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サビアン占星術というものがあります。

親切な方から教えていただかなければ出逢っていなかったかもしれない。学びの早くに知れたこと、それは私にとってはとてもラッキーなことでした。感謝しています。

サビアン占星術は出生時間の正確なホロスコープを出すとわかるものです。

ホロスコープは円でできています。

360度あるわけですが、そのサビアン占星術ではその1度1度に詩的な文章がつけられています。

(まだ歴史が浅いです、1925年考案者はマークエドモンドジョーンズ。盲目の女性詩人エリス・フィーラー協力のもと、チャネリングという方法で星座1度1度のイメージを言葉(詩文)にしていくという実験的なものだったようです)

例えば今日の今の時間に生まれた人のサビアンシンボルは

太陽 双子 [2] サンタクロースがこっそりと、暖炉の前に掛けてある靴下をいっぱいにする
月 乙女 [2] 大きな白い十字架から見おろす土地の全景
水星 牡牛 [15] 男が粋なシルクハットをかぶって、寒気を防ぎながら、嵐に立ち向かう
金星 蟹 [4]  ネズミと議論しているネコ
火星 水瓶 [3] 海軍からの脱走兵

です。どんなイメージが浮かんでくるでしょうか、、。

私はこういう抽象的な文や詩が大好きです。イメージを膨らませることというか、もともとは直感ありき閃きありきの人なので、すごく性に合う感じがします。

それも当たらなければ意味がないのですが、妙に腑に落ちることに気がつきました。

鑑定の中で細かくその方を知りたい場合に読むととても興味深いです。

ホロスコープの中でも、
出生時の東の地平線であるアセンダント(日の出の方)、
MC(太陽がその日最も高い位置にきた時の位置)、
個人天体の太陽、月、水星、金星、火星の度数がポイントです。

基本的にはホロスコープのアスペクトやハウスでざっくり読みますが、細かいことはこちらがよく当たると思っています。

自分を検証していて笑いました。

私は何故か自分をよく知っている人物(母にも亡くなった祖母にも夫にも)に「浮世離れしている」と言われるのが不思議だったのですが、私の持っているサビアンはあんまり地に足のついた感じではなかったからです。

鳥とか雲とか空とかそんな感じなのです。確かに浮世離れしやすいものは持って生まれているなと思いました。

霊感直感などにも通じている解釈のようで、自分は直感型の人間だとずっと思っていたし、霊感に関しても実はあるほうです。それはまたいつか書くとして。

あともうびっくりしたのは、今までの人生で経験しているあるキーワードが一つそのまま入っていました。

詩的な解釈プラスそのまま出ることもあるんですね。

そんなサビアン占星術は個人的には実に面白いと感じているし、今後も鑑定で取り入れていこうと思っています。