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はっ、2020年あけましておめでとうございました。

令和元年があっと言う間に終わって、既に2年になったことに驚いています。

ここをずっと放置していたから、随分寂れました。

埃だらけ。鏡をふかないといけない。キラキラしていない。

もう書き方まで忘れているではないか。

時というのは恐ろしい。

Google様が検索のシステムを変えた後、めっきり育児鬱の記事にコメントが来なくなった。

一時期はすごくあったのに、なくなった。コメントがありすぎて書き込むまでたどり着かないのかもしれないし、私の諸々の事情や放置したことが原因であるのか、検索にもひっかからなくなったのだろう。

上位表示されるためにタイトルにありったけを詰め込む工夫や、記事に文字が多いほど良いという、そんな最近の検索対策を知らないわけではないのだが、それで本当に心や中身のあるものが上位にヒットしているのだろうか?なんて疑問にも思ったりする。
それで結構うんざりする。自分が書く時も、探す時も。

コメントが来なくなったことを考える時、悩んでいるお母さんたちはどこへ行ったのだろう?と思う。

育児鬱に悩む苦しいお母さんはこの世の中で減ったのだろうか?

そんなわけはない。

きっと、何かの解説サイトや有料サイト等、文字数が多くあり、それっぽいサイトにたどり着いているはずだ。

どうか悩みがある方が苦しみを話せる場所が、大きく受けいれてもらえる場所が、そこでなるべく傷つくことがないようにあって欲しいなと願う。

いきなり何を書いているのかと思う、懐かしくなったのだ。

とりあえず、私と娘は今元気ですとお知らせしたかったのだ。

随分久々に来てしまって、自分のサイトなのにまるで借りてきた猫みたいになっている。

おかしいな。
以前はずっとここにいたはずのに。

去年2019年の終わり頃、ふっと思い出した。皆さんにお礼が言いたくなった。
私を庇ってくださった皆さんのことを思い出していた。

コメントを書くことになれていない方々もたくさんいらしたし、内容も相当勇気のいるものであったのに、私のためにたくさんの方が勇気を出してくださって、この日常という毎日の慌ただしさの中で、私のために時間と力をくださったこと、今も思い出し、決して忘れないだろうと思った。有り難さを改めて噛み締めた。

ああ、音もなくボロボロと涙が出ています。

私にも色々あったなあと。ここで書き始めた頃とは比べものにならないくらい、本当に大きくなった娘を見て思います。

悩んでいたなあと思います。

今もそれなりに子育ての悩みはあるけど、昔の重さではなくなりました。

本当に楽になったなと思う。

お風呂にもトイレにもゆっくり行けなかった、眠ることもできなかったボロボロの日々に比べたら、ひとりでいられる時間がつくれるようになった今は、なんて自由で幸せなのだろうかと思う。

大のトイレも行けるようになったし、ひとりで友達と遊びに行けるようになったし、娘に発達障害のことも話したし、たまにはお互いにその言葉が重いこともあるけれど、私も同じだよと伝えながら、深刻になりすぎずに暮らせていること、あの時あんなに悩んで書き続けていた自分に、教えたいなあと思う。

こんなにガランとし寂れているのは、それはそれで便りがないのは、という感じで良い。

そう、私たちは今も元気に暮らしています。

娘が小さかった頃、ご飯のことを「がっふん」と言っていて、それがかわいかったから、今でもたまに「今日のがっふん何がいい?」と聞いてしまう。

がっふんの「っ」は、イメージの半分くらいのつっかかりの短さで、「ふん」は、ふを発音できないので、息を吐き出す感じになる。ドイツ語みたいな「がっふん=ごはん」だ。

娘は随分前とはいえ、自分の言葉なのに、馬鹿にされたと思うのかちょっと拗ねたりしている。未だにまるいほっぺが風船になって、少し空に浮いているのだ。

この間も学校から帰ってきた娘に、
「今日のご飯さあ、揚げパンツ、茹でパンツ、焼きパンツ、蒸しパンツ、どれがいい?」と聞いたら、どえらくキレられた。

私もあいからわずなんだ。相変わらず。

そこは普通に「焼きパンツで」と答える余裕はまだないらしい。焼きパンツってチャーハンだったの!?餃子だと思って答えたのにー!とかで、怒られてみたかったけど、まだ超女子8歳だから、バリバリの小2だから、そんな余裕なんてないから、だいたい作る時にばれちゃうから、お店の厨房じゃないんだから。

バリバリの小2だから、友達とうすら暗くなるくらいまで遊んで帰ってきて、宿題を学校に忘れたことに後から気付いて、どうしよう、とか言うんだ。

暗い校舎に何度か一緒に取りに行ったりすると、その度に、まだ8歳なんだな、とか思う。

教室の明かりがついていて、先生はまだ仕事をしている。

挨拶をして、忘れた宿題を持って帰る途中、先生は怒ると怖いだろうけど優しいお顔だねと言うと娘は、
「でもママもすごくいいお顔だよー、優しそうだし、明るいし、なんとかで、かんとかだしー、」と、すごく色々止まらなくなって言うから、
「そんなにほめてくれるの?あんたええ子じゃねぇ、、でもそれってかきん、、、課金してない?、借金して、課金してない?」と、無料かどうか念入りに確認する母に、娘は「してない、してない!」と慌てて返してくる。
言っている意味がわかっているのかいないのか、私までちょっと浮かせてくれちゃったりするのだ。

借金して課金しちゃったらさ、大変だからさ、どこまでもいってしまうと母は思うからさ、やっぱりそこは大事にしておかないと、と思うわけ。

なんの話だっけ。

ああ、2018年末から色々ここもありましたけれど、本当にお恥ずかしい限りでした。
頭はこのようにおかしいままですし、レモンの歌詞も未だに間違え続けるので、馬鹿もひとつ覚えるのだと信じて疑いません。

なんだか随分懐かしいなあと、ここに来て思いました。

皆さんがお子さんたちと楽しく暮らせているといいなと思います。