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オムツが夜間も取れて、、というか、夜もオムツをはきたがらなくなり、意志を尊重して1年、、。

もう、1年たったのか、、!

トイレトレーニングと反抗期のダブルブッキングは、母としては本当に心がそわそわして落ち着かなかった。

外出先でも娘が漏らすんじゃないかと、いつもヒヤヒヤしていた。持ち歩くバッグの中には必ずオムツ1枚入れて歩いた、あの日々、、。既に懐かしく感じる。

1年前、パンツに目覚めた娘は、やはりオムツよりパンツが好きで、夜のみオムツだった期間も多少あったが、その内、寝るときもパンツがいいとなったので、私はその気持ちを尊重した。

パンツがいいと言い張ったが、やはり最初は夜はたまにおねしょしてしまっていた。

出てしまうと、パジャマも濡れてショックなようで、エンエン泣いた。

でもそれが、娘をどんどん成長させていったようだ。

パンツになって1年、おねしょの回数は最初こそ、連続する日もあったが、トータルで10回はなかったように思う。

幼稚園入園前には夜間頻尿で大変だったこともあったが、その都度トイレに付き合い頑張ってきた。

ここのところなどはおねしょの「お」の字もないくらいだったので油断していたら、娘が久しぶりにおねしょをした。

心当たりはある。

夕食の味噌汁の味付けに私が失敗し、少し塩辛かったのだ。しかし、娘はしょっぱいものが好きなので、気付くとお椀に注がれた味噌汁を全部飲み干していた。

食事中ちょっとしょっぱかったなあ、と思っていたら、後から私も喉が渇いた。娘も渇いたようで、寝る前に水をかなり飲んだ。

そしておねしょしてしまった。娘は夜中泣いた。

ごめんね、ママの味噌汁がしょっぱかったからだ、、、簡単な後始末をし、着替えさせ、再度寝かしつけしながら、心の中で思った。

朝起きて、まだ横になったまま目を開いてちょっと微笑みながら、娘は私に言った。

「4歳でもおねしょってしちゃうんだね」

ショックと言うより、なるほど、といった風に聞こえて成長を感じた。

今や外出先にオムツを持ち歩かなくなった。

私は娘の隣で眠る時、パジャマの上からお尻を触り、漏れていないかと確認する癖があった。あの、紙オムツのカサカサいう感触と音が好きだった。

夜間もパンツになった一年前から、もうそのカサカサの音はなくなった。

つい確認したりしてしまうことも減った。

そのパンツ+パジャマのお尻を撫でて、やわらかいかなあ、ぷりぷりだなあ、もうカサカサいわないんだなあ、ってちょっとオセンチな気分になる。