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子供の親離れは何歳?って個人差があることとわかりつつ、あまりにべったりで苦しみつつかわいいとも思いつつ良く考えていた。

ママ、ママ、ママ。

思えばママが大好きだとたくさん言ってくれたっけ。

ずっとママ、ママではないんだ、自立させるのも役目だし、いつか娘は娘の人生を生きるんだ。

大好きだからって子離れできないのはダメだ。娘を縛っていてはいけない。

いつかその日が来たら快く羽ばたかせてあげたいという理想。

理想。

娘はママ大好きでもちろんパパも大好きで。

もう立派に6歳の年長になった。

友達ともうまく関わるようになり、友達との世界を楽しむようになり、今は一番それが楽しいと思うようになったみたいだ。

徐々にそうなってきていたのは感じていた。

年中後半あたりからはは園行事に私と行っても、お友達とどんどん先に行ってしまって。

年少の頃とは考えられないくらい親離れしたなと感じて少し寂しく思ったりした。

年長の今、急にもっと寂しくなった。

今までは幼稚園の延長保育を、行けば行ったで楽しんでいたが、自ら望むようなことななかったのに、お友達と長く遊べるという理由で嫌がらなくなったのだ。

むしろ私の体調が悪くて遊びに行けないなら、幼稚園で長くお友達と遊んでいたい、ママとの時間も好きだけど、○○ちゃんもいるし明日預りでもいい!とか言い始めた。

要するに私との時間や家での時間に飽きてきたんだろうな。

ママは体調が悪くて遊びに連れて行ってくれないし、家でもかまってくれない。友達といた方が楽しい!みたいな気持ちになった、と。

これって今までの娘にはなかったなと。

ママと一緒がいい~!と言っていた娘はもういない。それにいきなり気付いてしまった。

なんだか急に寂しくなって気持ちもふさいでしまった。

娘の気持ちが私から離れたことはある意味喜ぶべきことなのに、この気持ちはなんだろう。

まだ一緒に寝るし、一緒にお風呂も入るからまだまだ本格的な親離れじゃないんだけど、精神的に離れてきたことがはっきりわかって、今ママは寂しいです。

不貞腐れてしまいそうなくらい寂しいです。お友達の存在に焼きもちです。

結構なショックです。むかつくくらいガクンと落ちました。

娘よ、この気持ちは言葉に言い表せないよ。

今までの生まれてからの苦労を考えると、落差が激しくて。

私が必要ない世界に本格的に進み始めたのを感じた。

これは寂しいけど喜ぶべきことだし、チャンスだ。

私は娘がしつこい時ずっと離れたいと思ってきたんだけど娘は精神的にはママママママだったと思う。

今まで根っこはママじゃないと!っていうのが強かったのに、それがいきなり向こうから軽く「離れていいよ」ってオッケーになった。

いいじゃないか、離れたいと思ったことも何度もあったんだからと思うけど、いざ本当に実現するとなんだかぽっかり穴があいた感じだ。

これは娘の成長なんだ。

甘えるだけ甘えて満たされて、もういいや、もう大丈夫ってなったんだ。

私も私の人生に一歩進むチャンスでもあるんだ。前向きに考えるんだ!私!と思ってみる。

だけどやっぱりちょっと凹む。しばらく落ち込もう。人生の転機にそれくらい許されるだろう。

しばらく落ち込んだら頭を切り替えて私も娘みたいに前を向かなくては!親として成長しなくては!

こんな小さな親離れで精神的にガクンとくるんだから、娘が家を出ていくようになったと想像すると、もぬけの殻になりそうだ。

今のうちから耐性をつけておきたいけど、、どうしても思い入れが強くなりがちな育児だったからそう簡単にはいきそうにない。難しそうだ。

それは突然きた。

私も子離れを今まで以上に意識していかなきゃ。落ち込みながら決意する母6歳なのだった。