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前回の続きのような記事ですので、もし、読んでいない方がいたら、こちらを読んでみてください。

前回、私の理想の親像は、
基本は一緒にいて楽しく明るいが、ダメなことはビシッと叱ってくれる。そして頑張った時はきちんと褒めてくれる。というものでした。

ポイントは基本は楽しく笑顔があること。
さて、これにはどういったことを意識すれば良いんだろう、ということだったんだけど、二歳前からだんだん子供って難しくなりませんか。
イヤイヤ、反抗、頑固、どんどん畳み掛けるように。

親も明るく楽しく笑顔になりにくくなってきます。

そうすると、前回①のいつもダメ出しで笑顔もない上司みたいになってしまうんです。そうするとだんだん指示やお願いが通りにくい悪循環になってしまう。

私は子育てで尊敬する保育士さんのブログで、「くすぐり遊び」を教えていただいて、自分の娘に実践するようにしたところ、時間はかかったけれど、やっていて良かった、本当に効果があったと実感したので、ここでも紹介したかったのです。

児童館や、行きなれない場所では、赤ちゃんの頃から緊張感が強く、くすぐっても最初は上記の場所では真顔(もしくは大泣き)だったのが、三歳の今では良く笑う子供になりました。家でもくすぐり遊びの時は大声で笑います。
やらなかった頃より、親子関係は明るくなったと思います。

くすぐり遊びは、こちょこちょ~と親も笑顔で、子供をくすぐるという、なんとも簡単な遊び。

親の気分の良いとき、ほんの数分のことだから、苦じゃない。
毎日しなくても大丈夫だし、気付いた時でOK、初めはいやがったり、無表情の子供もいるかもしれないけど、気付いた時に続けていけば、その内、子供の方からこちょこちょして~と催促するようになってきます。

子供が大笑いするようになったら、しめたものです。
やる前より笑いが増えて、なんだか、短時間でも、楽しく満たされた雰囲気になるのです。

もともと性格が明るく子供を笑わせるのが大好きな方もいると思うけど、そうじゃない方もいる。
これはそんな方の方が効果を実感しやすい遊びです。

気を付けるのは、
子供が何か熱中しているときにはしない←迷惑
くすぐる時に親が真顔←逆に怖い
長時間くすぐりすぎない、ちょいちょい小休止を入れる←じゃないと息が苦しい
最初何日かやってみて笑わなくても諦めない←その内笑う

かな。

たくさん子供が笑うようになると、なんだか嬉しいです。

そもそも、大笑いしたりすることは心を許さないとできません。愛想笑いとは違います。
子供は知らないおじさんに同じようにくすぐられても笑わないはずです。
が、くすぐり遊びが定着してきた頃には、くすぐる真似をしただけで、笑うようになります。そこに信頼関係があるから、この遊びで笑うのです。

いつまでこの遊びで満足してくれるかわかりません。小さければ小さいほど効果があるんじゃないかな、さすがに小学生も高学年にもなれば、きっとくすぐらせてくれないような気もします。(わかりません)

働いていて時間のない方にも、ちょっとの時間でできてとても有効だと思います。

この明るく楽しい雰囲気を作り出すことで、前回の記事の③の親像に近づけると思います。パパ嫌い、ママ嫌いなんてきっと言われません。
難しい時期で、私も本当に大変で大変で、こんなにイライラしてたっけ、こんなに性格悪かったっけ?と自己嫌悪な毎日だったけど、きっと指示やお願いも、くすぐり遊びをやらなかったときよりはましだったんじゃないか、と私は思っています。

子供と大笑いしてないな、、、なんとなく、毎日子供に注意やイライラばかりな毎日だな、と思った、私と同じような方は、是非くすぐり遊び、試してみてください。