
昨日の続きで、幼稚園年中5歳1ヶ月、初めての発達検査の1回目のことです。
私は娘とは別室で、娘の気になっている点や生育歴を面談でお話し、当初の予定と同じ1時間で無事終えて、娘が先生と一対一でテストしていただいている部屋の前のロビーでひとり座って待った。
自分の面談後、発達検査のテストを受けている娘を待つ心境
自分の面談が終わったのに、娘の様子が心配でそわそわして落ち着かない。
座ったはいいものの、手持ち無沙汰だった。少し窓から景色を見てみたり、娘のいる部屋のドアの前まで行ってみたりしたが、ドアは開く気配もなかった。声も聞こえなかった。
そっと椅子に戻って、静かに目を瞑り待っていると、ガチャ!と聞こえたので見ると、娘のいる部屋の隣から男の子とそのお母さんと先生が出てきた。
娘はまだか。中ではどんなことをしているんだ。もう15分経過している。
何か騒いだり、泣いたりテストになっていないとかじゃないといいが、と最近の娘はだいぶ落ち着いているのに、ついつい昔のイメージで「もしも」を考えてしまう私がいる。
部屋を覗くわけにもいかず、やはりそわそわ心配しながら待つしかなかった。
しばらくすると他の職員の女性ひとりが、娘の部屋に入って行った、と思ったら、すぐに出ていった。
なんだ?時間が予定より過ぎているから、心配になって見に行ったのかな?とか、またちょっと心配に。
そして、座って待つ間いつの間にか少しうとうとし始めていたようで、女性の先生が「お疲れ様です」と声をかけてくれてから、部屋から出てきたことにハッと気が付いたのだった。
あんなにそわそわしながら待っていたのに、娘がドアから出てきたことに気付けなかった、私はなんてぼけていたのだろう。
先生の娘の評価にびっくり
ハッとして立ち上がり、「ありがとうございました!大丈夫でしたか?」と心配しながら不安げに聞く自分がいた。
娘は大人しく部屋から出てきて、自分の靴を履いていた。表情はやわらかかった。
背が高く聡明そうな先生は瞳の奥にびっくりしたような高揚したような表情をたたえながら、聞き取りやすい声で私に言った。
「とても優秀ですごくできたので、年齢より上の部分までテストさせて頂いていたので、少し時間がかかりましたが、本当に落ち着いて良くできていました!」と。
「そうだったんですか、ありがとうございます」と伝えながらの心の中は、娘は優秀だったんだ?!とびっくりしたと同時に、とにかく先生にご迷惑をおかけしていなかったのだと思って、ホッとした。
先生は娘の目の高さまで腰を落として、娘に笑顔で言った。
「とても落ち着いて、すごく色々できちゃったから、小学校4年生くらいまでのレベルまでいったのもあったんだよね!」
娘は先生に笑顔で「うん!」と言っていた。
それを聞いて更に驚いた。え?小学校4年?!どんな内容だったんだろう、、。
先生からこういう場所でお世辞が出るわけはないし、優秀だったのは本当なんだな、と思って嬉しかった。
更に、今日は頭をたくさん使って疲れたと思うので、ゆっくり休ませてあげてください、と言われた。
私と娘は先生にお礼を言って、発達検査を終えた。
発達検査1回目を終えて娘から聞いた諸々
娘は結局1時間半くらいテストを受けていた。
娘にどんなことをしたのか帰りに聞いてみたが、
積み木の数を数えた、とか、三角とか四角の組合わさったのを描いたよ、とか、人の絵を描いてと言われて、ひとりだけって言われたから、ママの絵を描いたよ、全身描いたんだよ、とか、先生にあれ、言っちゃった、19×26の計算、先生それ計算できないってびっくりしていたよ、とか。
まさか、あのテレビに出てきた暗記してある計算、あの一つを先生に伝えていたとは!多分ドヤ顔だったろうな、、。先生が言っていた小学校4年はこれ?じゃないよね、、などと思いながら。
更に娘によると、最後に近くなってきた時、先生から「こんなにできる子、先生初めてです」と言われたとも言っていたから、先生が優秀と言ってくださったのも本当なんだな、と思った。
細かいテストの内容は良くわからなかったが、娘が一生懸命頑張っていたのが伝わってきて嬉しかった。
娘をたくさんギュッと抱き締めた。
発達検査2回目で医師の診断
発達障害については頭が良くても、発達に凸凹があれば、そこが問題になるんだと思うから、後は2回目の時の医師の判断になる。
今回娘を直接診てくださった先生は終始落ち着いていた、良くできていた、ということだったので、恐らくだけど、療育とかそこまではいかないものになるのではないか?と思ったりした。
でも、まだあんまり良いようには考えないようにしたいと思う。
とにかく、受けるまでモヤモヤしていたりもしたが、こうして半分終わったことで、半分は肩の荷が下りた。
これは今まで苦労して?ばかりだった私の不安な子育てには必要なステップだったのだと思えている。
例えどんな結果になろうとも、その先も同じ娘を愛し明るく育て、自分も一緒に学んでいくだけだと、より一層思っている。
発達検査2回目は8月の中頃になります。また結果が出たら、ブログに書きたいと思っています。
お疲れ様でした!
