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幼稚園に行き始めてしばらくした頃、ちらほらお友達の名前が出始め、いろいろへーなんて思っていた。

その中で何かその男の子のことを話す時の娘の感じが、母の私には何かひっかかるものがいつもあって、、。

もしかしたら、、まだ4歳なのに、年少なのに、、まさかこの子好きな子ができたのか?と思った。

仮にP君としよう。

P君のことを話す時、娘は何か、遠くを見ているような感じなんだ。

ある日の帰り、園庭で遊ぶと言ってしばらく付き合い、帰るよ、という頃になって、娘がハッとして、「P君、、、!」と言い、駆けて行った。

離れたところで様子を見ていると、遊んでいるP君に何か声をかけたいようなのだが気付いてもらえず、ちょっと見つめて、何も言えずに私のところに戻ってきた。

その見つめる姿が、恋している、片思いしている女子そのものの感じがした、、、!

思い切って私は聞いてみた。

「P君のこと好きなの?」

「もー!ママったらー!好きとかじゃないってー!!憧れてるだけ!」

「そうかー、憧れてるんだー、、、、、」

ガーン、、、、
なんか、、内心、ママちょっとショック、、やっぱりそうなんだ、、
憧れてるだけ!って、、、それって立派な恋なんじゃ、、?
もうそんな、憧れとかあるのね?

びっくりという思いと、やっぱり私がP君の名前を聞くたびにひっかかっていた何かは当たりだったんだ、、っていう思いと。

まだ、恋の意味もわからない娘、、、でも何かそのP君のことは他のお友達の男の子と違って、好きなんだろうなあ。

淡い、、、淡い、、、水色。

パパと結婚する!!!といつも言っている娘が。
パパ以外だとテレビのキャラクターのことが一時期好きだったことがあったが、、。
まさかリアルの、園児の男の子に、もう憧れを抱くとは!!

娘よ、、、おませだね。女子だね。

母は見届けたよ。
なかなかかっこいい子じゃない。
好きな男の子ができるなんてすごいことだよ。

淡すぎる水色以外に表現しようがない超初恋?

さてさて娘のこれからの精神的成長も見届けながら、2学期以降もさりげなく娘の話を楽しみにして、さりげなく応援していこうと思う。