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ある雨の日。三歳娘の優しさ【育児 笑った話】

雨の日に外出するのは、親の私としては鬱陶しい。

私には鬱陶しい雨の日も、娘はいつも楽しそうだった。

そういえば、初めてカッパと長靴で公園に出かけた時、嬉しすぎてはじゃぎまくって水溜まりにバシャバシャ足踏みしすぎて、長靴の中に水が入って、気持ちが悪くなって、泣かれたりしたこともあったなあ。

公園の鉄棒に水が連なっているのを見つけて、不思議そうにじっと見つめたり、触ったりしていたな。

カッパに水があたるのも楽しい、そんな頃もあったな。

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あれは一歳半過ぎだったか、、。
懐かしい。

2歳前に初めて西松屋でピンクの小さな傘を買い、初めは全く傘の意味などないさし方をしていたのに、、いつの間にかカッパなしで、傘だけで外出できるようになり、、

幼稚園に行くようになって、そのピンクの傘がだいぶ小さくなったので、新調した。
娘好みのフリフリがついた花柄の傘。その店では高い部類、でも、一度一目惚れすると、私の誘導など一切耳に入れてくれないから、買った。
制服とランドセルが濡れないようにカッパも新調した。
相当お気に入りになったようで、それは良かったのだが、家の中でも傘をさす始末。

そんな頃、娘が楽しみにしていた雨が降った日。

道路のはじっこ、なるべく邪魔にならないようにしながら二人で歩く。傘の日は手を繋ぐのも難しい。
ふと娘が膝を曲げてしゃがむような格好で、傘を斜めにさして止まった。傘に自分がほとんど入っていない。


「なに、?どうしたの?」と聞いてみた。

娘はお気に入りの傘が使えて顔からワクワクと聞こえてきそうな顔で、
葉っぱさんに、傘さしてあげてるんだよ

見ればそこにはアスファルトから葉っぱが生えてきていた。

おおお!なんとも三歳らしくかわいい発想ではないか!私は思わずニヤニヤしてしまう。

そんな私の反応がわかったのか、娘が続けて言った。

「葉っぱさんが雨に濡れて枯れないようにしてあげてるの」

、、、、、
娘よ、多分今葉っぱさん苦笑いしていると思うぞ。

葉っぱにとっては恵みの雨、そんなこと知る由もない娘の、ちょっとした優しさと純粋さがかわいいと思った。



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