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子育て、自分の気付きとして書いておきたい。

自己肯定感、私あるだろうか?

実はあんまり無いんだ。

その理由は、母親の声掛けにあったと思う。頑張っても頑張ってもダメな部分を指摘されたこと。小学生だった頃のことは本当によく覚えている。

そして気が付けは自分も母と同じような意識を娘に持っていたりするのに気が付く。

こういうのは生活習慣病とか遺伝というか、家系というか、そういうものにちょっと似ている部分もあるように思う。

きっと母もその母からそのような子育てをされて、そのような声掛けをされてきたんだろうと思う。

ここで、私が変わらなければ、少しでも意識できなければ、娘が将来私と同じように自己肯定感低めの人間になってしまう。

母として気をつけたい!声掛け次第で子供の心は変わる。自己肯定感を高めるには小さな「できた!」に気が付き声をかけてあげること。その理由

自己否定っていうのは結局、小さなできた、では満足できない心になってしまうこと。

それがどのように苦しいかって、頑張っても頑張っても、こんなのじゃダメだ、自分なんかまだ全然ダメなんだっていう気持ちがずっと続いていくこと。

どんな状況であっても、自分がボロボロでも、ずっとこんな自分はダメだという否定の気持ちになってしまって、心の根っこでほとんどのものを否定的に見るようになってきてしまう。

満足することがないので、ひねくれてしまう。そういう癖をつくってしまう。

まだまだ、もっと、そういう気持ちの積み重ねで素晴らしい功績を残される方もいるかもしれないけれど、継続するには「自分なんか全然ダメ」より、「自分にはいつかできる!」っていう希望が必要で、そういうバランスで成り立っているように感じる。

確かに、ちょっとのことでいつも満足して、未熟なままということもあるかもしれない。バランスは大事なんだろうと思う。

でもいつもいつも親に、何かできた時に、そんなのじゃダメだ、って悪いところばかり言われていると、子供は刷り込まれて、こんなちょっとのことはできた内に入らない、っていう風にマインドが変わっていく。

自分で自分の首を絞めていく考え方だ。

結果、大人になっても、全然自分に自信がない、満足できない、生きていても苦しい、そんな風になっていく。

実は、できていないことに気が付ける人っていうのは観察眼が優れている人が多いと思う。

そのことは素晴らしいことなんだけど、子供に対して良かった部分を喜べない、褒められない人が多い気がする。

本当は良く見えているから褒めるべきところもすぐ見つけられるはずなのに、すりこまれてひねくれてしまっているからなかなかできない。

全体の否定ではなくて、少しでもできたことも見つける、そしてそのことを「声に出して」伝えることの重要性。

その上でできていなかったこと、もっとこうしてみたら?という部分も、両面から教えてあげられることが必要だと思う。

できているところがたくさんあるのに、すごく細かい文句をいつも言われている子は、自分で自分を許せなくなる。

自分で自分を許せないことがどんなに苦しいか。

自分も親にされてきた人にならわかるだろうと思う。

繰り返さないために必要なのは、まずそのことに気が付くこと

そして、「気がついた」という自分のことを褒めることから始まる。

こんなこと気付いたってちっともとか、こんなことくらいで、って思わないこと。

自分に対しても小さなことから認めて褒めていくこと、それの繰り返しで、自分も子供も絶対変わってきます。

関係も良くなります。

そんな言葉が頭に溢れてきたので書きとめた。自戒も込めて。