発達障害児の育児は大変だ。
自分のイライラとの闘いだ。
5歳娘が自閉症スペクトラムと診断されて5ヶ月ほど、ちょっと前まで色々こじらせた育児ノイローゼ状態だったかもと思う。
母親として、つい色々細かいことが気になって娘にガミガミガミガミ言ってしまう。
娘の口が達者なのもあり、ついカッとなってしまう。
発達障害児育児 親は大変 さじ加減が難しくノイローゼ状態
昨年わかった娘の発達障害。自閉症スペクトラム(アスペルガー)。
周りが見えにくい、空気を読みにくい、後先を考えられない、我を通したがる、そういう傾向があることがわかった。
だから、母親の私がなんとかしなければと必死になってきたと思う。
その必死さが自分自身を追い詰めてきたと思う。
一番娘の近くで一番良く見て触れあうのは私。教えられるのは、叱れるのは私だけ。
その気負いが。
元々の責任感の強い性格から、周りに迷惑をかけたくない、甘え下手で基本的に真面目な性格故に(自分のことをこんな風に書いてしまってお恥ずかしい限りだが傾向として)、娘のできなさに悲しみを通り越して怒りになってしまっていた。
なんでわからないんだ、なんで伝わらないんだ、こんなに教えているのに、こんなに頑張っているのに。
すぐ変わるはずのないことを、自分の力では今すぐどうにもならないことを、真剣に思い悩む日々。
ぶつかり合う日常。
ガミガミ言う自分のことが嫌になる。
なのに、そんなガミガミ言う自分のことを止められない。
距離を起きたくても、それすらできない。
客観的に自分が見えていたら、ただの頑張り過ぎな母親だったろう。
娘が診断されてから、発達障害児の子育て、娘の個性に合わせた子育てを一体どうしたらいいのか、ベストな方法はなんなのか等と答えが出そうで出ないことをぐるぐると考えていた。
苦しい時に目がさめたきっかけ
ある時、夫に言われて目がさめた気持ちになった。
毎日のようにケンカになっている、叱るが怒るになっている、かなり感情的になっている、それでは自分も疲れるだろうと指摘された。
そうだ、その通りだ。わかっていても止まらなかった。
そして、
娘には娘の人生があって、自分達も親の思い通りにはならなかったように、
いくら頑張って必死になっても娘は100%思い通りになるわけではないんだから、
ある程度で諦めることの方が、完璧でなくても許すことの方が楽だと思うよと。
もっと肩の力を抜いていないと病んでしまうよ
というようなことを言われたんだ。
自分でもわかっていてもなかなかできなかったことだけど、もっともだと思った。
特に診断後しばらくしてから、ガチガチになっていったと思う。
ガミガミ長々言いそうになったら言葉を飲み込めるようになりたい
娘は娘の人生、私は私の人生、そう思ったくらいで私は娘を放り出すわけはなく。
それくらいに思っていた方が、ガチガチよりお互いに良いことがあるだろうということだなと気付かされた。
性格上、どうしても娘には教えていくし、叱るだろう、だけどもっと、どうにかしなきゃ!の部分をゆるめていこうと思った。
私だってガミガミ言わない毎日の方が好きだ。本当は言いたくないし、ぶつかりたくもないんだもの。
ガミガミ長々言いそうになったら、言葉を飲み込んでみよう!その場を離れて自分の好きなことをしてみよう!
いつもこういう決意をしては現実に引き戻され、自分の忍耐の限りを知るわけだけど、もっと意識してみよう!
もっと母親である自分を楽にすることを意識することで、何か変わっていける気がする。
少なくとも今のままより良いはずだ。
「口うるさく言わない育児」「力を抜くこと」を脳に刷り込もうと思った
その私の今年の目標は
「口うるさく言わない育児」「力を抜くこと」
これを目指してみようかと思う。
このブログで日常を書いている通り、現実はなかなか厳しい時もある。私だって人間だもの。母親は人間だもの。
だけど、毎朝起きた時、気がついた時間に、「口うるさく言わない育児」って脳にインプットすることにした。
毎日脳に刷り込めば、きっとそれまでより一言二言飲み込めそうな気がする。
ついガミガミ言う自分を、せめてガミくらいにしたい。
「怒る」になっても自分を許す。だって結構頑張っているもの。
とにかく「力を抜くこと」これだ。力を抜くことで、自分も許せる。はず。
「口うるさく言わない育児」「力を抜く」これを目標に頑張ってみようかと思う!
