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子供というのは、突然、思いがけないことを聞いてくるものだ。

わかっているようで、いざ尋ねられると、結構しどろもどろになってしまうことがある。
私にはある。

それで、今朝はいきなり、「手玉にとる」ってどういう意味?って聞かれた。

えっ、それってどういう流れで使われている?と聞くと、大きなものを手玉にとる、らしかった。

自分の思い通りに動かす、あやつる、翻弄する、みたいなことだよと伝えてみる。

しかし、更に突っ込まれると、これをうまく8歳に説明できない。翻弄って何?とか、なってしまうからだ。

でも今朝は一応、ふーん、ってわかってくれた。ほっ。

母ちゃんにもわからないことはたっぷりあるから、あなたが賢くなって、私に教えてくれよな!教えるって、ただ学ぶより難易度高いと思うからさ。お願いしますよ、我が娘!って、自分では学ぶ気ないんかい、という残念な母親だ。

まだちゃんとわかるにはならないと思うけど、知ることは無駄にはならないね。
経験が先でも知識が先でも、知っておくことで、後からそのふたつが合致する時、これはこのことだったのか!って、モヤモヤしてはまらなかったパズルがビタン!ってはまって自分のものになる瞬間、ものすごくスッキリした時のあれに似ている。

知識と経験、どちらかだけだとちょっとまだ半分だから、両方ゲットできるとあなたのポケットモンスターになって、力になってくれることもあるんだよね。
必ず両方ゲットできるとは限らないのだけどね。それもまたいいよね。

その「手玉にとる」質問の一瞬で、「毛玉」が浮かんできてしまい、毛玉を取ったらスッキリしちゃうよね、、?なんて言ってしまう母に、毛玉ならむしろ取りたいよね、と半笑いの娘。

私は話の脱線がすごいから、呆れているのだろう。

手玉と毛玉は全然違うものだ。

同じ玉でも、
出玉だと銀か金かでは全然違うし、
味玉だとおいしそうだし、
紅玉だとリンゴだし、
にんたまだと乱太郎だし、
こだまだとヤッホーかアンジャッシュだし、
善玉だと菌だし、
ぱんつ玉だと私が喜んじゃうし、

、、
っていう。

※まて!ここまできて、アンジャッシュ間違えとる!こだまじゃない!こじまだし!馬鹿か私は!!なんでわざわざ書いちまったんだ、わざわざ、、ざわざわ、、ざわざわ、、、ごめんなさいーーーーたぶんこういうところで読んだ人がwwwってつかうものだと思う、あってる?xyz

※※しかもくっそ呼び捨てしてる!こじまさんだろうが!こじまさま!申し訳ございませんでした!今なら限定!出逢い頭の頭を2×2=4回叩いてそこから更にポイント5倍サービスしときますので、どうかおゆるしくださいいい。
駄目過ぎてXYZ(シティーハンター呼んでます)

玉のことばかり浮かんで、玉っていう字をこうしてじっくり眺めていると、なんだか右の「ヽ」を取り除きたくなってきて、
そうしたら突然逆らえない強さが感じられてきたりして。

手王、毛王、出王、味王、紅王、善王、ぱんつ王、、。

だって、キングだよ?頂点なんだよ。
ヽっていう点を取り除くだけで、こんなに雰囲気違うのか!みたいなさ。

点って侮れない!って気が付いたりするのよ。

だから、娘の不意打ちの攻撃にはドキッッとする。

良い刺激になる、嫌でも学び直せる。

多分、そういうのは子供からでなくても、どこかにいつもあって、それに気がつくか気がつかないかってことなんだろうなあと思ったりする。

毎日たくさんの気づきがあって、それって素敵なプレゼントだ。
日々、アンテナを張りっぱなしだと疲れちゃうけど、鈍りすぎないで、いつも感動していたいなあと思う。