席替え、それは一大事。
席替えで居心地が変わる。
そんな気持ち忘れちゃったと思っていても、娘と話すうちに少しずつ思い出す。
そういえば、中学の頃は誰の隣だとか、近いとか、そんな事考えていたこともあったなあと。
小学校での自分は席替えをそんなに意識していなかった気がする。
だけど、娘はすごい。ものすごくそれにより一日一日のストレスが変わるみたいだ。
たかが席替え、されど席替え。
相性の悪い男子と隣になっているひと月は、私にとっても忍耐のひと月になるのだ。
何故親のあなたが?と思うかもしれない。
実際に隣にいるのは娘なのだ。当たり前だ。
小2のクラスにこんな私みたいな者がいたらおかしい。デカすぎて黒板が見えなくなるから、一番後ろ間違いなしだ。
いや、でも、むしろ行きたい。参加したい。そういう子供心、もう一度プリーズ。
娘が実際ストレスを受けてきた状況は、後から家で発散される。
親の私も毎日のようにそのストレスを受けとめないといけないのだ、それがまた厄介だ。
しかし、相性というのは不思議なもので、隣の人が変わるだけでこんなに変わるのか!というくらい違う。
同じクラスにいて同じ部屋にいるのに、隣というだけでここまでストレスなんてすごい。
大きく見て、大きく感じて流す、っていうのはかなり難しい術なのかもしれないなと思う。
この人仕方ないなあと思ったりすることは、精神が年齢を重ねないと無理な部分もあるのだろうなあと思う。
聞いて観察していると、大事な部分が自分であっていると思えるなら、気にならないような小さな部分に対して、お互いものすごく反発し、傷つけあっているのだとわかる。
当人にしてみたら、ものすごく苦痛なんだろう。
わかる、私にもそういうところがあるから。
その時辛かった、そのことをただ聞いて欲しい、あるある、そういうこと。
わかってもらえないと思ったら、余計イライラしちゃって、自分には味方もいないのかと思ったら、もっと気になっちゃって、怒りも倍増していっちゃうこと、あるある、私にも。
同じ算数の丸付けでも、隣の人が偏見持ちだと、答えがあっているのにここのマスがずれているから×、まっすぐ線が引けていないから×、とか、何かにつけて無言で×をされるらしく、これ答えはあってるけど、何がダメなの?と聞いてみても、ダメなものはダメらしい。
その人にとってそうなのだろう。しかし、その人が完璧かと言われたら、どうやら違うらしい。
その、答えがあっているのに、半分以上×をつけられる理由に娘は納得がいかない。
×ばかり、やり直しのノートに娘はうんざりするのだ。
なんだその小さい男(人間)。めんどくせー男だ。絶対結婚するな!と内心思う。
安心してください、しませんよ!とパンツ一枚で娘に仁王立ちして欲しい。
そうしたら私も、その意気だ!と安心できるから。
そのうち、自分も〇にならなかったから、その人の細かいダメなところを見つけあって、お互い答えは合っているのに×をつけあうようになる。
お前たちは何に対して努力しとるんだ!何をやっとるんだ!と、聞いているだけでストレスが溜まってくるのだ。
めんどくせー!めんどくせー!MAXめんどくせー!って叫びたくなるに決まってるだろ!
私の書くネタが古くても、ここは寿司屋じゃないから、このババア10年以上前のネタで回転してるんだ!と、ここに生類憐れみの令を適用してくれよ!令和になったんだし!
?
それで、こっちもその娘の毎日があまりにストレスフルだから、どうなってんのかと参観日に見てみれば、
?
ゴソゴソ
ゴソゴソ
お前はゴキブリか!ってツッコミたくなるくらいに、娘も落ち着きがない!隣もまあまあ落ち着きがない!
男女という性別の違いがあるとしても、結構いい勝負じゃねえか!と。
全然、嬉しくない。
褒められたもんじゃない。
結論どっこいどっこい。
どっちかが精神的に大人の器になれば全て解決するでせう!
しかし、それには相当の時間がかかるので、母はストレスを受け続け、更に、自分の娘もできていないから余計にその話を聞くのが耐えられなくて、その場ではあんまり良い指導はできないでしょう!
まずはお前が母として、丸ごと受けとめる寛大な心を持ちなさいよ、by神。
ほらー、って感じで、やっぱり娘の席替えのストレスは母にも超関係があります。
スタップ細胞は刺激とストレスを与えて突然変異したものでしたっけ?
あるかも、ここに。ホップステップ細胞。あ、ステップだった。
ステップ大事なんだ。
踏み台昇降みたいに昇り降りだけで動かないのはアレだけど、まずステップアップ目指すしかない。
その一歩一歩、大事にしていけ娘よ。
いろんな人がいるんだから。
私みたいに。
それも経験だぞ。実体験は、ただ考えるよりすごく有難い刺激なんだから!
体験あることに安心し過ぎて、何も考えなくなるのもやめてくれよ。感じる心は大切だぞ。
しかし、新しい隣の子はそこまでストレスないみたいで、ほんと良かったね。ただいま!の声が違うもんね。
良かったね、私。(やっぱりこれ)