今日、5歳アスペルガーの娘にぶちギレて、別室避難しました。
特性なんだとわかっていますが、こんな時は娘が二次障害になってもいいや!知るか!くらいに思います。
ひどいですね。でもそれくらい怒ることはあります。私も一人の人間ですもの。
ケガの(運悪ければ命も)危険があることを、私からもお友達の親からも注意されているのに、娘は言うことを聞きませんでした。
詳しくは書けませんが、自転車系のことです。
しかも、危ないやめてと言われているのに「大丈夫だよ」とこちらに言ってきました。
大丈夫じゃないから注意しているのに。
自分だけがケガをすれば良いですが、完全に相手の子も巻き込みそうな状況。
だから、相手の親も「やめて」と言っているのに、娘は私が最後にきつく低い怖い声で「やめなさい!」と言うまでやめませんでした。
本当にこういうところ、娘が大嫌いです。
3歳半までも何でもどんなことでも、順番でも他人の親にまで児童館で言われても、注意をききませんでした。無理やり引き離さないと無理でした。
あの頃はただただ育てにくいと思って、毎日必死で過ごしてきましたが、今は発達障害の診断が出て納得しています。
5歳の今はもう、聞き分けも良くなり、日常ここまで頭にくることはほぼなかったけど、今日は本当に頭にきました。
大好きなお友達だったから我慢がきかなかったようです。
情けないです。
危ないと言われているのに相手の子も巻き込んで、しかも「大丈夫」だと悪気はなかったとしても口答えし、かなりきつく注意されるまでやめなかったこと。
恥ずかしいです。
この恥ずかしいという気持ちは、自分の家族以外の目線があるからこその自分の親としての力量の無さを見せてしまった時の悔しさなのだと思います。
これは娘についてがっかりする情けなさと、世間体を気にする親としての情けなさでもあります。
交通ルールに関することです。命や大ケガの危険があることです。本当に情けない。
家に帰って激しく厳しく叱りました。
しつこくしつこく言いました。
大人が危ないと判断して注意されているのに、何故やめなかったのか?と問いただしました。
娘は泣き出しました。
私は慰めなかった。
悪いことは悪い。こういうことは容赦しません。
まあいっか、で流してはいけない部分だと思って、許せませんでした。
そのまま部屋に閉じ込めてタイムアウトしました。
そうしたら、出てきた娘は、手紙に(平仮名で)、
「相手の意見を尊重できない私がわるかったんだね、さようなら」と書いてきたので、
どういう意味?と聞いてみたら、
「私なんていらないんだ!と思った」と言って、また泣き出しました。
「危ないことをしていた、注意されたのにやめなかった」という部分を反省するどころか、私に怒られた部分をそのように変換していて、更に私はヒートアップして怒りました。
「さようならと書いたんだから出ていっていいよ!どこかに行ってください!」と投げやりに言いました。
経緯を知らずに言葉だけ聞けば虐待だと思います。
頭に血がのぼりました。半分はもう本気です。
娘はイヤだ!この部分消す!と。
私はもうこれ以上娘と対峙しても良いことは一つもないと思って、別室に避難しました。
特性なんだろうとわかるけど、こんな特性愛せません。
相手の女の子と親御さんが巻き込まれてケガをしなかったのは本当に良かったけど、改めて娘の言うことを聞かない頑固さに頭にきました。
その後しばらくして、大人が危ないからやめてと注意することは絶対に聞くこと!と約束させました。
特に家族以外にも注意されていることは余程危険なことをしていると思わないとダメだよ!と。
他人の子なんて普通は余程のことじゃないと叱りません。やめて!なんて普通わざわざ言いません。
どんなに危険だったか、反省して!と。
偶然が重なったり、自分が自業自得でケガをするのは構いません。
むしろ自分で痛い目にあわないとこの子は本当には危険に気がつけないかもとも思う。
