ぶっちゃけて告白しますと、娘の泣き声が苦手です。
どちらかというと嫌いです。
おーよしよし、とか思えない。
瞬間的にイラっとくる。
ずっと泣き止まないとどんどんイライラがヒートアップする。
不思議なことに私は、他人の子の泣き声はわりと平気だし、お母さんの気持ちがわかるので、大変だよね、、って、心で応援できる。
しかし、、自分の娘の泣き声はダメだ。
とにかく赤ちゃんの頃から良く泣く子だった。
3ヶ月過ぎくらいから、冗談じゃなく、私以外の人が抱っこすると泣いた。
後追いも酷くて、とにかく抱っこ抱っこ、寝れば五分で必ず泣き、眠りも深くないのか、夜泣きに本当に苦しめられた。敏感な神経の子だった。
また、泣き声がすごく大きい。
公園でイヤイヤで泣く子の声があまりにも娘と違うのでびっくりしたことがある。
なんていうか、その子は小さな声でメソメソ泣くタイプだった、、これくらいの声ならこちらも取り乱されずに済むのに、、なんて思ってしまった。その方の大変さも別にあると思うのに、ごめんなさい。
娘は気に入らないことがあると、外にうわーっ!と響き渡るような大きな声で泣くタイプなんだ。
赤ちゃんからずっと。
だから、イヤイヤ期がきたら、さらに地獄だった。
こちらも耳がおかしくなりそうで、毎日の積み重ねもあり、泣かれることにうんざりしていた。
いや、今でも、だ。
最近は毎日泣かれていた日々はなんだったんだ、というくらい、すんなりなことが増えたが、、未だにたまに泣かれたくらいで、カチンときてしまう。
とにかく声が大きく、しつこい。
耳栓だよな、こんなとき、と思っても、なかなかさっと耳栓できないし、出先とかで持ってないし、どうにもならん時がある。
発達心理の先生には、タイムアウトという方法をとるように言われた。やっぱり、より大泣きされたが。
泣き声がイライラする理由に、私自身の育てられ方もあるかもしれない。
私は自分で言うのもなんだが、我慢強くて、おとなしいタイプの子だった。幼稚園くらいまでは。今でも本質的には我慢するタイプ。
だけど、泣いた時は、おーよしよし、なんてやられた記憶はない。早く泣き止めよ、というような感じの雰囲気の母だった。甘えられない雰囲気の母であったから、物心ついた時は親に感情を悟られることを避け、泣く時は、一人で泣いた。
おそらく母親もそんな育てられ方だっただろうと思う。
そういう自分のところに、良く泣く、外に感情を強く出すタイプの子が生まれた。
ああ、ごめんよ、泣き声に余裕のない母で。。
ママもなんだか辛いんだよ、つらくて我慢できないからイライラしちゃう時があるんだよ。。
不甲斐ない。
不甲斐ない、が自分の流行りです。
この自分的流行語大賞を使わなくて良いような、ニ コニコ余裕あるママになるには、、細胞から入れ換えないと無理な気がしてる。
尊敬する保育士さんでも、初めの何年かうまくいかなくて大変だったという。
そのプロの保育士さんのようになれるわけがない!
たった一人、初めての子育てで、初めから、プロみたいになれるわけない!そんなことあったら、天職か、勘違いか、どっちかだよな!
ああ、落ち着け、ちょっと、開き直りすぎも良くない。
そう、マイナスは、プラスで取り返すしかない!
楽しい関わりをできるときに増やして、イライラなダメなママを、プラマイゼロにしてもらうしかない!
マイナスはプラスで取り返そう!
そう!それならいつだってできる!
今日、私がダメなママだと落ち込んでいたら、
「ママはダメなママなんかじゃないよ、私が遊ぼうって言ったら、遊んでくれるじゃない?だからママはダメなママなんかじゃないよ。ママ大好きって私も良く言うし、私にも、大好きって言ってくれてるでしょう」、って、伝え終わるまで肩に手をずっと当てて慰めてくれた、3歳半の娘。
ありがとう、ありがとう。(涙)
くすぐり遊びもやっぱり知れて良かったよ。簡単だし、傾いたマイナスもプラスにできるもの。
母親失格なんて、たまに思うよ、不甲斐なくて。
だけど、毎日毎日、マイナスばかりじゃない。
ダメなところや、性質や、不快な部分は早々変えられないから、そんな時、プラスが必要なんだ!
プラスは私の味方だ!!
悩んだって悩んだってどんだけマイナスになったって、プラスを味方にまた頑張れば良い!