続っ、、、違う。
属っ、、、違う。
俗っ、、、違う。
族っ、、、違う。
ゾクッ、、、これだ!
ハアハア、長かった。
やばいんです、、朝起きたら腰がゾクゾクするのです、、、。
あたためないと危険なやかん、、じゃなくて、予感がします、、。(既に熱あるんじゃないか?)
では早速、この背肉をあたためていきましょう。
まずは、塩故障、じゃなくて、塩コショウから。
ねえ、なんで料理されてんの!?
だって、、この背中側の肉をどうせあたためるなら、減らしたいかな?と思って。
、、確かに。ここには背脂がすごいしね。美味しそうだしね。実はここのところ、ずっとダイエットと言いながら、食欲には勝てないでいるし、だいたい食べ物は美味しすぎるしね。
私と歳が近い友達は、牛脂ダイエットなる不思議なダイエットを1年続けて、見事に10キロは痩せていてびっくりしたけど、動物性のアブラのみを良しとするなんてどういう仕組みなのかとダイエットの様々に驚くばかりだし、家族とは別に自分の食べ物を用意するという、その意思の強さに激しく感動してしまったのだけど、自分がそこまでできるかといえば、できない。
ただ、牛脂のスープ、超飲みたい。それだけだ。
小学生になって、送り迎えしなくて良くなってから思ったのは、あの幼稚園の行き帰りというのは、立派な運動になっていたのだということだ。
そして、歳をとってみて思うのは、体型を維持することの大変さだ。
多分、もともとの骨格や持って生まれた体質のような、ある程度の素質みたいなものはあるとして、この凡人の妊娠からの身体の変化というのは容赦ない。
思えばこの8年、体重の増減が激しかった。
それで現在は、こんなに背中に肉って付くのねという悟りまで来たのである。そんなのは悟りたくなかった。
牛脂ダイエットに影響されて?、私は最近良くスープを作っている。スープっていう一言で、どんなものを想像するかは人それぞれなのだろう。
一昨日も、私は鶏肉のスープを作っていた。
ちょっとさっぱりさせたくなったから、野菜たっぷりの中にセロリを刻んで入れてみた。
だいたい私は普段レシピを見ない。思いついたらやってみるタイプだ。見ないで作れるほど腕はないくせに見ない。家族を失敗に巻き込むタイプだ。こうなると毎日がスリリングである。成功して、また同じものが食べたくなっても材料や分量が適当だから二度と同じものは作れない。たまたま成功したらミラクルだ。あらゆる面の雑さというのが際立たった円グラフだ。そういうのは性格まで乱雑だといっているようなものだし、思い出せばセロリも乱切りだったかもしれない。
野菜の切り方にもセンスがあるのだなと思う。
きっかけは夫だ。普段作るのは私だが、たまに夫が作る時、たまになのになんでこいつはこんなに野菜の切り方にセンスがあるんだろうと悔しくなる。
このセンスの部分を言語化するのは非常に難しいが、同じ材料で私が作ってもできないと断言できる。
ただの野菜炒めでもこんなに違うのかとびっくりさせられる。
料理が上手い人というのは、きっと味もそうだけど、そういうセンスがあるんだろうなとわかった。一生懸命真似してみるけど、作る回数より向こうのセンスが優っていると実感している。
それで、その方向音痴+料理音痴の私は、鶏肉のセロリスープに、お酢を入れたくなった。
私は酸っぱいものが結構好きで、昔は黒酢をストレートで飲むほどだったが、さすがに薄めないのは雑過ぎで、胃が痛くなるからやめてしまった。オススメできない。
入れたくなったのに、穀物酢があるはずだったのに、探しても探しても、ないことに気がついた。
やめることはできない。もう口の中が絶対に酸っぱい方が美味しいと言ってきかない。
探す内に、何故か寿司酢だけは3本!もあるということがわかった。
こう書くと、どれだけ家で酢飯をしているのか?と思われるかもしれないが、全然なんだ。だから意味がわからない。酢飯にしようとする度に寿司酢を買いに行ったとしか思えない。馬鹿だ。雑な上に忘れっぽいのだ。
特にここ最近の忘れっぽさはやばい。口癖はアレなんだっけ?になったし、ドッコラショと言うことが増え過ぎてドンブラコと流されて、このまま加速していきそうな気がしている。
物忘れもだし、言い間違いもひどくなってきている。
心に思っていることとは違う言葉が口から出てきて、何かの神経がどこかで切れてしまっているのでないかと接続を確認したくなる。私はWi-Fiに繋がっていないのだろう。ADSLのままなんではないか。
知ったかして書いてみたけど、その回線がどういうものなのかなんて全くわからないんだ。
この間も、テレビでとある夫婦が出ていて、娘が「旦那さんが歳下ということもあるんだ?」と聞いてきた。
子供にとっては、自分の父母がスタンダードだし、様々な恋愛事情なんてもちろん知らないことなので、純粋に聞いてきた。
うちは夫の方が歳上なので、娘にとっては新しい発見だったのだろう。
私が、そういうこともあるんだよと返事をしている時、画面にちょうどその方の奥さんが出てきたので、確認しようとして「この奥さんいくら?」と娘に聞いてしまって爆笑した。
酷すぎる。いくら?じゃなくていくつ?だろ!失礼過ぎる!!人の値段を聞くなんて!人に値段はつけちゃダメだろ!!親として一番いけない言い間違いだろ!!
だけど、、、潔白だ!信じてくれ!私は心では、いくら?なんて人を思ったことはないんだ!!勝手に呂律が悪くなって、思いもしない言葉が出ちゃう時があるんだ!ここ数年増えてきたんだ!このままおばあちゃんになる頃にはどんなになっているのか、今から恐怖で仕方ないんだ!私にもWi-Fiくれよ!?
歳を重ねてわかることが、こんなにあるとは知らなんだ。
それで(何回それたら気が済むんだ、これも歳か)、こんなに寿司酢があるのに穀物酢がないもんだから、「何でお酢がないのー?!私はメスなのに!!」っていう、わけのわからないギャグを言ってしまったために、探す私を心配してくれていた娘が、もうこの人ツッコミ入れるだけ無駄なんだな、って思ったのか、ハリセンも飛ばさずにジーッと見つめた後、無言でいなくなりました。
そして私は、こうなったらーーーエイヤ!と、思い切って寿司酢をスープに入れてみました。
そうしたら結構美味しくできたのです。
ところで、寿司酢と穀物酢の違いって何なんだろう。
出直してきます。