ただ、今回のように周りもやめてと言っている状況で、自分の我を通してお友達を巻き込むことは絶対許せません。
自閉症スペクトラムアスペルガーと言えど、本当に困ったものです。こんなことはもうごめんです。
障害は理由になりません。障害があるから人に怪我をさせても良いなんてことは絶対あり得ません。
その場で本気で叱らないとわからないし、叱っても歪んで受けとめるし、こちらの精神は激しく揺さぶられます。
ただただ疲れます。付き合うのが嫌になります。
子育てしている以上程度の差はあるにしろ、こういう時はどんな子供でもあるのだと思うけど、毎回自分の寿命を縮めながら叱り怒っている気がします。
娘はある程度が済むと簡単にケロッとするけど、私にはなかなかできません。
自分だったら、絶対あそこまで我を通しません。理解不能です。
昨日ブログに書いた、テーブルへの落書きみたいに自分も通った道なら、理解や諭し方がわかるかもしれないけど、自分とは違う部分を持ち合わせ、それを理解したくて発達障害の本でこういう部分も特性なんだとわかっていても、やっぱり辛いです。
こういう時の自分の怒りも、生まれてからずっと付き合っているからこその怒りとして許していかなければ、はっきり言ってやっていけません。
危険なことへの注意がきかなければ命がいくつあっても足りない。
今日は残念な日でした。
寝て、頭を切り替えて、また明日は明るい日であって欲しいなと思います。
娘が何回も起きるので、しっかり目が覚めてしまいました。一回咳き込んで吐いてるので、また風邪かも。娘ちゃん、今回はほんとに認めて反省して欲しいですね…まだ早めに「わかったごめん」で終えてれば、お互い傷つくことなく終わったのに。頑固をここで貫くとは。「いらない子なんだ」と思った点については怪我とか関係ない件で出てきたら、「そうじゃないの、怒りすぎたね」って言えたかもしれないけど、今回はフォロー出来なかったですね。
私にはまだ早い話だけど、自分のことのように受け止めて未来を覚悟しなくては…。ところで相手の親からも言われるって辛いですね。こういうときアスペルガーだと知ってもらえていたら…と思いますが、言い訳がましいと思われても辛いですしね…娘ちゃんもみんなと違う扱いされても嫌だし。目に見える障害よりも、残酷でしょうね。今のところ娘については安心しきってるけど、くるくる回る、や、つま先立ち、つま先歩き(かなり多い。他の気になる点が見つかるまでは微笑ましく見守る)があるので、ちょっと覚えておかないとなと思ってます。
>ミミさん
咳の風邪、少し前から幼稚園でもすごく流行っています。子が咳で辛いと親も眠れずに辛いですよね。早く治りますようにお祈りしています。
今回のことは娘とずっと付き合いのある方だから、慣れた中でもかなり優しく注意してくれた感じけど、多分この子はこういうところある子だよな、って、性格として認識はしてくれていると思います。だけど、申し訳ないからなるべく私の注意だけで終わらせたいと願ってしまいます。相手の子は特に聞き分けはすごくある子なので娘の強引さが悪い方に出ると残念な気持ちになるというか。
アスペルガーのことをそのお友達だけにはカミングアウトしても良いのかもしれないけど、やはり今後の学校生活や付き合いも考えてしまい、最終的にはやっぱり言わないでいられるならそうしようと思っています。
目に見えないからこその悩み、は抱えてうまく付き合っていけたらいいなと、まだまだ先は長いけれど、親として娘を支えていきたいです。
ミミさんの娘さんの年齢では先にあげられたこと、動けることが嬉しいのと、まだ体のバランスがうまくとれなくて、ってことはあったりするかと思うのですが、頭の片隅にちょっとだけおきながら、微笑ましく見守る!が一番正解だと思いますよ。
ミミさんに娘さんの風邪がうつらないといいなあ。
今夜はたくさん寝られますように。どうかお大事にしてください。
コメントに励まされました。本当にありがとうございます!
