胎内記憶とは、自分がお腹の中にいた時の記憶のことだ。
生まれる前の話というか。
ちなみに私自身には全く記憶がない。
胎内記憶なんてないんじゃないかと思っていた
妊娠していた時に、友人から初めて聞いた。
胎内記憶というのがある子もいるらしいよ、という話。
なんだそれ!と、少しそれにまつわる本を読んでみたりして、ちょっと憧れていた。
この子が生まれて、話せるようになったら、、私が聞いたら話してくれるだろうか?って。
話せるようになって、2、3歳が多いというので、何度か試みた。
母親とお風呂や寝る前のリラックスタイムなど、ゆったりとした時間に聞いてみると教えてくれることもあるというので、狙ってみたよ。
しかし、他の子が良く言うという、滑り台で滑ってきたとか、雲の上からママを見ていたとか、ママがかわいいと思ったから来たんだとか、そんなことは娘はちっとも言わなかった。
忘れちゃったとか、憶えてない、みたいな感じで、全然だったし、何かちょっと話してもあんまり実感がこもっていないのでこりゃなんか違うな、と半ば諦めていた。
胎内記憶なんて滅多にないことなんだ、だいたい滑り台なんて2歳くらいのお話ができる子は大好きな遊びなわけで身近だし、どれだけ信用できるかわからない。
なんか違ったんだ、きっと作り話だ幻だ、みたいに投げやりになり、途中すっかり胎内記憶を聞くことすら忘れていた。
ちょっと乱暴に書いたが、うちの娘は記憶がないか、誰かとの約束を頑なに守っているのかもしれないとも思った。
4歳になって話始めた胎内記憶
もう4歳もとうに過ぎて、9ヶ月。知恵もついたし、今から言うことなんて信用できないしなー、やっぱりもう諦めていた。
だけど90%諦めながら、10%くらいはどこかで期待していたのかもしれない。
この間、ものすごく娘とやりあった時にあまりにカッときていて、どういう流れだか忘れたが、思わず言ってしまったんだ。
なんで私のところにきたの!?
そうしたら、娘は泣きながら私に突然説明し始めたんだ。
「神様にこっちで暮らせって言われたの、だから来たの。」
「だけど、こっちに来てみたら、、、ママのほっぺスリスリが大好きー、、えーん!!」
なんだ、、娘に胎内記憶があったのか!
この激しく頭にきた状況では、ちょっとえ!!っとは思ったけど、なんか感慨深さも何もなくて。
でもどれだけ私のほっぺスリスリが好きなんだよ!と思って。
怒りながらもちょっとかわいいなとは思ったけど、完全に疲弊するくらい頭にきていたから、その時はそれ以上胎内記憶の話をしなかったんだ。
そしたら、その時から何かの記憶が繋がったかのように、聞くと同じことを話してくれるようになった。
これは今までの2、3歳の頃に聞いた心がこもってない適当な感じとは違うな、と母親の勘で思う。
娘が憶えている胎内記憶は、
神様からこっちに行きなさいと言われた。
ハイと思って、こっちに来た。
来る時は透明だった。
というもの。
そして、私に言ったんだ、
「それで、こっちに来て良かったーと思ったんだ」
嬉しかった。良かった。
それが後悔するものじゃなくて。
あんなにイヤイヤ期からとんでもない手本にもならない子育てで、憎まれても仕方ない母なのに、こんなにかわいい言葉をくれて。
それが嘘じゃないって私にはわかったから、、なんかジーンときてしまった。
胎内記憶、嘘みたいな本当の話なのかもしれないな、と思った今日だった。