なんか関係ないのに読んでて私がドキドキしてしまいました。
テストすごくできたみたいで良かったですね。娘さん頑張ったんですね。
凹凸はまだわからないけど、とりあえず良い結果で良かったですね。
本当にお疲れ様でした!
>yuriさん
ありがとうございます!何か迷惑をかけていたらどうしようかとずっとハラハラしていたので、とにかくホッとしました。
無事に済んだだけでも良かったのですが、先生からの感想は更に有り難かったです。
やはり医師の診断がポイントになると思っていますので、次はまた気を引き締めていきたいと思っています。読んでくださってコメントまでいただき、ありがとうございます!
こんばんは。
そして、お疲れ様でした!
ブログを拝読して常々感じることですが、キュツ母さんは本当にお嬢さんのことを
よくよく観察されてますよね。
そして、理解しようと心を砕いているのがすごくわかって・・・
だからこそ、色々とご苦労もあるのだろうと思いますが
こんなにも愛されて、お嬢さんは幸せだなぁって思います。
お母さんが聡明な方だし、
お嬢さんもきっと、繊細ですごく賢いお子さんなのでしょうね。
年中さんで小四のテストってすごい!!
ほんとに、娘さんは「希望の星」です!
似ている部分も多いうちの娘は、「HSP(Highly Sensitive Persons)」なのかなぁと感じています。
繊細っていうか、本当に神経過敏。なので、ご機嫌な時間が30分くらいしかもたない。
ちょっとでも気分を害すると、抱っこ抱っこの抱っこ魔になるので
母の腕のムキムキ化が止まりません・・・
ま、私自身がHSP気質なのであまり文句が言えないんですけど(笑)
愛しているからこそ、本気で悩むんですよね。
日々、育児で振り回されてばかりですが
こうやって、我が子を愛し、しっかり見守り、それを記録するキュツ母さんをとても尊敬していますし
目標にして、自分もがんばりたいなと思いました。
>まこるさん
こんばんは!
聡明だなんて嬉しいお言葉にスキップしながら大変恐縮しております。
母の腕のムキムキ化、めちゃくちゃわかります!ナイスネーミングで、思わずくすりとしてしまいました。
本当に娘さんの昔はうちの娘のようですね。抱っこ抱っこ!機嫌の感じも似ています。波が激しいですよね。イライラしますよね!
機嫌の当たり屋みたいなもんで、当てられた方はたまったものではないですよね。神経過敏、繊細過ぎて取り扱い説明書が長すぎな子だったのだと思うのですが、単純じゃないので読み理解するまでにとにかく時間がかかって、その間も当てられて悪循環だったなあと、イライラしていたよなあとせずにはおれなかったなあと思い出します。
娘さんも同じような感じだと思うので、本当に無理はなさらないでください。まこるさんも頭の良い優しい方だと思うので、きっと大変な日常の中にも娘さんに愛が伝わっていると思います。
そのHSP、娘にも当てはまりそうだと思っていました。そして奇遇にも私もその気質がありそうだと自己判断していたので、まこるさんと同じくあまり責められたものではないですね。笑
子育てしてきて色々悩んで、娘と向かい合うことで娘のことだけでなく、自分のこと、そして人間というものについて考えさせてられてそれがとても興味深いです。
愛しているからこそ、本気で悩む、本当にその通りです。母としては比べる対象がよくわからずここまで手探り過ぎましたし、そこからの発達検査は勇気も要りましたが、1回目の検査で気持ちが少しスッキリしてきました。
まこるさんも娘さんがまだ2歳代で本当に大変な日々だと思いますが、陰ながら応援しています!