ついついガミガミ言ってしまう、ガチガチになって自分も苦しいので変わりたい!
そういうお母さんいましたら私と一緒に頑張っていきましょう!
よーし、今日も「口うるさく言わない育児」「力を抜くこと」を頑張るぞ!!
お疲れ様です。
同じく真面目で頑張り過ぎるタイプ(自分で言うと照れますね^^;)なので、キュツ母さんの状態や気持ちが痛いほどよくわかります。
旦那さまのご指摘はごもっともですし、私も夫からよく同じようなことを言われますが、正直「だって、あんたと私じゃ子育てで犠牲にしてきたものの重みが違うでしょ。他の子と比べてどんだけ違うか本当の意味ではわかってないでしょ。たまにしか相手しないんだから、わかったようなこと言うな!お前は教育評論家か!」と、心の中で噛みついてます。。
ガミガミ言いすぎるのは良くないとわかっていますが、頭でわかっていてもどうしようもないこともありますよね。どうしてピンポイントでこんなに私の癇に障ることばかりするんだろう、言うんだろう?って、時々、本当に子供が憎たらしく思えることがあります。そして、もう子育て無理かも・・・と真剣に悩むことも。それでも朝はまたやってきて、否応なしに子と向き合わなければならない日々。この辛さは母親じゃないとわからないんじゃないでしょうか。
キュツ母さんを見習って、私も「ガミ」くらいで抑えられるように努力します。最近はもっぱら、「怒ってしまいそうになったら布団を被ってクローゼットに引きこもる」を実践中!
長くなってすいません><;
今年もよろしくお願いします☆
>まゆゆさん
ありがとうございます。
そうなんですよね!まゆゆさんのおっしゃる部分私もめちゃくちゃわかります!!というかそういう風に思っていることの方が多かったかな。今思えば、、。
なぜか今回はすんなり聞けたんですんよね。いや、少しは喧嘩しましたが、笑。
ああ、私楽になりたいんだった、そうだった、じゃあ楽になれるように、いきなりとはいかないけど、少しずつ自分を許してみようか、脳にインプットしていってみようか、楽になるならば、、と思ったんですよね。ずっと続くかはわからないけど、意識するのはタダですから、やるだけやってみようと思います。
ここに書く事で自分も心で想っているより効果がありそうな気がしています。
ガミくらいで抑えられるように一緒に頑張りましょう!!
こちらこそ、今年もよろしくお願いします!
コメントありがとうございます!
ガミガミ言っていた母の心理を知りたくてずっと拝読していましたが、結局娘のために「叱って」いないですよね。
すべて「自分が」「自分の子育てしやすい子にするために」且つ自分のストレスをぶつけるために「怒っている」んですよね。
何かと娘の性格に原因があるかのように言い自分を正当化しようと必死ですが、娘からしてみればいい迷惑。
まだ5歳なのに娘さんが「自分なんか…」と言っていることから自己肯定感の低さがもう露呈しています。小学校に上がってからが心配ですね。
怒ることをやめて自信をつけてあげることが大事だと思いますよ。
>発達障害当事者さん
うーん。私は発達障害当事者さんのお母様の本当のお気持ちは知りません。
あらゆる方向から人の気持ちになったことがありますか?母親というのは神様じゃないんですよ。
私の娘には私の愛は伝わっていると思います。
例え自己肯定感が下がっていると感じていても、散歩の時手をつなぎながらキャハキャハと踊りながら楽しそうに歩いている娘を見て、自己肯定感が低すぎるとは思いません。
普段からできるだけたくさん褒めていますよ。何気ない日常のなんでもない幸せもいつもいつも記事にはしていられません。
でも確かに感情的になることは多くなります。それは発達障害者の親に数年なれば理解できると思います。もしくは想像力と共感力のある人ならわかります。
自分の心身を犠牲にしてどれだけの苦労と本気の想いがあるか、どれだけ子供のことを思って生活しているか、わからないならば伝わらないならば仕方ありません。
今日はたまたま母親の心のケアがどれだけ大切かを頭の中で考えていたところでした。それは子供のためにもなるんですよ。
ただ、発達障害の当事者がいつまでも人のせい周りのせいにしていては寄り添って共に幸せに生きることは難しいでしょうね。
人間は感情があって当たり前ですよ。
私は発達障害当事者さんとぶつかり合うことはしたくないです。
あなたが苦しいのはわかりますが、私のこういった気持ちをあなたのお母様への気持ちとすり替えて感情的になられるのは迷惑です。
発達障害当事者さんが育ちの面で受けた傷が少しずつ癒えていくことを祈っています。
コメントありがとうございます。
>あらゆる方向から人の気持ちになったことがありますか?
