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イヤイヤ期から反抗期、優しい言葉がけなんてほとんどできなかった私。だけど、精神的に持ち直してから、娘とのやりとりの上で注意したこと。

それはイライラしている時は仕方ないとして、自分に余裕がある時は、自分が言われたら嬉しい言葉をかけたり、もしくは、ゆっくりした気持ちで教えたりしていたこと。

何故そのように意識したか。

娘の場合、特に言葉がブーメランのようだと気付いたからだ。

本当に子どもって、親の言うことを良く聞いているし、話し方も似てくる。
だからこそ、頭にくることもあるんだと思うけど、本当に良く吸収するのね。

親から学ぶんだもんね、、、。
私は本当にダメな対応しかできていなかったから、ちょっと気持ちが落ち着いてきたら、できる時だけ気をつけた。

人からかけられたら嬉しい言葉、感じが良い言葉、かわいらしいと思える言葉、気が利いた言葉、そんなやり取りを意識する。

そうすると、何にも意識していない時に、娘がかわいい言葉を私にかけてくれたり、優しい言葉をくれたりするのだ。

見事にブーメランのように、私が我慢しながら、考えて優しい言葉を発したことを吸収し、ちゃんと別の時に今度は自分に返ってくる。

これって、意識するだけでも、ちょっとお得だと思う。
できる時だけでも効果があると実感している。

もちろん、私はできていない時の方が多いと思う。

あー、こんなにイライラして、嫌みな言い方しかできなかった、とか、カチンときて、つい怒鳴ってしまった、とか。

でも、日常、そうじゃない時もあるわけで、その時は自分のかける言葉が、結局私に返ってくる言葉だと、だから何かあった時、教える時は、ブーメランのチャンスだと思えるようになってきた。

体調が悪い時も、ヨシヨシ辛いね、大丈夫?ってやっていたら、私が辛い時も同じようにしてくれるんだよね。
何で風邪なんてひいてんの!ふざけんじゃないわよー!っていつもいつも怒っていたら、そのように学習するってことだ。

だから育児ってちょっとこわい。

かといって機械に育ててもらっても、人間味のない人になっちゃうと思うんだよな。

いつも接しているからこそ、できる時だけで良いから、こういう時はこんな言葉をかけると感じが良いかな?って言葉をかけていくのは、結局自分のためになることなんだなあって思う。