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生きにくいのはとても苦しい。自分を否定されて育ち、どう生きていいかわからない。うまくいかない。

人間関係にも困っているし、体調もなんだか悪い。
子育てが辛い。何を頼りにしたらいいかわからない。

スピリチュアル的なものにも頼ってきたりしたこともある、でも変わらず解決していない。
勇気を出して、私に相談してくださいました。

生きにくい、人格否定され育ち、発達障害ではと気付き、人間関係も育児もうまくいかず苦しい、体調も悪い、どうしていけばいいかわからないというお悩みへの最初のメッセージ

◯さん、私に色々教えてくださってありがとうございます。

◯さんの生い立ちから、◯さんはとても苦しんでこられたのですね。

嫌な思い、ご家族や親族からの性格や行動を否定。どんなに辛かったかと思います。

こういうことが何に繋がるかというと、◯さんが「自分自身を信じるベース(軸)を失ってしまう」ということなんです。

お母様のヒステリックなところ、いつも支配されて、お父様にも人格を否定されて、そんなの、まるで誰も支えない「人」文字のようなものなんですよ。

お母様お父様も、子供の頃からきっと否定されてきていますね。

だから、◯さんのことをそうして同じように否定してしまう。

否定することで、本当は全然違う間違いなんだけど、自分を高めた<つもり>でいるのよ。

その高見はあんまりいい足場じゃないわ。いい風も吹かないし、異臭がする。景色の色は赤黒濃い青が泥水に混ざったような感じよ。

そこに錆びて壊れそうな高見の場所があり、なんとかそこに来たから、◯さんに甘えて、自分はそこから嫌な言葉を投げている。

◯さんといる時だけは、きっとその高い場所にいられる自分なんだと思うの。

ある意味、そんなところにいるのはとてもかわいそうなことなのだけど、これだけ支えて来なかったのは、人様のご両親に言うことでないけれど、とても残念だし、頭に来るわね。

◯さんは何か悪かったかしら。何も悪くないのに、支えてくれない応援しない、肯定されない。
それなのに、立派な「人」であれと言われる。

そんなこと、できっこないのよ。

人という字を経験できてないのに、人になれますか?
私ならなれない。◯さんと同じよ。ずっとずっと、生きていることに苦しむでしょう。

永遠の満たされなさに包まれて、親がしてくれなかった愛というものがなんなのか、わかるまでさ迷うでしょう。

この意味は、◯さんが、「親以外に自分の居場所を求めていく」ということなの。今は多分その途中なんです。

それで、苦しんでいらっしゃる。
どうしてか。

それは、親以外の人に親のような愛を求めても、ほとんどの人には重くて難しいのです。

本当は親が親である役目をしないといけない。
でもそれが、欠けて人になりきれない。

寂しくて仕方ないから、他人に依存したり、スピリチュアルに頼ったりするのです。

なんとか救われたいのよ。

当たり前よ、ひとりで人になれって、そんなのほとんど無理なことなの。だから、誰か、神でもいい、支えてくれ、って思うのよ。

それを好きになった友達に求めても、結局、<軸>が友達頼り、実体のない神頼りになり、それがすーっとひいていった時にまた、寂しくて頼りたくなるの。

また私から去っていった、と感じる。

最初の寂しさに戻ってしまう。

◯さんが、何が悪かった?ただ、自分が愛されたかっただけ。

それがないから、いつも自信がなくて、緊張している。
体中が震えているわ。寒いの。
肌で空気を感じてしまうの。それが癖になってしまった。だから、自分の意志関係なく、体調がおかしい。

また、刺してくるんじゃないかって、何か言えば、刺されるかもしれないって。

失敗したくない、どうしたら、でも関わらないといけない、。
最初のベース(軸)がないのに、
精神的にはこれの繰り返しになってきてしまっている。

ご結婚できたこと、お子さんがいらっしゃることは本当に良かったと思います。

でも、発達障害に気付き、家系のこと、お子さんとの関係、更には園でのこと、ママ達から疎外されているような、そんなストレスが新たに出てきてしまった。焦りよね。とにかく、どうしたら抜け出せるのか。その気持ちがすごい。