初めまして、オカメと申します。10月に書かれたブログにコメント失礼します。
キュツ母さんのブログを読んでいて「あれ?私が書いた?」と錯覚してしまうほど、私と状況がよく似ていたので、思わずコメントしてしまいました。
現在、私の娘は10歳です。
娘が幼稚園児だった時、相手が嫌がっていようが自分が楽しければ我を押し通し、トラブルを起こす毎日に参ってしまい全身に湿疹が出来ていた事を思い出しました。
「うちの子は障害があるからごめんなさいね」は、私自身許される言葉ではないと思い、受容出来る所は受容し、他人に迷惑を掛ける行為だけは(それがほとんどですが…)厳しく娘に折れる事なくコンコンと説明したり叱ったりして来ました。
考え方が人と違って障害があるから仕方ない…で済ませていたら、これから先娘がこの世の中を生き辛いだろうと、親心として厳しく今だに育てています。
自分の気持ちと同じくらい人の気持ちも大事だと、よく話しています。相手の気持ちを考えるのが苦手な娘ですが、トラブルになる前やトラブル後は必ず、娘の気持ちを最初に聞いてその後に、相手の気持ちを考えさせて、言葉に出してもらっています。
ゆっくりですが、成長します。
少しづつですが、反復して教えていけばパターンで覚えて考えてくれる様になります。諦めないで下さい!私も諦めずに娘が将来困らない様に(そして周りの人も困らない様に)頑張っています。
虐待だと思われている事も多々あります。叱っていると白い目で見られ文句を言われた事もあります…。
悲しいですが、そのぐらい叱らないと我が子に伝わらないなんて、当事者しか分からない苦しみだと思います。
苦しいのは親だけではなく、娘も私の言っていることが完璧に理解出来る訳ではない(出来ていたら治ってますよね)ので、同じ事を何度も言われ、苦しんでいると思います。
でも10歳の娘は、5歳の頃に比べると随分成長しました。
諦めずに言い続けて良かったと思います。他の人と比べてはいけませんが、諦めていたり我が子が障害だと認めていないおやのお子さんは「ありのまま」「そのまま」過ごしているので、クラス人に嫌われて遊びに入れて貰えない、グループ分けで避けられたり…いじめに近い事が起きています。
高学年になると、教師にも分からない程のイジメが始まるとも聞きました。
娘は所々「?」と思われながらも男女問わずお友達と仲良く遊べています。
今は辛くても頑張った成果は必ず目に見えて出て来ます
一緒に頑張りましょうね!
長文を失礼しました。
>オカメちゃんさん
初めまして!まず、本当にありがとうございます!
実は今日も娘のことで落ち込んでいたところでした。
オカメちゃんさんのコメントを読んで本当に励まされました。
障害だからでは許されないという想い、私も本当に同じ気持ちです。特におっしゃるように他人に対して迷惑をかけることは今までも散々思い悩んできました。周りにもなかなか理解されず、だけど放置するわけにもいかず、本当に当事者じゃないとわからない苦しみはありますよね。
発達障害だったとわかったけれど、本人も辛いだろうけど、私に叱られることのないまま、そのまま生きていっても結局本人は辛いんですよね。
娘のためを思っているからこそわかってほしくて、だけど響かなくて、思い悩んできましたが、コメントを読んで、やっぱり諦めないことは大事なんだ!と勇気をいただきました。
娘さんの5歳から10歳の成長に勇気をいただきました。
私もオカメちゃんさんのように娘をうまく導いていけたらいいなあと心から思います。諦めずに根気よく言い聞かせていくことをこれからも実行していきたいと思えました!
コメント本当にありがとうございます!
