
アニメたまごっちが終わった。調べると5年も続いていたらしい。
娘は3歳くらいからたまごっちもたまに見ては、何が面白いのかよく私にはわからなかったが、大爆笑していたりしていた。
くちぱっちという緑のキャラクターが好きで、いつだったか?かつてのマックでDVDが配布された際は、「それってくちぱっち…」というくちぱっちのコーナーのみリピートして爆笑しながら一緒に見る、というのを繰り返した思い出がある。
しかし、たまごっちというやつは、キャラクターがべらぼうに多くて、私も特徴のあるやつ以外、まったく頭に入ってこなかったが、娘は意外と覚えることも楽しんでいたようだ。
そんなたまごっちが終わり、放送前からさんざん宣伝されている、「ヒミツのここたま」というアニメ。初めて見たときから娘のくいつきは良く、早く見たい!となっていた。
先日おもちゃ売り場に行った際、もうここたま専属のおもちゃコーナーができていて、娘よりずっと大きい、おそらく小学校低学年くらいの女の子もそのコーナーを見て、「ここたま、かわいーーー!」と言っていた。
なんだ、このここたまというやつ、妙に子供の心をくすぐっているではないか。
ここたまのカタログがあったのでいただいてきた。
その日から、私は寝かしつけの際、このここたまのカタログを週の半分くらいは読み聞かせしている状態である。カタログの読み聞かせって…。
確かにコンセプトは面白い。
モノには神様がいて、モノを大事にしている子には神様みならいが現れてヒミツの契約をして、親に内緒で一緒に生活するという流れみたいだ。
まずたまご。このたまごというやつは、子供心を妙にくすぐる。昔、このブログでガチャガチャの魔力について書いた時も同じことを書いたが、自分がたまごだった時代をよく覚えているから、あのたまごのようなガチャガチャが好きなんではないかと。まさかの原点回帰まで想像してしまった。子供ってまるいものが大好きだものね、あのボールプールとか、私には意味が分からないし。
ここたまは神様見習いがたまごから生まれるというシチュエーションのようで、おもちゃも完全にたまごでした。このたまご路線は成功につながるかもしれないと思った。
たまご大好き娘、かわいいを連発。ピンクのメロリーとかいうやつが一番好きらしい。次が紫のキラリス、その次がおシャキらしい。黄色のモグタンもかわいいと言っていた。
しかも子供はヒミツが好きだよね。なんかヒミツって言葉自体にググッとくるものがあるもんね。急に大人になったようなさ、特に幼児にはね。
そして、子供が好きな魔法のことばがあるみたい、この辺もうまいなーと思った。「ここんぽいぽい ここったま!」
更に極めつけはシルバニア感覚のおうち。ここたまハウスなる他のお部屋と連結可能なものらしい。しかも、シルバニアよりカラフル。シルバニアとこえだちゃんのおうちの中間といった感じか?
家具セットまである。
娘はこのメロリーのこびんのおへやなるものが欲しいらしい。
まだアニメすら見ていないのに、こんなに欲しがるなんてちょっとびっくり。
アニメの根底にある、「モノを大切にする」というコンセプトは親目線から見ても好感が持てる。
ここたまもいつかたまごっちのように、キャラがどんどん増えてごちゃごちゃ状態になるのだろうか?
さて、アニメはどんな感じなんだろう?10月1日の放送が楽しみだ。