そりゃ苦しむわよ。どうしたらいいのよって思うわよ。

それで、お子さんのことも心配なんだけど、私が感じるには、<まず◯さんの軸を整えないといけない>の。

じゃないと、結局さっき書いた繰り返し、ループに入ってしまうのね。

私は音楽の繰り返しの意味のループは好きなんだけど、この◯さんのループはとてもじゃないけど嫌だわ。辛いと思うのよ。そんなの繰り返していたら、自分の体調だってもっと過敏になるわ。

まず◯さん、だからね。

だいたい、◯さんがうまく軸をつくれば、あとは問題ないと思う。

その◯さんの軸の作り方なんだけど、ちょっと◯さんには辛いかもしれないけど、聞くだけ聞いてみて。

まずは自分の軸を、中心を整える気持ちをもつこと。

そのため、お友達を作ろうとする気持ちは今置いておいてください。

孤独だから、友達を作りたい、輪に入らなきゃ、という気持ちはすごくわかるんだけど、とりあえずその目標は「その後」です。

軸がないのにお友達と付き合うと、自分で思っている以上に頼ったり、期待したり、欲しがったりしてしまうからなの。

そういう気持ちがある限りは、お友達とは結局うまくいかない。

理由は最初に書いた、親の愛情をそこに知らずと求めてしまうから。

◯さんは悪気なんかないし、ただ純粋な気持ちなのよ。それは私わかっているわ。だから、◯さんにいじわるするために書いてないのはわかってほしいの。

順番が違うと、うまくいかないってだけ。

ただ、じゃあ、その軸はすぐできるの?って話じゃない。

私が◯さんなら、それなら早く私の軸作りたい!って焦る。早くしなきゃ、今すぐ!なるべく簡単に!って。

でも、ごめん、それはすぐは無理かもしれない。

悪い人なら言うの。

あといくら払えば私のパワーのある祈祷をしますよ、とか、このお守りを買えば、このツボを買って玄関に飾れば、すぐ簡単に手に入るよ、魔法のように満たされます、みたいなこと。

◯さん、絶対ダメよ。正気を失ったらいけないよ。

あなたの辛さは私も昔孤独だったからよくわかるの。まあ、今だって、孤独かもしれない。
私も人付き合い、どちらかといったら苦手なの。え?って思う?でも、こころではまあ、そうなのね。

でも、
こうして◯さんは私を見つけてくれたじゃない。だから、私は孤独じゃない。私にこうして相談してくれたんじゃない。
私はあなたが大事よ。だからツボ買ってとか絶対言わない。