>でも確かに感情的になることは多くなります。それは発達障害者の親に数年なれば理解できると思います。もしくは想像力と共感力のある人ならわかります。
>ただ、発達障害の当事者がいつまでも人のせい周りのせいにしていては寄り添って共に幸せに生きることは難しいでしょうね。
>発達障害当事者さんが育ちの面で受けた傷が少しずつ癒えていくことを祈っています。
結構すごいことおっしゃいますね。発達障害の人には想像力もなければ共感力もないので母親の気持ちなんて理解できないだろう、人の気持ちが理解できないのだから、ですか。
母親の気持ちはわからないだろうと言うのなら、じゃあ発達障害当事者の気持ちはわかるんですか?私は娘さんのこれから抱くであろう気持ちがわかりますよ。
産んだ張本人が、母親がイライラするのも娘の前で泣き叫ぶのも仕方ない、発達障害の人は人のせいばかりするのだからという認識ならどうしようもないかな。
母親擁護の意見だけ欲しいのなら失礼しました。
私も娘さんが母親から大きな傷を受けることなく健やかに成長するのをお祈りしますね。
>発達障害当事者さん
私が改心しようと書いた記事に対してのコメントが一連の返答だと思うとちょっと歪んだ見方なんじゃないかと思いますよ。
産んでうまく育てることができない私が全て悪かったと自殺でもすれば満足ですか?
頑張って、それでもうまくいかない原因があるからイライラするのです。そしてその都度、反省していくことこそが大事だと思っています。
発達障害の当事者は反省はしないのですか?
反省して改心しようとした人に対して、ほらお前が悪いだろうとつついてきたのはそちらですよね?
自分の行動についてはどう思いますか、私は赤の他人が書いていたこの記事を見つけても、あなたのコメントのようなことは残しません。
これ以上は無意味ですので以降は返答しません。
私は娘に注意するときに、段階を踏むのではなく1で言いたいのを我慢 2も我慢 3で叩く になるのをほんとにやめたいです….叩くのは三ヶ月に一回くらいだし加減もしてるけど、出来れば今までだってやりたくなかったです。1で注意、2でちょっと音量上げて雰囲気変えて注意、3で怒鳴る(怒鳴るも微妙だけどナメられても親としてどうかと思う)、が理想なんですが、それが難しいとは。私の気弱で控えめな性格が子育てでマイナスに作用するとは思ってなかったです。これならまだ、威勢のいいギャルとか普段からはっきり言ってる人の方が子育て向いてると思います!だからキュツママさんがつい言っちゃうのも、溜めて爆発や号泣よりいいと思うんですけどね。黙って本人に雰囲気で悟らせるのも素敵だけど。ところでパパという存在は客観的で、いいアドバイスしてくれますよね。子供といい距離があるからなんでしょうけど。私は最近気持ちが落ち着いて、このまま日々の生活の基盤になってくれてることや娘を可愛がってくれてることを感謝し続けたいなと希望してます….自分に対して(;´д`)
>ミミさん
ミミさんはすごく我慢するタイプなんですね。私のガミガミも色々我慢した結果なんですけど、叩くのとそうそう変わらないというか、口も悪いところがたくさんあって、叩くから悪いってわけではないと思うんですよね。しかも手加減できているんだからえらいと思ってしまいます。
そうですね、ママはママ、パパはパパの目線があって子育てが両立していくのかもしれないです。
こう、心の中の本音は誰しもあるとは思いますが、もともと生理すらない男性には私たち出産後頑張っている女性のことのどれくらい伝わるか、私が男なら相当苦労しそうだなと思ったりします。おっしゃる通り距離があるからこその「いいアドバイス」なんでしょうね。
正論では通らないほど疲弊していることもあるのですけど、冷静になれる人がいないと、と思ったりします。
ミミさんの心がけ私も希望したいです。
コメントありがとうございます!
こんばんは!
