インターネットが浸透したことは感謝したいことのひとつだ。
子育てにおいてもあらゆる情報を手に入れることが可能になった。
発達障害という言葉が聞かれるようになったし、私のように、それに関して自分や娘も該当するかもしれないと思う方も多いと思う。
発達障害かも?と助けを求める声への対応の遅さ 改善を望む
大人になって気が付く方も多いと思うけれど、問題は今困っている子供です。まだ脳がやわらかです。チャンスはあるのです。それには理解者の存在が必要です。
年々その数というのは増えていると言われていると思いますが、そこに対する間口というのがあまりにも狭すぎます。
しかも、一度そこに助けを求めてみたことのある方はご存知かと思うのですが、時間がものすごくかかります。
下手したら支援に行き着くのは一年待ちです。数ヶ月、半年はザラです。そういう世界なんです。
それで、子供の一年というのはすごく大きいのです。親御さんはそこに行き着くまでに苦悩しているし、ものすごく勇気を出して連絡しています。
それなのに、なかなか支援に結びつかない。そういう現状があります。
その支援が受けられるまでの時間は、もちろん支援なしです。やっとの思いで決心して連絡しても、そこまでの間、非常に辛い思いをします。
例えば、小学校に入ってからも同じです。あれ?我が子はもしかして、こういう支援を受けたほうがうまくいくのでは?と思った時に、学校等と連携することになりますが、そこからが遅い。
なんでこんなに時間がかかるかといったら、そういう知識のある専門の方の不足と、現在の状況が昔と変わっていないからです。
これは、はっきり言って問題です。
子供たちには理解者が必要です。その理解してくれる場所が少な過ぎる。子供が困っているということは、親も困っています。
この状況を早く改善していかないといけません。もっと間口を広げるべきです。
例えそれが、後からやっぱり違ったとなっても良いではないかと私は思います。変な話、その存在がもっと気軽であっても良いと思うくらいです。
理解者の存在を増やしていくことに何の不都合もないです。せっかくお願いしたいという親御さんがいても、簡単にはその支援にたどり着かない。棒に振る時間が長すぎます。
子供を守ることは何も料金を無料にすることだけではないです。もちろん利用する側としてはお金は安いほうが助かります。しかし、援助はお金だけではないはずです。現実を見てください。(主婦がパートにパっと行って25万?とんでもないですよ。いい加減にしていただきたい)
多くの親子が苦悩しているこの現状を早急に改善し、早い支援が受けられるようになることを心から望みます。