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雨ばかりの二学期の始まり、本当にうっとうしかったね、、。

園児を連れた道のり、サクサク歩けないし、濡れるし、歩きだし、カッパとか時間かかるし、地味にイラッとくるのを再実感、、。

しかもたまにじゃない、毎日毎日雨だったものね、、。

そんな雨の幼稚園からの帰り道、同じクラスの女の子と同じタイミングになったので、途中まで一緒に帰った時があった。

AちゃんとBちゃん。二人とも娘と同じくらいの生まれなので、皆4歳になっている。

Aちゃんはどちらかというと気が強い性格で、おしゃべりで人見知りなどもあまりしない泣いたりしない、賢そうな女の子。入園前から知っているお友達の中のひとり。

Bちゃんは初めてであまり良く知らないが、私が何度か見た印象だと、優しそうで、大人しそうな女の子。

娘も家での話の中で、Bちゃんと遊んだとかたまに聞いていたし、遊んでもらっているお友達の中のひとりなんだな、って印象だった。

Aちゃんとは不思議なことに入園前から知っているのに、好んで一緒にはいないようだ。

子どもといっても相性みたいなものがあるし、あまり気にしてはいないが、。

AちゃんはBちゃんと仲良しと娘から聞いていた。

帰り道雨ザーザーの中、AちゃんはBちゃんと手をつなぐ!といって、傘をさしながら仲良く帰って行った。私も仲良しだね~、なんて思いながら。

二人と別れた後、娘がぽつりと言った。

「私、Aちゃんに「私だけのBちゃんだから」って言われて、すごく悲しい気持ちになったの、、、」

と、しょぼんと下を向いて言われた。

出た~!女子のめんどくさいやつ!!

まだ4歳じゃないか!でも成長ってこんなもんか。年少でまだかわいらしいもんだけど、、きっと女子はグループやら、仲間外れやら、これから色々あるんだろうな、、と予感させられた一言だった。

あんまり気にしていなかったが、ここ数日幼稚園のことを話す時、遊んだお友達の名前の中にBちゃんがいなくなったのはそういう事情もあったのか?

私はちょっと娘が不憫に思って、ひとまず受けとめられました。

「Aちゃんそんなこと言ったの?、あー、それは悲しかったね、、」

「BちゃんはAちゃんだけのBちゃんじゃないよね、Bちゃんは皆のBちゃんだよね、」

あれ、、これなんか言ってみたものの、ワケわかんなくなってるわ、、難しいわ、!トンチンカン!

「○○○(娘)は私だけの○○○だけどね~!」などとふざける私。

女の子ってやっぱりこういうの出てくるよね、、。大好き!って感情が独占したい!って気持ちでで出てくるのね。

成長過程なんだろうけど、私はあんまりそういうの好きじゃないから、来ないで、とか、あっちいって、とかで仲間外れを繰り返す子にはなって欲しくないな。こう書いていても、娘は私が知らないだけで、言ったりやったりしているかもしれないが、、。

でも、実際は皆ある程度はグループになるよね~!大人もママ同士皆仲良し!みたいのはないもんね。逆に仲間外れとかも今のところ経験ないけど、、。子どもなんてもっと露骨で当たり前だよね、。

あんまり露骨な子もどうかと思うから、私は娘に遊びやら、話す時に考えさせて、気持ちを聞くようにしてはいる。

アンパンマンの仲間たちのちび人形を使って、まあ、人形ならなんでも良い、ごっこ遊びするときに、わざとトラブルを起こして、こういう時どうしたら良いかな?とか、今この子はどんな気持ちだと思う?とか、娘に聞くようにしている。

そんなことしてたって、幼稚園で娘もお友達や先生に迷惑をかけていると思う。気にしすぎたらキリがない。

女の子の成長にありがちなこと、ものすごく悩んでいることでなさそうなら、私も深刻になりすぎずに、サラッとしていたいなと思う。

大人しそうなBちゃん的にも悩みはあるだろうし、実は娘やAちゃん以外のお友達のほうが一緒にいて楽しいな、なんて思っている可能性もあるし、、。

遊んだり遊ばなかったり、何かきっかけがあってすごく仲良くなったり、自分の気持ちだけじゃない、色んな気持ちが絡んできて、だんだん人との距離感とか学んでいくのよね。

娘は私が気持ちを否定しなかったからか、私がしどろもどろの話をした後は、いつもの元気な娘に戻っていた。

娘の話をじっくり聞いていくこともこれから大事だな。今まで以上に。それが深刻なのか、そうでない、流して大丈夫な部分なのか、母親として見極めていかないといけないな。

子育てってやっぱり難しい。親が出すぎてもいけないし、子どもが苦しみぬいてやっと言った告白があったとしたら、簡単に流してはいけないし。

そして子どもって面白いね。いっちょ前にそんなこと考え始めているなんてさ。4歳にして「人」を意識し始めてきたのが皆成長だと思う。

色んな子がいる!それでいいんだ!娘にはたくましく育って欲しい。