6歳娘がお腹が痛いと言い出した。
お風呂に入って温まっているのに。
冷えてはいない、夕飯の食べ過ぎか。
どんな痛みか聞いたけど、よく原因が分からない。
トイレに行ってみたらとか、とりあえず気にしないでいたら?とか言ってみたけど、一度気にし出したら気になるようだ。
こんな時、もう寝たら治るよと言って、気にしないことが多いんだ。
だいたい本当にヤバイ時というのは、母の勘でわかる。
今回のはそんなにヤバくないと判断した。
だけど、布団の中でもお腹の痛みが気になる娘。
こんな時は、、しばし考えて、昔ながらのあれだと。
娘に今からママがお腹の痛みが取れるおまじないをするね、と伝えた。
これまで私と娘のおまじないみたいものとしては、
娘が転んだり、どこか痛いところがある時、私は「痛いの痛いのとんでけ~!」と言うあれをちょっと味付けして行ってきた(すごくおおげさ)。
娘の痛さが私の口に入ったフリをして、それをゴクッと飲み込む演技をし、「痛い!」と喉や胸を押さえ、まるで私にうつったように見せるというのを良くやっていた。
コミカルに演じちょっとした笑いと面白さで、痛みから気をそらせる、それは私なりのおまじないのようなものだったが、。
ちゃんとした?おまじないは初めてだった娘。
おまじない?って布団の中で不思議そうな声を出した。
私は真剣な顔で娘のお腹に手を当てて優しく撫でながら、「ちちんぷいぷい、ちちんぷいぷい、、」と、一番ベタっぽいおまじないを試してみた。
半分ダメ元で。
そうしたら、娘はしばらくして「あれ?痛くない気がしてきた」と言ってきた。
私は内心びっくり。
こんな子供だましで本当に効くとは!おまじない恐るべし。
「効いてきたなら良かった」と伝えたら、もう眠かったようでそのまま寝息をたて始めた。
朝になったら、昨夜のお腹の痛みなどもう忘れている。
娘にはまだまだおまじないが効果ありあり。
子供って面白いな、純粋だな。