昨日、ちびまる子ちゃんをたまたま観たんだ、、
そこにちょっと悩んでいた自分の親としての気持ちと、子供の気持ち、両方思い出して、何かがわかった気がした。
ちびまる子ちゃん、お母さんに怒られていたの。
散らかしてばかりのおもちゃがきっかけで、ガミガミガミガミ、次々色々思い出したように叱られまくるまるちゃん。
しかし、頭の中は上の空、、、。
早くお説教終わらないかな~、あれーまた違うこと怒っているよ、、あーあ、こりゃ長引くね~、、、。
みたいなことをひたすら思っているわけ。
お母さんが最後の方で、わかったの!?まる子!!みたいなことを言った時、まるちゃんがたまたま?「はい!」といって、途中から考えていた探し物か何かしようとしたら、散らかしたおもちゃを片付けているように見えたみたいで、
お母さんが、「やっと私の気持ちも少し届くようになったみたいね!」みたいな、、。
(家事をしながらの聞きながらの流し見なので、違うところあったらすみません)
そこは気持ちは全く伝わってないけど、お母さんは妙に嬉しそう、満足げなわけ。
つい数時間前、同じようにイライラガミガミした私。
それで怒られていた娘と同じ状況だったんだ。
それで、娘がガミガミ言われたことに対して、ちょっとふてくされるような雰囲気だったため、更に雷を落としたっていう状況だったの。
でも、ふとちびまる子ちゃん観たら、なんか笑っちゃった。子供ってこんなんだよな、って。
お説教を真摯に受け止める子供ってよっぽど親の言いなりになれるくらいの素直すぎるまじめな子だよね。
きっと、怒られたことを疑問にも思わない、もしくは思わせてくれないくらいの。
私が子供時代、「自分」としての意識ができ始めた頃、親にそこまでガミガミ言われるほど向かい合っていなかったけど、何かしら意見の食い違いがあったとき、親の言う通りだな、って素直に思えていたか?自分は?って。
おもしろくなかったよな、って。
所詮親なんて自分のことはわかってくれないし、すぐ押さえつけて押し付けてきて、って。
思ってたよ。思ってた。
やっぱり何かにつけて、頭ごなしになっては良くないし、子供に長時間ガミガミ言ったところで、まるちゃんみたいに皆早く終われ!って思っているだけなんだよな。
それが素直な気持ちで当たり前なんだよ。
校長先生のワケわからない長い話とかそういう感覚なんだろう。それがこわくなったバージョン。
まるちゃんって小学生でしょ?たしか、、それであれなんだから、3歳に真面目に聞け!って長時間説明してもはっきり言って無駄でしかない、、、、
それこそ自己満足の世界。
言ってスッキリした!!、、みたいな?
それでそんなにスッキリしたかというと、、しないんだよな。してなかったんだよ。
長時間文句を娘にぶつけても全然スッキリしないんだよな。
例えその場で「はい!」とか「ごめんなさい」とか、言われても、言えば言った分だけ、モヤモヤしたまま。。
まるちゃんのお母さんみたいに勘違いでも満足すれば良いのかもしれないけど。
これって悪循環だし、無意味だし、娘にも悪影響。
でも、やっぱり散らかしたおもちゃやお母さんのガミガミしたい気持ちもめちゃくちゃわかったわけだ。
私も誰かに怒られるの嫌いだし、叱る時もだんだん怒るに変わって、でも好きで怒っているわけではないんだよな。
怒るの大好き、って人はあんまりいないよね?
怒ることってすごく体力いるし、疲れるんだよ。
まあ、この流れ、なるべくしてなって、聞いてウンザリな方の気持ちもわかるっていう。。
客観的に見るとこんな風なんだな、、って、ちびまる子ちゃんを観て気付けたんだ。
あー笑った。
なんか全部馬鹿馬鹿しくなちゃってね。
あ、良い意味でね。
叱る時は簡潔に、そして娘が真似しても嫌な言葉かけにならないように気をつけねば。
特に娘は今、言葉に関しては意味も理屈も使い方も正確にはわかっていないが、スポンジが水を吸い込むごとくすーっとどんどん吸収していっている感じなんだ。難しい言葉でも素直に吸い込んで頭に入れている。。こっちがこわくなるくらいの純粋さだ。
だからこそ、その覚えたての言葉にカチンとくることも多々あるが、3歳なんて悪意なんてほとんどなくて、深く傷つけようとか、いじわるしてやろうとか、そういうことでは決してないんだよな。
自分が同じこと言われても良い言葉を選んで叱らねば。
反省ばかり。
観られて冷静に納得できた。親の気持ちも、子の気持ちも。