だけど、正直、時間はかかるし、苦しいと思う。それは先に言っておくよ、ごめんね。

◯さんの軸をつくるとき、「自分はひとりの人間なんだ」と自覚することから始まります。

自分は誰かの意志や意思でなく、自分は自分、ひとりで、誰のものでもないと思うこと。

まず、ここからなのね。

自分というものがしっかりできていないと、人に頼ろうとする。

頼るのは悪くないのよ、だけど、人との関係をうまくいかせたいなら、まず自分は孤独でも大丈夫だと気付くこと。

自分以外の人も皆それぞれ<ひとり>なんだと知ること。

そうすると、お互いの木はまっすぐでいられるから、倒しあうこともないのね。

どちらかが、はしごのように精神的に寄りかかってしまうと、それを感じると、木は木で重いのね。

自分ひとりで立てるようになることは、本当は親がやるべきなの。

◯さんだって今、お子さんをどう育てていいかわからない。

けれど、いい?一緒に育ってみて。

ぐずられたら、嫌よね。イライラしますよね。

自分が愛されたこともない、その自信もないし、軸も作れないでここまできたのに、子供とはいえ、寄りかかられたら◯さんも一緒に倒れちゃうの。

だから、まず◯さんが人としての軸を作る。

それは、友達に救ってもらうんでなく、その錆びた高見で見ているご両親でなく、◯さん自身なの。

そして、愛すべきお子さん。
お子さんと◯さんは同じ。

今、せっかく機会が与えられてるの。

また◯さんは自分の嫌だった子供の時代を嫌でも思い出している。
また、繰り返しになるのだと、おびえている。

軸は作れる。

軸は時を逃したら自分で作らないといけないから、その分時間もかかるし、すごく苦しい。

だけど、「作れないわけじゃない」の。作れるのよ。

自信もてないよね。

だって、ずっと否定されてきたんだもん。わかるよ。

だけど、◯さんはこんな苦しんで私にメッセージくれたじゃない。
自分のこうなりたいっていう希望をちゃんと私に伝えてくれたじゃない。

だから、大丈夫。絶対できる。
私、サポートするから。私は味方だから。わかる?伝わる?心で感じてよ。今一緒に泣いてるんだよ。今までひとりでずっと辛かったねって。

必ず、軸を作ろう。そう意識していこう。

友達作りでなくて、たまたま目があった時、笑顔で普通に挨拶するだけでいい、そういうことから始めよう。

毎日挨拶だけでいい。

その時、目は笑っているように。

近くにいる人だけでいいから。

例え挨拶が返ってこなくても気にしないで。ドンマイドンマイ。私もそんなのたくさんあったよ。

挨拶し続けたら、だれかが◯さんに挨拶を笑顔でくれるようになる。

クラスにいる時、皆が皆、群れていないと思うのだけど、どう?端にいる人いないかな。

皆の輪の中に皆入ってる?よく見てみて。観察してみて。

もし、◯さんがちょっと自分と似てるなって人がいたら、何かタイミングがあった時に、おはようございますって、ただニッコリ声かけるだけでいいから。

話が続かなくてもいい。続けられそうなら、天気の話、気温の話をしてください。それで相手のリアクションを感じてください。

その方のお子さんの良いところを見つけてほめるのも良いですよ。

相手も同じ人間なの。
もしかしたら、わからないけど◯さんと同じような人がいるかもしれないのよ。
自分だけじゃない。
幸せな人ばかりじゃない。虐待の中育ってきたお母さんだって、他にもいるかもしれない、発達障害のことも、他に悩む人もいるかもしれない。

◯さんと同じく生きにくい人はいる。

そういう人は皆、◯さんみたいに自信がないから、ひっそり邪魔にならないようにしてる。自分からは関わらないように。

深入りも嫌がる。でもそれが、その人にとっての普通よ。

だから、邪魔しないようにさりげない話をして、さりげなく去っていく。

それの繰り返しでだんだん仲良くなるの。

それで◯さんみたいな人と、今日は本当に寒いですね、とか、その内、そのバッグかわいいですね、とかそういう他愛もない話から入って、少しずつ仲良くなればいいと思うの。

皆軸が違うことを忘れちゃダメよ。

相手の軸をはかりながら接しないと、仲はうまくいかなくなるので、寂しくても大好きでも、一緒に入りたくても、少しずつ、ね。

それで、孤独を感じても、「ひとりでも私は大丈夫!」って思うこと。

もし、思えなかったら、寂しくなったら、私と一緒にいると思えばいい。

いつも見守ってますよ。

まずは、◯さんの軸。

朝日が浴びれるなら、時間があるとき、5分ウォーキングや散歩してみて。
幼稚園の送り迎えでもいい、ちゃんと日の光を意識してやってみて。
私も同じ光や雲や空を見ているから。

すぐは解決しないと聞いて、がっかりさせたかもしれない。
だけど、私は本気ですよ。
◯さんにそれが伝わるといいなと思ってます。

読んでくれてありがとうございます。
◯さん、応援していますよ!

キュツ母

「私と同じような人が、キュツ母さんのメッセージで救われるかも知れないですから」と、◯さんがあたたかい心でゆるしてくださいました。
どうか、同じように苦しむ方の胸に、何か響いてくれたらなと願っています。