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ガチです。

この恋はガチです。

ガチのガチはガチンコのガチ。

じゃあガチンコってどこから来た言葉なんだろう。
ガチンコ勝負とか言うけど。

と思って、ウィキペディアを見たら、

「本来は相撲界の隠語で、語源は力士同士が激しく立合いを行った際、「ガチン!」と音がするところから、真剣勝負を表す隠語として使用されるようになった。」

あ、そっちだったんだ、区切り、、と思ってしまう私はハレンチでしょうか。
ハレンチはフレンチではなく、俺ん家にある、漢字だと破廉恥らしいですが、手書きだと絶対書ける気がしません。
そこに書いてあったとしても読めない自信もあるから、ワタシ、ニホンジンジャナイカモシレナイデース。

ワタシノルーツ、ドコアリマスカー?
ワタシダレデスカー?
チナミニ、アキレテマスカー?
アキレスケンマデオコッテマスカー?

ゴ、ホン。

咳は世界共通デース。

だから?、娘はガチで恋している人がいるのだ。同じ歳の子だ。
年長の頃からずっと好きみたいなのだ。

違うクラスだから、他の仲の良さそうな女子がいると噂を聞いては、相当ショックを受けて帰ってくるのだ。

その愚痴を聞いていると、もう立派な女子なんである。

私の8歳の頃って、こんなこと考えていたかしら?なかったように思うの。そんな好きな人いたかしら?と思う。

誰かにとられそうだとか、私だってしゃべりたいのに!とか、そこまで誰か想っていた人いたかしら?と思うのよ。

そんなに好きになれるなんてすごいなあと思う。

しかも今もし両想いになれても、気持ちが繋がったという幸せ以上にはないはずで。

甘酸っぱいじゃあないですかあ。

叶おうが叶うまーが、とってもすごい経験をしている最中なのだ。

なんか恋する乙女って感じで、その勢いを見る度に、ものすごく生命力を感じます。

あんたそれ、今めちゃくちゃ生きてるよ!すごいことだよ!と思うのです。

はっきり言って、恋の愚痴を聞いている時は退屈なんですけど、そんな気持ちになれているなんて、人間を誰も好きにならないよりはいいのかなあなんて思う。

誰も好きになれなかったとしたら、友達もできないだろうし、人を大切にする気持ちとか、失った時の寂しさなんかも全然感じないし、何かものでも、ことでも、生き物でも大切にできないし、他人や主人公や、何かに共感もしないってことで、それはそれでさびしいじゃないかと。

好きという気持ちがあるってすごいなあと思う。

恋することは辛いこともたくさんあるけど、人を感じる生きた勉強だ。

とても自然なことだ。

恋ってムキになって無理やりするものでもないから、娘にとっては自然に目が向いてしまう男子が存在していて、その自分の気持ちに気がついているということだ。

恋する気持ちの高揚って、すごく眩しい

娘にとって本当の初恋の人なんだ。
あなたの人生で1番最初に好きになった人なんだ。

2歳の頃の初恋?憧れは、アンパンマンに出てくる「しらたまさん」だったんだけど、あの時も「歌おうー踊ろうー白玉の心でー」という登場シーンの録画を観る度に、ちょっとだけ頬を赤らめていた。
恥ずかしそうにしながら真剣に見ている横顔があった。まだムツオだった。

今は生のニンジンでなく、人間に恋しているのだ。

もっとそういうのは後でいいよ?って思うけど、自然に嫉妬心が芽生えるくらい好きになっていたなんて。やっぱりそれってすごい成長だよなあと思うのだ。

ねえ娘?こっち見て?こっち見て!
私を見て!?ねえ、見て!?見ーーてーーーー!

、、、見向きもしません

トテモサビシイデース。