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育児において自己肯定感が大事だと私は思っているが、

ちょっと色々考えてみたら、

自己肯定感って生まれつきの才能である場合もあるなと。

親が何をどう言おうと、

俺最高!私最高!絶対ポジティブ、めげない、凹まない!みたいな人は、生まれつき脳の中にそういうのを持って生まれてきていると思う。

(極少数かもしれないが)

育児 自己肯定感を高めるには子供の内が大切と思う理由と持論


自己肯定感を根拠のない自信みたいなもの
と考えてみると、

生まれつきびくびくしている、周りに敏感な性質だと、生まれつき俺最高!の人より、自己肯定感は低いと思う。

生まれつき自己肯定感が高い人は、下手したら、ここから飛べると言って、崖からも飛び降りかねないくらいのポジティブさだ。

これは例えば、親の育て方でどうこうしようと思っても、3分の1くらいはどうにかなるかもしれないが、

半分以上はどうにもならないと思った方が良いと思った。

親がいくら自己肯定感について頑張っても、高める限界はあるのかもなと思ったんだ。

ただ、ないよりあった方が良いのが自己肯定感で、

自己肯定感を低くすることは親次第ではどうにもなると思う。

揺るがない絶対ポジティブ(自己愛)を持って生まれた場合を除き。

幼児の頃からお前なんかダメだ、ここがダメだ、大嫌い、愛していない、って、子供がどんなに努力しても親に言われ続けた場合、存在を無視され続けた場合、

自己肯定感をまあまあ持って生まれてきていても、簡単に下がっていくと思う。

私のことを書けば、姉妹の愛情差別、プラス、努力して褒めてほしくても、必ず悪いところを言われていた、褒めてもらえなかった、これで、完全に自己肯定感は下がっていったし、

思春期以降は自分なんてどうでも良くなり、犯罪こそしなかったけど、大げさに言えば世界を恨んでいた。

明るくなかったな。どんどん暗くなったし、何も面白くなかった。

自慢に聞こえたら申し訳ないけど、通知表や偏差値という、人をランク付けするものの成績が良くて、先生や周りの大人がびっくりしていた頃も、

幼少期からの積み重ねで、心のどこかで醒めていた。

こんなことなんの意味もないと思っていた。

私がずっと欲しかったのは母親からの愛だったから。

高校に入ったら、私にとって意味のない勉強も嫌いになり、どんどんやらなくなり、バカになり不良にもなった。

親に、特に母親に愛されないと、あんなに良かったのにこんなに悪くなるのね、の典型が私だ。

だから、母親の普段の態度の積み重ねによっては、子供の自己肯定感を下げる力がすごくある!と断言する。

そして、ある程度の年齢になって、中学高校大学、

大人になってから、自己肯定感を高めることができるか?というのを考えたけど、

はっきり言って、難しいと思う。

極論を書けば、

親より愛せて、神様みたいな、教祖みたいな存在の人に、脳の隅々まで洗脳されれば、自己肯定感を上げることは可能かもしれないと思う。

悪い方にいかなければね。

あとは良い配偶者に恵まれることかな。

大人になると考え方の癖ってなかなか変えられない

子供の内が大切だと思うのは、ここ。

そこそこの肯定感を感じることはできるかもしれないが、大人になってからでは基本遅いと思う。

自己肯定感が低く育ってしまった脳を、常に自力で高くキープしていくことは余程のことがないとできないと思う。

だから、自分に関しては、自己肯定感が低いこと意識して、根本から今更変わることができないのを自覚するしかないと思っている。

自覚することで、あ、今めちゃくちゃ自己肯定感が低くなってる!、悪い癖出ている!って気がつける。

低いは低いなりに
気がつけば、どん底までは下がらないと思う。

自己肯定感に関しては、持って生まれたものと、脳が育っていく子供の時期に、

たくさん親から愛されて、褒められて、笑ってリラックスできることが重要なんじゃないかなと思う。

そう考えているけど、自分のように娘がならないといいなと思いつつ、なかなか理想通りにはいかないけど。

全く意識しないで娘と関わるよりはプラスであると、ここはポジティブに考えようと思う。

ちなみに、今は私も親を恨んではいない。100%ではないけど。

娘を見て、こんな時にこんなことを言われていたなと悲しく思い出すことはあるけど。

母親も仕方がなかったんだと私も理解はできるようになった。

紆余曲折を経て、私もちょっと大人になり、ちょっとは親になったんだと思う。