娘、現在4歳5ヶ月、幼稚園年少。現在2学期の中盤を過ぎています。
本当に最近は昔の苦労はなんだったのかというくらい、娘に叱ることも減ったし、かわいいかわいいと思うことも増えました。
もちろんイライラすることは人並みにあるけれど、昔に比べたら穏やかな毎日が過ごせている方だと思う。
幼稚園での2学期の個人面談も既に終わりしばらく経ちましたが、特に担任の先生から発達障害では?とか、発達検査をとすすめられたりといったことはありませんでした。
では何故私が発達検査を受けようと決めたかということを、ここに書いてみようと思います。
幼稚園での娘の様子、先生からは、
ふらっとどこかへ行くことも1学期はあったけど(うちの娘だけでなく、入園当初は皆フラフラしていたとのこと)、2学期にはそういうことはなくなった。泣くことも減った。
クラスでお友達とも遊んでいるし、集団行動を乱したりもない。給食もきちんと食べているし、集中力は人よりあるタイプで、特に問題ないとのことだった。
そう、お迎えの時に見ていても、娘はきちんと先生との約束の通り、呼ばれるまできちんと座って待てている。
フラフラと立ち歩き、先生に注意されても止めなくて、というお子さんよりは一見しっかりして見える。
名前を呼ばれたら、「はい!」と元気良い返事ができる。
しかし問題はそこからだ。
担任の先生と一対一で向かい合い、ごあいさつする時に、体は先生の前まで来るのに、目線が思いっきりそらした状態なんである。
これは入園当初から疑問に思っていた。
初めは緊張していると思った。
また娘は赤ちゃんから人見知りもあったため、人見知りで恥ずかしいのかと思った。(子供同士では人見知りではなく、それは主に大人に対してあったように思う。)
だけど、人と話す時は目を見るように、と再三伝えてきた。
娘は馬鹿じゃない。わかっているはずなのだ。でも、できない。先生と向かい合うと目線がそれる。
その都度、目、と言い、軽く注意すると、少しは合ったり、合わない時は合わなかったり。そんな感じの1学期だったことを、面談でぶつけてみた。
先生との挨拶の時に目が合いにくいのが気になるのです、と。
すると先生は、確かに1学期はそういうことが多かったとは思います、でも2学期は目が合うことも増えてきたし、様子をみましょう、と。
2学期は1学期より確かに目線を意識できる時も増えてはいた。
だけど、ぱっと向かい合うとやはり先生を見ていない。あさってを見ている。その後チラッと見ることができても、母親の私からしたら違和感だ。
私から見ても、日常でも聞き分けが良くなり、説明を受け入れてくれることが増え、成長をこれだけ感じてきているのに。こんな簡単と思われることができない。
だけど、短い個人面談、若く優しい担任の先生にこれ以上答えを求めてはいけないと常識的に考えた。
私から目が合いにくい、発達障害かもしれないと思っていることは伝えた。
何か集団行動や先生から見て気になることがあれば、おかしいことがあれば、私に遠慮なく教えてくれと伝えた。
先生はむしろびっくりしているとのことだった。全然そんなことないです、大丈夫です、こちらも思ってもみなかったと。
私の考えも少し伝えた。
仮に発達障害があると考えた時に、大事なことは社会性があるかどうかだと思っていること。
皆と同じことが何かこだわりでできなかったり、先生の指示に従えず迷惑をかけたり、お友達とうまくやっていけないような、そういうことがなければ良いなと思っています、と。
先生から見た娘は、その辺は何も問題は感じないとのことだった。
少しこの親は考えすぎかもと思われたかも知れないが、ひとまず言いたいことは言えた。先生も少し娘のことを意識して見てくれるだろうと思った。
面談を終えて、幼稚園では頑張っているんだ、大丈夫なんだ、ということがわかりホッとした反面、なんだか心がそわそわした。
このままで良いのか?、と。
先生は娘の目線がそれていることは認めたんだ。
それに実はずっとカメラ目線ができなかった。
2歳半過ぎてからだったか、レンズを見て!と言っても見てくれない。あえてそらしている感じがした。
初めはイヤイヤ期、反抗期からのものかもしれないと思った。
あんまりわざとそらしているように見えるので腹が立ち、怒ったことも何度もあった。それには違和感しかなかった。
何かを説明しようとしている時、ここを見て!と手元を見て欲しい時にも目がそれていることが多い。
話している時は大丈夫なんだ。話している時は目は合うんだ。
お友達と話していても、先生にさりげなく話しかける時も、人並みに目は合うし、違和感は感じない。
なのに、先生と一対一の時に目を合わせる、カメラ目線、そういう一見簡単なことができないのが、本当に何で?って感じで。
これだけ、娘と私との関係もぎすぎすしなくなってきた、娘とぶつかることも減ってきた。
知的には周りの子より進んでいる印象だし、特に不自由は感じない。なのに、なんでできない?
