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小学2年になった娘。
IQが高くてもやっぱり発達障害だなと実感するのが、参観日です。

それで、参観日なんて私は面倒なのもあり、行きたくないし、サラッと観てサラッと帰りたい。

だけど、娘は自信満々に観てほしい、長くいて欲しいと言うのです。

前日にも、ほぼ一日中いて欲しそうに言われたけど、断りました。結局、1時間以上はいた。

小学校参観日 叱ってしまった 解決策は諦めること

それだけ、観て欲しいと言うのは、すごくできているからだと思って期待して行くじゃないですか、普通。

実際行ってみたら、全然駄目。

もう、本当に長くいればいるほど、駄目なところばかり見えてきます。

他の子供も確かに二年生だから、それなりにダラダラしたり、話したりしているし、娘と同じ傾向かなと思う子もそれなりにいますが、、やっぱり我が子は目に入る。観て、愕然とする。

あんなに観てと言っていたのに、なんなのよ!と内心腸が煮えくりかえる。

むしろ、来ないでもいいと言われていた方が、ああなるほどねと思うのが、これとは。

自己をあまりに客観視できていないということ、できていないのに、自分はできていると思っているということ。

これぞ、障害の内のひとつですな。ああだから私もか。

新しいクラスは、前のクラスと変わり、立ち歩く人もいなくなり、授業としてかなり成立していました。先生もハキハキして好感度大。

健常の子達は、どこかだらけていても、姿勢が崩れても、きちんとしなければならない場面や、指示がある時にきちんとできている。周りと同じ行動がとれる。

しかし、我が子は、と思う。

立派だなすごいな、と思える子は数えるくらいだけど、クラス全体のレベルが上がったことで、娘が今まで激しい子達の中で紛れていたことが、隠せなくなってきている。

どんなに、手を挙げても、やらなければならない指示を聞き逃したり、集中できず、先生の話を聞いていなかったり。皆も割りと集中力はないけど、心の、落ち着きがない。

私とは少し違う感じの傾向。

私は娘ができていないことに目が向いてしまい、褒めることより、叱りたい気持ちばかり出てしまう。私も気付けなければいいのにな。

同じ傾向なら、こんなもんだろと思えるところもあるし、周りもできていないじゃないかと言い返されるのがオチなのだろうけど、私は楽天的になれない。ついガミガミしてしまう。叱っても無意味なのだろうけど、言わないと、自分の行動が周りと違うことも【気がつけてもいない】から、【始まりにも到達していない】ということだし。

休み時間に娘を叱ってしまった。注意せざるを得ない感じで授業が終わったので。せめて、終わりの号令の時くらいきちんとして欲しい。それすらなってない。ちょっとショックを受けて泣いていた。

たちが悪いのは、自分がこれだけできていないのに、多分普段は人の細かいところを注意したりしていること。もう、こういうのが傾向バリバリ。できないならできないで、大人しいタイプなら、、と思ってしまったりする。

この子なりに学校では頑張っているのだろうけど、厄介だ。年齢と共に少しは緩和するとはいえ、家でも私がガミガミスパルタすると、娘の心が壊れてしまう。

この人は変なところで繊細で、取り扱いに間違うと体調に出てしまう。そういえば、入園前も不安からトイレばかり行っていたな、あれからなっていないが。私はこのモヤモヤをいつも胸に抱えていなければならない。夫が行けていたのなら、こんなに気にしないと思う。こうしてカサンドラ症候群みたいになるんだよな。同じカサンドラならカサンドラウィルソンなら良かったな、声が。いやなんの話だ。

休み時間に叱ったのは失敗だ。でも言わずにいられなかった。なんで前日私に観て、長く居てというのか、意味がわからない。わかるけど、わかりたくない。

参観日にいつも以上に頑張るということもできない、あまりにナチュラルな姿に、長く観れば観るほど頭に来るというのに、こういう子供らしさに、愕然とするばかり。

まだ荒れていたクラスの一年生のいつかの参観日の方がマシだったかもと感じる。ごまかされていただけだ。

もうわかっているのだから、期待しなければ良いのはわかってる。だって診断されているのだし、傾向は間違いない。変なところで頭が良いとか、好きなことには異常に集中とか、良いところはある。そこを伸ばすべきなのもわかる。

しかしだな、集団のこういうところは、健常の子に混じると違いに気付き過ぎて、立ち歩きこそないが凹む。凹みすぎる。

ママ観に来てと言われる内が幸せでかわいい頃だとわかりつつ、やっぱり参観日って嫌。

本人が期待させてくるところがまず失敗。次は来ないでと言われたら、ある意味成長か。

あーあ、観なければ良かった、観なければ叱ることもなかったという気持ちと、現実を改めて直視できたことが良かったというか、ああやっぱりこの子という気持ち。良かった!とうわー!を幼稚園から繰り返している。浮上って大丈夫、と思うと、その先突き落とされる。いつも複雑な気持ちになる。

そして、これが私が生きる限り、ずっとこういう悩みがあると思うと、やっぱり溜息しかでないのである。

ここまで書いて、子育てもだけど、介護とか、老後とか、不安に思うことはたくさんあるよなと思った。溜息が出るけど、まだ娘が私を好きで期待に応えたいと思ってくれているのは、幸せなことだなと思おう。

今後は期待しない。これ、昔にも書いたか。私も繰り返しのループだな。今回の参観日がデフォルトだと思って、今後は行くことにする。今回より悪いことはないだろう、、と思うのが既に期待か。それを捨てないと!捨てて褒めないと、、ハードルを低く低く。、、はぁ。元気出せ自分。