからでも心の中は穏やかでなかったりする。

要するにそれまで楽しく世間話や子供の話をしていたところからは想像がつかない別のその人の面を見ることになるのだ。
仲が良いから仕事や係も一緒にしようと思うわけだけども、それが決定的な原因になって仲違いする例が現実にある。

最初は大人な対応をしていても、長期にわたり我慢し続け抑えていた不満が後から爆発し、それまですごく仲が良かったように見えたママ達が離れ離れになるパターン。お互いの根本的な価値観の違いに気がつき、なんとなく疎遠になったりするパターン。

なんとなく疎遠の方がまだ平和的だと思うが、爆発してしまった場合は後がかなり悲惨なことになる。

よくあるパターン2
最初は親同士が仲良くなって始まる関係も多いと思うけど、そのうち子供同士の相性がイマイチになってきた場合

親が仲が良くても続くのは幼稚園くらいまでなんじゃないかと思う。子供は親のコマではないから、自分の気の合う友達ができれば、自然とその子達と遊ぶようになり、強制できなくなってくる。自分の子とあまり遊ばない子となると、自然とご無沙汰してくるものだったりする。

子供同士で遊ぶ中で、仲良しかと思っていたら実は園ですごく嫌なことを言われていたりして、我が子がいじめられていたり?そう感じることがあった場合。自分の子が大事なのはどの親も同じなので、それまで仲良しの親子だと思っていても自然と離れたくなってくる。親の対応によっては嫌悪の対象にもなり、最悪トラブルに発展する。

よくあるパターン3
ラインやSNSでの対応が苦手なタイプだった。あああ、現代的だなーと思う。

実際にしゃべっている感じとラインの対応のイメージが激しく違いすぎて、ギャップが良いものだったら問題ないのだけど、悪い方だったら、ちょっと今後うまく付き合っていけるかな?等と思ったり。

よくあるパターン4
長く付き合ってみたら実はすごく負けず嫌いな母だったみたいなこと。

何かにつけて自分基準、うちの子は優秀、なんの落ち度もない、自分が行っている病院はいい、自分が買ったコレコレはいい、あなたもそれにしなよ!みたいな押し付けがましい人だったとか、子供が成長して後からわかってくる場合が多い。気に入らない時はイヤミを言ってきたり、そのことに別方面から文句をつけてくる等。

付き合っているのがだんだん面倒くさくなってくるタイプだ。無意識でやっている人が多い印象。

よくあるパターン5
金銭感覚が合わない場合

ランチに行くとなってもその金額の基準が合わない場合。遊びに出かける場所がお金が掛かる場所ばかり等。最初は良くても何度も付き合っている内に負担が大きくなっていることに気が付く。

よくあるパターン6
距離感が合わなくなってきた場合

自分がこれくらいでちょうど良い距離だと思っているところに、もっと仲良くなろう、もっと遊ぼう、もっと会おう!っとしつこく誘われる場合。だんだん束縛が強いと感じて、ちょうど良かった距離すらもっと離れてしまいたくなるっていうパターン。

逆の場合は、何で誘っても断ってくるのか?付き合いが悪いなあ=自分と合わないのかも、みたいなこと。

よくあるパターン7
話す内容が誰かの悪口や不満ばかり。他に話そうにも特に趣味や人生的な共通点もないことがわかった場合。

なんで聞きたくもない悪口や不満のために時間とお金を使っているんだろうと虚しくなる時。特に会うのが頻回になってくると感じやすい。

よくあるパターン8
一人で行動できないママ、寂しがり屋のママにターゲットにされた場合。

校門から体育館までの距離でも時間指定で待ち合わせ等。自分も同じようなタイプの人間なら良いが、だんだん鬱陶しくなってくる。

そういう人は「補欠」のママ友を何人か用意していることが多い。

よくあるパターン9
自分の前では友達のような感じで根掘り葉掘り情報収集→実は見えないところで別のママに文句を言いふらしていたりする場合。表裏が悪く強調されている人。

やられた方は人間不信になりますね。仲違いの原因になっても仕方のない感じがする。

よくあるパターン10
仲良くなってきたら子育てにおいてのダメ出しばかりしてくるようになった場合。

自分は?と言いたくなるような経験しかないのに、他人にダメ出しばかり。一緒にいると嫌な気持ちになってきますね。負けず嫌いなママと一緒で何でも自分が一番だと思っているのでしょう。忍耐のある方でも最後には堪忍袋の緒が切れて離れていきそうな感じです。

よくあるパターン11
宗教勧誘や自作品の販売等をしてくるようになった場合。

もうこれは説明しなくてもわかるかと。いい人だと思っていたら、、ってこと、結構ありますね。

物品の販売に関しては本当に素敵、と思うこともあるかもしれないけれど、付き合いで、、ってなるとあんまりしつこい人は残念に思います。ママ友=人脈=お客、になってくると付き合う方はきついですね。

以上!

ママ友と合わないなと思ったりトラブルになった時の解決策は

なんとなく自分の心が重いことに気がついたら、何か理由をつけてでも距離をとってみること

そのうち気にならなくなるかもしれない。その内冷静になって感謝できることもあるかもしれないし、距離をとっている内に状況が変わるかもしれない。

一番良くないのはその場の感情だけで文句をぶつけて取り返しのつかない喧嘩状態に発展してしまうこと。

それが送り迎えのある幼稚園なら、まだ先が長いのなら、幼稚園自体が本当にストレスになってしまう。最悪転園なんてことも、、。

不満がたまってくることがあってもどうか衝動的にならないように、運動してみたり、音楽を聞いてみたり、本を読んでみたり、服を買ってみたり、髪型を変えてみたり、とにかく気分転換を!

どうしても誰かに話したい!っていう時は、ものすごく信頼できる人か、その幼稚園や近所のママではなく全く接点のない人に愚痴ったほうが良いです。

うっかり近場の人に愚痴として話してしまうと、友達の友達が~なんて言う感じで噂はあっという間に広まってしまいます

噂話は聞いた方もそれを話す方も少し意識して気をつけたいですね。

母業は子育てだけでなく、人間としても成長できる。色んな人がいるから色んな視点で学べます。違う人間同士、合わないことがあっても当たり前だ!くらいの気持ち冷静に距離をとってください。

なるべく丸く丸くおさまるように、そのことを心がけて、ひどいママ友トラブルに巻き込まれないことを祈っています!