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前回の参観日にがっかりしまくって説教しまくった話を書いたのは記憶に新しいと思います。
それで、先日1学期最後の参観日がありまして。
というか、私が子供だった時代、こんなに参観日ってありましたっけ?地域性の問題か?記憶の問題か?

今回の参観日は良かったのです。とても。
娘が得意方向の授業だったからです。

そう、あいつは前に出て輝きたいタイプ。
それで、物忘れがひどくなっている私がメモ帳代わりに使う脳を持っているので、暗記して人前で言葉でアピールすることは彼女の得意分野なのです。
だからか、非常に良かった。

もっと言えば、娘の調べたことの発表に対する、質問者が良かった。

その質問があったおかげで、発表の内容理解も深まったし、娘の良さがより引き出してもらえていた。

娘の発表だけでも頑張ったなと思えたが、質問してくれたクラスの子が素晴らしかったなあと。質問内容がとても良かったから。
その質問にさらに堂々と答えた娘も良かった。

やり取りを見た時に非常に感動した。
娘だけで成立しない良さをそこに感じたのだ。

こういうのは一人でできることでない。

娘にもあとで伝えた。発表も良かったけど、あの質問をしてくれた子がいてくれたおかげでより良い発表になっていたよと。質問してもらえて良かったね、あの質問にしっかり答えられていたのもすごかったよ、と。

この参観日で実に素晴らしい瞬間を見聞きすることができた。行って良かったと思った。

私は前回の参観の時に、終わりのあいさつが片付けと同時に流れ作業みたいになっているのが気になったので、そこだけは片付けが周りに合わせられずにいたとしても、手を止めて挨拶は先生の目を見て、先生と目が合わなくても、自分に言っていると思って最後くらいはきちんとしようと言った。それはきちんと守っていたので安心した。私が見ていない時もそうであったらいいなあ。五割いけば喜ぶべきか。

もう一つ私が嬉しかったのは、娘の違うクラスの友達が絵画で入賞していて廊下に貼ってあったのを見て、そのお友達に会った時に入賞おめでとう!と声をかけていたらしいのを、その子のお母さんから教えてもらったこと。

そして、昨年娘と同じクラスで好きな授業じゃなくて廊下に立ち歩きしていて、思わず私が声をかけた男子が、ものすごく成長していることが自分のことのように嬉しかった。立ち歩きもせず、自分なりに発表も頑張り、すごくクラスに馴染んでいる!彼らしさもありながら、努力しているのが非常に伝わってきて。いやあ、感動したな。昨年何度かお母さんとお話できたりしたので、残念ながら今回は会えなかったけれど、見つけたら声をかけたかったくらいだ。

前回の参観日はぼろくそに注意したけど、今回はべた褒めだった。
この調子で頑張っていって欲しいなと思えた日だった。