こんばんは。はじめまして。
リンクルストーンの検索でこちらに来たのですが、
6歳長男がアスペルガーで、お嬢さんとよく似ていて、母の苦労も本当に自分のことかのようで、読みまくってしまいました。
うちもIQは高かったので、周りには「天才!」とか言われますが、本当に本当に大変でした。
私も診断ついて救われました。私の大変さを分かってくれる人に出会え、真剣に考えてくれる人ができて、本当に涙涙です。
ギフテッドって調べられましたか?うちはそれもあるかもと言われました。お嬢さんもギフテッドかもしれないですね。
来年から小学校。通級をすすめられて悩んでいるところです。
突然失礼しました。
>よしさん
はじめまして。
たまたまリンクルストーンで来ていただいて、たくさん読んでくださってありがとうございます。
6歳の息子さんは娘と同じアスペルガーなんですね。本当にこの障害はずっと接していると疲れますよね。
ギフテッドは聞いたことがありますが、うちの娘はどうだろうか?と。自分の興味がないと本当にやる気がない人なので、うまいこと自分の興味が向いた分野でその集中力を発揮してくれたら良いなあと思います。
小学校は通級をすすめられたとのことで、私も同じ立場なら同じく悩むと思います。
アスペルガーの大変さわかってくださり、コメントくださって私も大変有り難いです。励みになります!コメントありがとうございます。
はじめまして。
随分前のブログに失礼します。自閉症とアスペルガー両方の特性ある4歳娘を持つ母親です。
娘に疲れ果て、今こちらに辿り着きました。
臆病なわりに我が人の何倍も強く頑固、天真爛漫で明るい要素もあるが育てにくい。全く同じです。うちの娘は2才半まで主人(娘の父親)の抱っこも全拒否で、こだわり・癇癪が非常に強く、道を飛び出すのは当たり前、言うことは一切聞かない(大丈夫!の一点張り、大丈夫でない結果になったときは大泣きで抱っこ)、他にもたくさん。
一見賢そうに見えるらしく、挨拶も出来、普通(健常児)に見えるのですが。
こんなことを言っては親失格、最低だと思いますが、キチガイ、異常だと感じます。
嫌い、大嫌い、どこか行け!と言ってしまうことも多々あります。
その後、娘さまはいかがお過ごしでしょうか。大変な日々の中にも、一緒に笑顔で過ごす時間が時と共に増えましたでしょうか。
いつか、いつかっていつ?の今は繰り返しの日々ですが、いつか、こんなこともあったねと、お互い娘と笑い話になればいいですね。
突然今更のコメント失礼致しました。
>はちさん
はじめまして。はじめましてだけど、ものすごくわかります!似ていますね、うちの娘に、、。年齢が6歳なのでそれなりに成長はしていますが、まだまだいろんな意味で濃い娘であることは間違いないです。でも、4歳の時よりは負担は減ったと思います。
はちさんが親失格だと思う感じていること、私も全く同じく感じる時があります。言ってしまったこともあります。それほどずっと一緒に生活している者にとってはきついんですよね。こんな風に思いたくて思っているわけではないのに、そういう瞬間が多々訪れるっていう。
少しずつ少しずつ楽にはなっていますが、振れ幅は大きいのと長年の蓄積自由の無さで心は万年お疲れ気味でありますが、お互い頑張っていますよね!
焦らずゆっくりいくしかないですよね。
はちさん応援しています、一緒に踏ん張りましょう、いつか笑い話になれるよう私も踏ん張ります!
コメントありがとうございます!
通りすがり失礼します。
アスペの兄をもつ妹です。確かに拘りはありましたが、それも含めて兄であり、とても優しい兄です。二次障害をご存じのようですが高機能自閉症の場合は自殺する確率が高いです。そして一度言われて傷ついたことは忘れない。つらいことに忘れられないのです。オープンにするかクローズにするかということですが、障害は見る人が見ればわかります。親失格でも良いと思います。お嬢さんの唯一無二の理解者になってあげてほしいです。
アスペの子はすばらしい才能をひめていて、原石を磨くように大変だと思います。その特性理解して伸ばしていけば、将来きっと輝きます。また伝えたいことはイラストや文字で伝えると分かりやすいと思います。兄はいつもメモ帳を持っています。お嬢さんも世の中なんでこんなに生きにくいんだろう?と思っているかも。命や生きることの大切さをぜひ伝えて欲しいなぁと思いました。
>アスペ兄の妹さん
アスペ兄の妹さんはお兄さんの素晴らしい理解者ですね。こんなきょうだいがいてくれてお兄さんには障害はあるけれどもある意味では幸せなんではないかと感じます。
親失格と感じる時は少ないほうがこちらも生きやすいですけれど、命や生きることの大切さも含め、娘の唯一無二の理解者になれるようにこれからも努力していきたいと思います。
コメントありがとうございます!