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もう1年が終わる。

毎年思うが本当にあっという間だった。

娘は5歳の年中になり、必要なのか、いらないのか?と迷いながらも受けた本格的発達検査。

自閉症スペクトラム(アスペルガー)の診断。

母としては衝撃というか、納得というか、間違いなく、娘の子育ての中で記憶に残るだろう年になった。

娘をもっと注意深くみて色々教えていかねばと思ったり、障害のことを勉強する内に、自分や家族も障害があるのかもと思えてきたこと。

それまで言葉ばかりで実感のなかった発達障害が、考えれば考えるほど、知れば知るほど自分だけでなく周りにも身近にあると実感したこと。

障害と普通ということのわからなさ、個性と障害についても色々考えさせられた。

障害と受容についても、あれだけ今まで育ててきて、もしかしたらを考えてきたのに、診断されて納得もしたのに、やはりそれなりの受容への道のりを辿るのだなということを実感しているところだ。

まだ全然出口にはこないけれど、診断からの4ヶ月、私の人生観に新たな色をつけるくらい考えさせられた。

自信がなくなることもあるけれど、やっぱり娘がかわいくて仕方ない。

暗い部屋の中に寝ている娘の輪郭を、頬を撫でるのが好きだ。

暗い中じっと見つめていると、ぼんやり見えるその顔は、まだあの赤ちゃんだった頃の面影がある。私にはそう見える。

どんなに憎たらしい時があってもやっぱりかわいいんだ。

娘の特性と自分の気持ちに向き合いながら、来年は笑顔と優しさがたくさんある年にできたら良いなあと思う。

キュツメキタイプを応援してくださった皆さん、本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

来年も宜しくお願いいたします。