_ _

先日、コメント欄にかんしゃく時の対応の質問をいただきまして、

私がしていた対応を書かせていただいたのですが、記事にしたら悩んでいらっしゃる方のひとつの参考になるかもと思い、ここに載せることにしました。

タイトルには2歳3歳と書きましたが、私は3歳くらいから本文に出てくる対応をしてきたように思います。

言葉がある程度わかってきた時のイヤイヤ期から反抗期の方が有効かもしれません。

子供の成長の時がくるまで、あきらめて待つことも大事だと思いましたが、私的にやってみて良かったことを下にまとめてみました。

●鬱による病的なイライラが出ていたので、市販のものでなんとかしようとし、DHCのセントジョーンズワートというサプリメントを3歳くらいから(気持ちが落ち着いたら服用を減らし、最終的にはトータル1年くらい)飲んでいた。

例えばボタンが押したかった等のかんしゃくが出た時の対応

ボタンが押したかったのね、ごめんね、先に押しちゃって

まだしつこく言ってきたら、
ボタンが押したかったんだね、でももう押してしまったから、次押そうね

まだまだ続く場合、
ボタンが押したかったのはわかったけど、あんまりしつこく言われたら、こちらも嫌な気持ちになるんだよ、これ以上しつこく繰り返すと、ケンカになるよ

まだしつこく言う時は(家では)タイムアウトの方法で、安全な別室に入れて、離れて反省させる。

(外なら強制的にその場を離れます。帰れる距離なら帰宅。)

ギャーギャー泣かれても距離をとります。

泣き声がうるさい時は耳栓をし、子が落ち着いてから、なんでタイムアウトをしたか説明する。子に考えさせる

離れている時間に自分もガミガミ言いたい気持ちをリラックスさせ、落ち着いて話せるようにする。

●大人から見てダメなことは泣いてもわめかれても、揺るがずにいること。ダメなものはダメ!を一貫する。

許す時は快く許す

後から文句を言ってしまいそうなことは初めからキッパリやらせない。たまにやらせたり、やらせなかったり、を繰り返したり、ギャーギャーしつこいから仕方なくやらせる等をさせると、ごねればやらせてもらえると覚えてしまうので、大変めんどくさいが、ダメなものはダメということを徹底。

初めはすごく大変だし、すぐに効果は出ませんが、うちの娘には徐々に効果が出ました。うーん、3ヶ月くらいでだいぶ変わってきたように思います。タイムアウトの回数が減ってきます。(4歳過ぎたら、うちの娘の場合はほとんどしなくなりました)

こんなに立派そうなことを書いても、私もうまくできなかったり、気持ちが押さえられずにグチグチとどうしても言ってしまう時があります。

仕方ないと自分では自分のことを最後には許すことにしています。

人間だもの、親にも感情があります。体調も悪い時だってあります。自分を許せる人は他人も許せます。自分を許せないまま、他人の気持ちばかりを許容していてはいつかパンクしてしまう。

子育てだってそうだ。子育てなんて特にそうだ。子供の気持ちばかり許容して我慢ばかりして良い母を頑張ろうとしていても、いつかパンクしてしまうんだよ。

仏の顔も三度まで、という言葉があるように。私は仏でもなんでもないと。ただの頑張っている母ちゃんだと。だからダメな日があっても仕方ないって思うようにします。

ダメな自分を「まあいっか」できれば、娘が何かちょっとした嫌なことをしてしまった時、まあいっか、と流してあげることもできる。ダメなものはダメ!と徹底しつつ、ちょっとしたことは軽く流す。要はバランスなのかな、と。

無理なく付き合いたいですが、私も無理な時は全く無理です。(現在進行形)

育児偏差値が高い人にはまだまだなれそうにはないけど、自分のことを許してあげられるようになりたいなあと。じゃないと責めすぎて生きていけなくなる!それは困る!

反省も後悔も必要なことだと思う。だけど、必要以上に責めすぎない。ダメな母な時があっても仕方ない、そんな風に、まあいっか!次頑張ろう!と。その繰り返しでいいんだと。そんな風に思うのです。

魔の2歳児、悪魔の3歳児等と言うけれど、どうにもこうにも大変すぎて辛い時期が私にもありました。継続して積み重なってくると本当にどうにもならなくてしんどいです。

出口なんてないと思ったりするけど、子供の成長(時間)、そして、必要な場面での徹底した親の態度と「まあいっか」を続けていくことで、いつかフッと、少し前より楽になったかもと思う時がきます。

私も辛かったから、辛いと感じる方の気持ちに少しでも寄り添いたい。無理しないでいいからね。

停滞しているように見えて、地中ではぐんぐん根を伸ばして成長しているから。その成長は子供だけじゃなくて、親の方もだと私は思う。

辛くてしんどい今と、1ヶ月、更に3ヶ月後は同じじゃないと信じて。陰ながら応援しています。