昨日くらいから、咳鼻水もだいぶ治まってきた4歳娘。
私は鼻水吸いにあけくれる。
とってもとっても、黄色い鼻水がどんどん出てくる。
思えば1歳くらいから、鼻からは鼻水が出てこないで、知らず知らず耳にいってしまい、中耳炎になるタイプの娘。
鼻垂れ小僧みたいには3歳くらいまであまりなったことがなく。
鼻水がだらだら垂れていなかったので1歳頃は、娘が中耳炎になっていることに全く気付かなかった。
耳も痛がったことがなかったので、小児科では耳をみてもらうことなく、初めて耳鼻科に行った時には浸出性中耳炎の状態でびっくりした。
そこからは地獄の日々。
医者嫌い病院嫌いの娘、当時1歳半の泣き叫びがひどく、待合室では待てず、抱っこで外で汗だくであやし、先生の声も泣き声で聞き取れず、周りの人に申し訳なくて申し訳なくて。
終わったよと言っても意味も伝わらないので、とにかく病院にも、調剤薬局にもいられない。
外で汗だくで抱っこ。
しかも、浸出性中耳炎がなかなか治らなくて悩んでいた。
鼻水吸い器も暴れて嫌がり、耳鼻科以外で集中してこまめに吸うことなど困難な日々だった。
病院に週一回で良かったが、それでも気が滅入った。
行くだけで寿命が5年縮まるくらい疲弊した。
治らない浸出性中耳炎にイライラした。
この耳鼻咽喉科のままで大丈夫なのか心配になった。
結論を言えば、初めて気付いた浸出性中耳炎は4ヶ月くらいかかって治った。
長かった。疲れた。
そしてホッとした。
しかし、この娘は顔、頭の形なのか、鼻水風邪をひくとすぐ耳にいくようなので、熱を出せば小児科→耳鼻科、鼻水だけなら耳鼻科と、必ず耳鼻科に行くようにしている。
浸出性中耳炎は痛くない中耳炎で、浸出液が鼓膜の中に溜まっている状態。
だから聞こえが悪くなる。
その為に言葉を習得する前にかかると、言葉の発達が遅れたり、子どもがイライラヒステリックになったり、対人や物事に消極的になったり、、あまり良いことがない。
音が聞き取りにくいのは、それはそれは子どもながらストレスがたまることと思う。親も上記のことで、子どもか扱いにくいと感じることがあれば、親子関係も悪くなりかねない。
耳も痛くないので、幼い子どもから耳がおかしいと訴えることがなく、親が気付かないで耳鼻科にみせずに放っておけば、より治りにくくなってしまう。
おそろしや、浸出性中耳炎。
耳を頻繁に触るとか、呼んでも振り向かない、テレビに近づく、聞き返す、等、気になることがあれば、一度耳鼻咽喉科に子どもを連れて行ってほしい。
何もなければそれはそれで安心だ。
小さくてうちの娘のようにギャーギャー泣き叫ぶタイプの子どもだと、連れて行くのを渋ってしまう気持ちもものすごくわかるが、まだ一度も生まれてから耳鼻科に行ったことがなければ、連れて行くことをおすすめしたい。
ちなみに初めてこれはあやしいのかも?と耳鼻科に行った時、娘赤ちゃんの頃からあったと思われる、大きな大きな耳垢をピンセットで取ってもらいました。
あの大きさにはびっくりしたよ。
うちの娘のように鼻水がほとんど垂れてこない子どもでも中耳炎ということがあるよと、ここに記したい。
1歳の浸出性中耳炎が完治してからも、風邪をひけば耳鼻科、そして3歳前までは風邪の度に浸出性中耳炎になった。
が、どれも3ヶ月以内には良くなり、3歳過ぎたら、風邪でも、耳は大丈夫だよ、と言われることも多くなっていた。
だから幼稚園に入って、また急性中耳炎からの浸出性中耳炎が治りにくくなり、心配している。
とにかく浸出性中耳炎は付き合いが長くなりがちだし、今回は聞こえがかなり悪くなってしまい、聞こえていなかったり、聞き返したりが多く、娘が難聴になったらどうしようと、私も気が気じゃない。
しかし、思い返せば、娘は本当に本当に成長した。
1歳半時、耳鼻科であまりにギャン泣きするのに疲れきって、その道40年のベテラン保育士おばさんに、どうしたら病院で泣かなくなりますか、、?って涙目で質問したけど、「この子は自分で病気を治すところだと納得するまでは無理だと思う。」と言われてしまって、、ああ、今すぐは絶対無理なんだ、と打ちのめされた。結果その通りになった。
しかし、娘は2歳半前には、通いなれたその耳鼻科で鼻水を吸われても細いクダを入れられても、ぐっとこらえて泣かなくなった。
吸入器もきちんとこなし、入園前には先生に「ありがとうございました」なんて、恥ずかしそうながらも、きちんと言えるようになった。
すっかり耳鼻科は慣れたもので、我が子ながら誇らしかった。
この間の6月、初めて急性中耳炎になって鼓膜を切開した時はさすがに泣いた。
泣きべそをかき、声が裏返りながらも、先生に「ありが、、と、、うござ、っく、いました、、」と健気に言ったのが(私もまさかあの泣きの状況で娘が挨拶するとは思っていなかった)、待合室にも聞こえたようで、たまたま待っていたおばちゃんに、痛かったのに頑張ったねえ、、偉いね!と、感心した顔で言われて、看護師さんにも褒められた。
娘はすっかり泣き止み、私にも褒められて、挨拶できると皆に褒めてもらえると思ったのか、自信がついたのか、それからは挨拶もだんだん大きな声で言えるようになった。
あの地獄の1歳半からの耳鼻科通いがあったから、成長が本当に嬉しかった。
ずっと同じ耳鼻科に今も通っている。
昔はほとんどまともに吸わせてくれなかった鼻水吸い器。さすがに4歳にもなるとちゃんと吸わせてくれる。
自分でもティッシュをあてて3歳半くらいには鼻がかめるようになったが、まだまだ大人と同じようにはいかないし、癖なのかすぐ鼻水をすする。
すごく悩んだけど、うちは未だに口で吸い込むタイプの鼻水吸い器。
コツも掴んだから、ものすごく良く鼻水がとれるし、もう4歳だし、電動鼻吸い器を買わなくてもいってやる!という気迫で。
すごごごご!
色んな角度にしながら、上手く吸えている!と思っていたら、鼻水がとれすぎたのか、まさかの逆流!!
ごほごほ!!まさかの娘の鼻水が私の口の中に、、!
はい、完全にうつりました。
すぐ、うがいも殺菌もしたんですが、モロだったので防げませんでした、、。
次の日には喉が痛く腫れぼったく、、、ただ、私はやはり大人。娘みたいに熱は出ないし、風邪薬でなんとかなってる。
口で吸うタイプって、うつるのがネックだよね、、。
でも、私は負けない!!
浸出性中耳炎との闘いが早く終わりますように。