子供を笑わせるアイディア、
前回の「赤ちゃんからずっと使える 前編」の記事の続きです。
いやはや思ったより長くなってきましたが、
普段自分がやっているコミカルなことを文章にするのって少し気恥ずかしいですな。
人によってツボも違うとは思う、
子供が楽しんでくれたらなんでも良いのです。
子供を笑わせるアイディア 言葉の理解が進んできたら
・あれ?いなくなった!どこ行った?
子が見えているのに見えていない演技をします。主に家の中でやっていました。かなり大げさに「あれ?○○○(子の名前)がいないなあ、どこ行った?(額に手を添えて探している風にしながら)○○○ーー!どこー!」という風に。笑いながら「ママ、ここだよ!ここ!」みたいな反応です。
・いつもと違う声を突然出してみる
何か子供のツボに入る「声」を探ってみます。うちの娘の場合はオットセイの鳴き真似みたいな、喉を鳴らすような「んぉ!んぉ!」っていう声でした。文字にするのが難しい。今でも忘れた頃にいきなりこの声を出すと笑います。その声を出しながら、顔をだんだん近づけていきます。
注意すべきはリクエストが増えた場合、変な声を出しすぎると、喉を痛めてしまうことでしょうか。
私は娘が1歳代いないいないばあっ!のワンワンうーたんの声真似を1時間位要求されて喉が荒れて声がかすれたことがありました。1歳2歳の「もう一回もう一回」地獄はへとへとになりますね。子が喜ぶから頑張っていたのだと思うけど、ほどほどにして気をそらせるのが良いかと思います。(うちの娘みたいに拘りになって、しつこいタイプだと気をそらせるのも大変ですけどね、特に幼少時は、、)
・替え歌を歌う
もうとにかくはちゃめちゃでいいのです。なんの歌でもいいけど、子供が知っている曲がいいです。アンパンマンならその歌の歌詞の部分を適当に、すり替えて言葉遊びです。「きょうは にんじん料理 たーべたいなー!」みたいな適当な歌です。
私はとにかく替え歌は良く歌いましたね。3歳くらいまで、家で音楽をかけようとしても怖かったみたいで、固まったり不機嫌になったりで、好きな音楽すらなかなか聴けなくて。音に過敏に反応していた子でした。なので、私は良く自分で歌ってリフレッシュ?していました。
今でも娘のパンツを干す時は思わず「(早いテンポで)パンパンパンパ!パンパンパパンパン!」というリズム歌を首を振りながら口ずさむのが日課ですが、娘はそんな私にツッコミも入れないくらいシラーっとしていて、それがまた私の中で面白いと思うポイントです。(ずれてるかも、、)
娘はとにかく言葉が早かったけれど、いつだったか、2歳後半3歳あたりからか自分のオリジナルソングを歌ったりしていたり、4歳位からは替え歌に替え歌でツッコミを返してくるようになりました。あほな家族ですね。
でもメロディーに言葉をあわせてのせて歌うって結構高度な技?だと思うんです。知育にもいいかなと思いますし、もし、語呂がメロディーに合わなくて、失敗しておかしくなっちゃってもそれを笑いにしてしまえば良いので気楽に歌ってみてください。
・わざと言葉を途中でやめてみる
通常の会話の中で「どういたしま」とか、言葉を途中でやめてみます。予想外のことに、子は「え?」ってなります。思わず「『して』、が足りないよ、どういたしまして、でしょ?」みたいなツッコミが入ります。
しょうもないオヤジギャグのようですが、子供の頭の中では、あれ?何か違う、何かが足りない、と瞬時に考えます。おバカだな、と笑えながら、脳も鍛えられちゃいます。
ハイキングウォーキングのネタの「すみますみませんすみま」もたまにやります。娘は微妙な反応でちょっとキレ気味な笑いです。
・絵本の読み方を工夫する
5歳の娘はもう自分で本を読むことができますが、これは読んで読んで読みまくった慣れ親しんだ絵本でしてください。初めての絵本の読み聞かせではしません。初めての時はやっぱり真面目に読みたいし聞きたいと思うのです。
例えば、「あいさつ」という絵本があったら、タイトルを読む時、なんの前触れもなく、「つ、さ、い、あ」と逆さま読みしたりします。あれれ、違うよ、みたいな笑いです。平仮名が読んだり書いたりできるようになると、違いに気が付くことができます。
絵本の冒頭の部分を読んだら、いきなり最終ページに飛んで、「おしまい!」みたいなことも。え!!早!飛ばしすぎ!というアイディア。
あと、ありえない部分で言葉を区切って読む。例、「しろくまちゃんぱんかいに」という絵本なら、「しろくまちゃんぱ んかいに」とか、「しろく まちゃんぱんか いに」みたいな。面白そうにわざとらしく読むのがポイントです。
しろくまちゃんと書いてある部分を子供の名前にいきなり替えるのも、意表をつくようです。一旦笑わせたら、その後はきちんと最後まで読みます。
・もう何度も見たものを「見て!見て!」うるさい時は、子供の目をわざとらしく真剣に見つめてみる
前編に書いた、忍たま乱太郎のエンディングで3人が池に落ちていくところがツボで大好きな娘。もう何回も何回も見ているわけで、こっちは飽き始めています、正直鬱陶しいですよね、。
そんな時、「見て!見て!」と言われたら、ものすごく真剣な顔をして、テレビを見ずに娘の目をじーっ!と見つめます。娘はテレビの画面を見て!ってなりますが、そこは大真面目に娘の顔に更に近づけて真剣に見つめます。ちらっ!と一瞬テレビの方を見ても更にじーっと娘の目を見つめると「こっちじゃないよ!向こうだよ!」って感じで大笑いします。
・歯磨きの時に違うところを磨く
これは怪我に注意です。(自己責任でお願いいたします)
仕上げ磨きの時に、さて、歯を磨くぞという体勢になってから、「どれどれ?歯はどこかな?」と言って、ほっぺなどをこしょこしょと歯ブラシで優しく擦ります。娘は違うよ!と言って初めての時は爆笑していました。
長々と書いてきましたが、こんな感じで、できる時だけで良いと思って娘を笑わせてきました。
娘は5歳で軽度自閉症スペクトラム(アスペルガー)と診断されましたが、赤ちゃんの頃泣いてばかりだった娘も今は日常で笑いスイッチが入りやすいよく笑う子になったと思います。
おそらく小学生くらいだとまた全然違うのだと思うのですが、幼少期に笑いを意識して楽しい雰囲気作りをしておくと、今後も良いスパイラルがあるのではないかな?と思っています。
笑わせる気分になんてとてもなれない!っていう日も私には多々ありますが、大変だからこそ親も子もできる時だけでも笑顔でいられることを意識して、緊張をゆるめ、これからも娘の自己肯定感につなげていければいいなと思います。
親子共に素敵な笑顔が増えますように!