やはり今までの育てにくさというのは、発達障害だったからなんじゃないか。
発達障害があるから、どうしてもできない。
それなら私も納得がいくんだ。
娘がだんだん育てやすくなればなるほど、違和感があるその様子を見て、だんだん娘は発達障害だったんだと、心の中で認められるようになった。
そう考えると、赤ちゃんの頃からの敏感さ、場所見知り、人見知り、かんしゃく、不機嫌、夜泣き、言うことを理解しない指示の通りにくさ、偏食等など、納得がいくのだ。
まだ検査を受けて診断結果は出ているわけじゃないが、娘はわざと反抗して目をそらしているわけではなくて、やろうとしてもできないんだ、できなかったんだと、今は思うようになった。
そして、今後のことを考えた時、様子を見るというままで本当に大丈夫なのか?
幼稚園ではまだ大丈夫でも、今後小学生になってもうまくやっていけるのか?
先生と目が合わなくて、説明を聞いて見ていなかったりしたら、学業にも支障が出たりするのでは?との不安が出てきた。
集団生活での娘は先生に判断をお願いするしかないが、娘を一番近くで見て、接してきて、一番良くわかっているのは私だ。
今まで発達障害じゃないか?やっぱり違う?とモヤモヤしていた時は、娘にイライラして自分も鬱になって、心理の先生に相談しても、気質だよとのことで、すぐにはわかりにくく、娘の成長もあり、苦しみながらも私は気持ちをごまかしてきたことも多かった。
今、4歳の娘と向かい合って、今後娘の良き理解者でありたいと母親として思った。
そのためには専門家にみていただいて、娘の傾向と今後を考えた方が良いと思った。
娘のことで何かおかしいことがあっても、おそらく周りの人は余程のことがないと指摘はしてこない。
私だけが判断できること。娘のために。
そんなこんなで発達検査をしようと心が決まっていきました。
すぐ診てもらえるわけではないけれど、それでも娘と私にとってはちょうど良い頃なんじゃないかと思っている。
心が決まっても、今までの日常に変わりはないけれど、今後何かあればこのブログでお伝えしていけたらと思っています。
いつもブログを拝見させていただいてます
そして 愛情を持って子育てをされてることを強く感じます
娘さんのお母さんである キュッ母さんが 誰よりも娘さんの応援団 であると思います
診断を受けようと決意するのは 娘さんを思ってるからこそ 思い悩んだ日々があったと思います
よくご決断されましたね
私も 娘と向き合い 子育て頑張ろう!って背中押されました
これからもブログの更新楽しみにしています!
>シーさん
いつもブログ見てくださり、ありがとうございます!
やっと心が決まって、そういう意味でのモヤモヤは霧が晴れたようにスッキリしてきました。
こうして応援していただけて、ありがたくてありがたくて。
これからも娘と向かい合い、共に頑張っていこうと思います。また予約など取れたら、ご報告したいと思っています。
シーさん、コメントありがとうございます!
こんにちは、二度目のコメントです。
保健センターに発達の相談に行ってきました。1時間ほど、産まれてから今までのことを聞かれて、こちらから思う存分話した!というよりは、質問の項目が多くて、答えるだけで時間があっという間に過ぎてしまったという感じでした。
「話を聞くと、やはり一度検査を受けた方が良い。」と言われ、年末に検査します。
今までの育てにくさ、指示の通りにくさは、私の育て方のせいだけではないんだと少し思えて、ほっとしています。
キュッ母さん、最新の記事も共感しきりです。母親だって人間だもの。。がんばりましょうね。
>あかさたなさん
こんにちは。なるほど、産まれてからのことかあ、質問が山ほどあるんですね!私もたくさん思い返しておかないとな、頑張らなきゃなあ。
育て方のせいではない、本当にそこですね。あかさたなさんはすごく頑張ってきたんです。私も娘が発達障害の診断が出たら、まだ覚悟していない頃ならショックがあったと思いますが、今なら少しホッとできると思っています。
年末の検査も頑張ってください。陰ながら応援しています。私も頑張ります。いつも読んでくれて感謝です。
コメントありがとうございます!
はじめまして。私は4歳のアスペルガー娘を持つ母で、検索でたどり着き、読ませていただきました。
母親の違和感や勘、それを信じて行動すればいいのですよね。
きっとどんな診断が出ても、我が子を知ってどんな育て方をすれば良いのかの指標になるかと思います。
素晴らしいご判断だと思います。
私は、娘が2歳3カ月の時に自閉症スペクトラムと診断された時はショックでしたが、慣れとは恐ろしいもので、今は全くなんともありません 笑
この子なりに成長しているのが嬉しいですし、もっと成長するためにはどうすればいいかと考えれば良いだけで、
他の子は他の子、この子はこの子なんだと心から思っています。
可愛いお子さんがますます成長されますように…
>rさん
なんとも心強いお言葉にありがたく涙しました。
どんな育て方をしたら良いかの指標、その通りですね。rさんと娘さんのように、どんな診断でも受け入れて一緒に成長していく、それが理想です。
皆それぞれ違って良くて、その中で娘を伸ばしていってやりたい、そう思います。頑張っていきたいです。勇気をいただきました。コメントありがとうございます。