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発達障害といっても色々あると思いますので、あくまでうちの娘の場合での私の考えです。

本人への告知、周囲へのカミングアウト等はとても難しい部分であり、何が最善であるかなんて、それこそ個々に違うと思うし、

場合によって臨機応変に対応していく部分だと思っていますが、今のところの私の考えを。

娘の発達障害を周囲にカミングアウトするかどうか

まず現状として娘の診断のことは、私と夫と、このブログを読んでくださった方のみが知っています。

それは今後も変わらないと思います。

祖父母にもリアルのママ友達にも幼稚園にも伝えません。

もしも療育に通うようになり、知り合いでもいれば、あれ?とはなるかもしれないけれど、わざわざ娘がこういう発達障害だよと伝えるつもりは今のところありません。

幸いに娘は今まで幼稚園で周囲に特別な迷惑をかけたりすることもなく行けています。集団行動でも、課題の取り組み等も問題ありません。先生に注意された時はごめんなさいときちんと謝れます。

日常生活でも今は特別困っていません。公共の場所でも空気は読めて行動できますし、挨拶などもしっかりできて褒められるくらいに成長しました。

じゃあ何故診断を?と思われるかもしれないですが、今回5歳娘の自閉症スペクトラム、アスペルガーの傾向が強いとの診断を受けて一番良かったこと、それは、

娘が私や夫に対して尋常じゃないくらいしつこくしつこく主張する時が今でもたまにあるのですが、わざとこちらを困らせようとしていたわけでなく、わがままだったわけでなく、そういう仕様だった、脳の特性があったからだと知れたこと。

これは私には大きいことでした。ここが知りたかったといっても過言じゃないです。

ただのわがままの場合、娘の人格すら否定してしまいそうなくらい頭にきます。私が我慢がなければ、叩いたりしてでも言うことを聞かせなければ!わからせなければ!くらい思うことも何度もありました。なんでこんなに言ってもわからないんだ!と。

そういう頑固さも娘がアスペルガー故の特性だったのだとわかったことで、3歳時と比べて対立が減ったとはいえ、これからも多分頭にくることはあるとは思うけれど、どこかで理性を働かせることができると思いました。

私にとっては診断が出たことで救われた部分です。

一緒に生活している私と夫が娘のその特性をわかっていれば良いことだと思っています。

なので、基本的には周囲にはカミングアウトしない方向で考えています。

発達障害の娘本人への告知についての考え

娘本人への告知についての私の考えは、あなたはアスペルガーなんだよ、発達障害だよ、とは言いません。

ただ、こちらが困るような頑固が出ている時などは、なるべく冷静に説明して意識させていくつもりでいます。

娘にはこんなにこちらが困っていても、自分の意見を通そうとする傾向があるよ、だから気をつけていこうね、ということをその都度伝えていくことで、本人に意識させていくことは大事だと思っています。

その過程で、本人が発達障害にいつか気がつくことがあれば、それはそれで良しとしたいと私は思います。

そして自分の我を抑えることができたり、相手の気持ちに気付いたりした時は、これまでもしてきましたが、どんな小さなことでも褒めるように、より私も意識していくつもりです。

なので、本人には診断名は伝えないけれど、自覚すべき傾向については教えて意識させていく、これが今のところの私の考えになります。

先に書いたように、これは現段階の話であり、変わる必要性が出てきた時は臨機応変に考えていこうと思っています。