私も苦しいお母さんの1人です(笑)
キュツ母さんと性格が似ているので、痛いほど気持ちがわかります。
私も以前から意識していることがあって、
それはどっちの方が自分のストレスが溜まらないか?と考え、溜まらない方を選択するということです。
例えば私は息子が幼稚園に行ったらすぐに夕ご飯を作ってしまいます。
よくその話をすると、ご近所のママさんたちには、いない間くらい休めばいいじゃん!と言われるのですが、
もともと1人ではあまり遊べない息子、幼稚園から帰ってきて邪魔されてイライラしながら作るより、
休めなくてもいないうちに作ってしまった方がよっぽど気持ちが楽なんです。
幼稚園で頑張ってきたんだから、構ってあげる時間を取ってあげたいというのもありますが。
一例ですが、そんな感じで何かをやる時にはストレスが少ない方を選択しています。
それもこれもやはり子供のためですよね。
人間ですからストレスを感じれば当たってしまうこともあります。
子供が大切だからこそ、色々悩んでは試行錯誤ですよね。
たまにこんなに肩に力入って必死なの私だけなんじゃないか?と思いますが、
お仲間がいてうれしいです。
あと私もなかなか旦那の言葉は素直に聞けません(笑)
本人には言いませんが、働いてた方がよっぽど楽だったよ…と心で思っています(同じ職場だったのでなおさらそう思っちゃいます)
またキュツ母さんから色々な気づきをいただけたら、と思います。
大変ですが一緒に頑張りましょうね!
>コピママさん
おお!それです!
>どっちの方が自分のストレスが溜まらないか?と考え、溜まらない方を選択する、これ、いいですね!
どのような感じがストレスが溜まらないかは人それぞれ違って良いし、いいですね!
そしてその結果、コピママさんが選択している夕飯作り、ああ、なんていいお母さんなんだろう!息子さんは恵まれていますね。優しいなあ。
子供が大切だからこそ、色々悩んでは試行錯誤、その通りです!
柔軟に反省して、軌道修正していくことができないとなかなか難しいんだということをここ数年感じています。
肩に力、、入っちゃいますよねー。大事だから余計ですよね。子供が10人くらいいたら違うのかもしれないとか思ったりします。
皆さん旦那様とのことは、色々ありますよね、笑。私も一緒に頑張りたいなって思います!
コメントありがとうございます!
初めまして。
うちの娘(3歳半)も自閉症スペクトラムです。
娘も写真を撮られるのが嫌いで逃げ回ったり目線を合わせられなかったりするのでこれも特性なのかなー?と検索していたらここに辿り着きました。
読んでみると娘ソックリでついつい全部読んでしまいました(笑)
ほんと全てにおいて共感できます!!
娘は若干言葉が遅かったので1歳10ヶ月で私がおかしいなーと思い検査したところ診断されたのでそこからずっと療育に通っています。
1歳半検診も3歳半検診もひっかからなかったので自ら検査を受けに行かなければ私もずっとモヤモヤしながら過ごしていたと思います。
娘も偏食や拘りゆえの遊びの一方通行、しつこさ等ほんとソックリです。
違うところは今はよく喋りますが言葉が若干遅いということくらい。
幸い早くに分かったので諦めるとこは諦める様にしてますが、イライラしますよね。
怒っても効果はないと分かっていても怒ってしまうしほんと気持ちわかります。
私も自分がダメダメなので療育で色々助けてもらっています。
長くなりましたが共感しすぎてついついコメントしてしまいました(^_^;)
>ERRYさん
初めまして。まだ3歳半、懐かしい、今よりずっと大変だった思い出です。そして少しずつ娘が落ち着いてきた頃でもあります。
全部読んでくださったなんて!本当にありがとうございます。
早くに行動されたERRYさん頑張りましたね。私はまだその頃モヤモヤして過ごしていました。
人に大変さを説明するのは難しいけど、毎日毎日積み重なって本当に疲れるし、イライラとの闘いですよね。
おっしゃる通り諦めは本当に大事ですね!それがないと苦しすぎて穏やかではいられませんね。
療育にも行っておられますし、娘さんはこれからどんどん伸びていかれると思います。私も一緒に頑張っていきたいです。
共感のコメント本当にありがとうございます!
初めまして。
いつもブログを読ませていただいてます。
キュツ母さんの、真剣に娘さんのことを考え、全力で育児に取り組んでいる姿を尊敬しています。
とにかく、いつもブログを読んで励まされてることを伝えたくてコメントしました。余計なことかもですが、私はキュツ母さんの幸せも願っています。お体を壊されぬようにご自愛ください。
>けろっぴさん
初めまして。
コメントを読ませていただいて、ウルッときてしまいました。すごく励まされました、お心遣いが本当に嬉しくて。
ついつい頑張り過ぎて、空回りしたり傷付いたりもすることもあるけれど、私も楽であるように幸せであれるように、無理しすぎず娘と頑張って生きていきたいです。
優しいコメント本当にありがとうございます!