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幼稚園では、まだひらがな等を勉強することもなく、興味のある子は(女の子に多いように思う)お手紙を書いたりして字に親しんでいるようだ。

5歳年中娘は、多分クラスの中でも字はうまくないが、覚えが早い方に入るようで、アルファベットやカタカナ、簡単な漢字ならもう書いている。

(私からやらせたことはなく、本人が好きで勝手に覚えていく)

カタカナに関してもまだまだで、

書いてもアとマが区別がつかなかったり、なんとなく形として覚えているので、間違っていたり書き順もめちゃくちゃだけど、

そのオボエタテの感じが、一生懸命ひらがなを書き始めた頃に似ていてかわいいと思ってしまう。

この間、

私が娘の自転車のサドルをなんとか位置をあげたくて試行錯誤しながら頑張っていた時、

娘はしばらく心配そうに見ていたが、突然、

「ママに応援メッセージ書いてくるね!」といって、家に入っていった。

そして、慣れない工具に悪戦苦闘している私に、息を切らして持ってきたのが、

これ。

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ママファイト!

ママファイト!

ママファイト!

の文字。

しかもだんだん大きくなる字。

気持ちがすごく伝わって癒された。

娘は昔からこういう優しいところがある。

ママを応援してくれるところ。

3歳の時のカルタだって、「ママ頑張れ、ママ頑張れ、」って小声で応援してくれたし、

2歳の頃、婦人科の健診に行った時だって、あんなにイヤイヤ期だったのに、静かに私を見守って、

「ママ、、頑張れる?」って聞いてくれたっけ。

このカタカナの応援メッセージを見て、私はそれを思い出したよ。

娘のとってもかわいいところ。

何度頭にきて嫌になっちゃったって、ずっと忘れないでおきたい優しい思い出。

このイビツなカタカナが、いつかもっと綺麗な字になるんだろうと思うと、

今の娘をできる時にもっと抱き締めておこうと思った。