あたたかいコメント本当にありがとうございます!
お疲れ様でした!!
色々かけたい声はありますが、まずは娘ちゃんが怖がったり取り乱したりしなくて、本当によかったなと思います!
まだまだ診断までいかないとは思いますが、
この先も楽しめたらいいですね!
先生なのか心理士なのかわかんないけど、さすがプロなだけあって、誉め上手だし(^∇^)
私がよく世話になってる支援センターも、
娘のこと上手に誉めてくれます…私のことまで_(^^*)ゞ
それより前回は励ましのお言葉、ありがとうございました!
娘に叫んでしまったのは、自分でも疲れのせいだと思ってます。
あと娘に対して毎日いい子ぶってました。
あそこまで溜まる前に、ママも理性はあってもやっぱり感情でも生きてるということを小出しにすればよかったです。
キュツママさんが「ミミさんが虐待母なら私は二、三歳で捕まってた」
ってセリフ、かなりウケました。
これからは、頑張り過ぎず生活したいです。
ほんっとーに、励ましありがとうございました!!
>ミミさん
先生なのか心理士なのか、実は私も良くわかってないんですよね。笑 心理士の先生って感じなのかな、なんか線引きが良くわからないんですよ、面談での話だと次回の診断する医師の先生が大ボスみたいな感じっていうのは伝わってきました。
児童館の職員も先生と言っていいのか、なんて呼ぶものなのか娘が赤ちゃんの頃悩んだ記憶がありますが、とにかく子育てにおいて先生って呼ばれる方がたくさんいるんだな、と思いました。
ミミさんが少し笑ってくれたなら、私も獄中より幸せです。
娘さんが生まれてから本当に頑張ってきていらっしゃると思うのです。毎日毎日娘さんのためにも外出して気をはって頑張っているミミさんには頭が下がります。頑張りや疲れが蓄積されてきていると思うので適度に楽をしてくださいね。
感情を小出しにする、そういうの大事ですよね。私も我慢し続けた結果大爆発してしまうことがあります。こう、うまく感情と付き合っていくこと、気にしすぎないこと、これまた難しいですが、子育ての溜まるストレスを何とかするには大事なスキルなのかもしれないですよね!私もメモしておきます!
ミミさんの明るさに元気をいただきました。ありがとうございます!次回の検査もまた緊張しつつも娘と楽しくいけたら良いなと思っています。いつもコメントありがとうございます!
こんにちは!ずいぶん前に、一度コメントを書かせていただいたものです。
発達検査受けに行かれたんですね。うちの3歳10カ月の娘もキュツ母さんのお子さんとかなり似ているところがあり、3歳4カ月の時に発達検査を受けました。
結果はキュツ母さんのお子さんと似ていました。3歳4カ月時点で4歳8カ月の項目をパスした分野がいくつかあり、かと思えば、他の分野は年齢相応だったりで、その凸凹が育てにくさを生んでいると言われました。
その時は心理士さんに特に診断を勧められもせず、どう付き合っていくのがお互いに心地よいかを教えてもらいました。
おそらくHSPなのも相まって、未だに幼稚園の先生には理解してもらいきれていませんが、親がフォローするように努めています。
得意な分野をどんどん伸ばしてあげて、自信をつけてもらいたいですよね。
難しい子育てですが、頑張りましょう(o^^o)
>りんりんママさん
なるほど、大変興味深いです。教えてくださってありがとうございます!
りんりんママさんの娘さんもすごく進んでいる分野があったのですね!うちの娘もこれっぽいなあ、。
トイレとかを拭きたがらないのは年齢より少し下回っている気もするし、、。
最後の医師の診断でどうなるかわかりませんが、やっぱり何かしらの凸凹が育てにくさを生んでいるんですね。
一度診ていただくことで、娘がどんな状態なのかわかるということが良い方に繋げていけると私も霧が晴れたような気持ちになりそうです。その辺りは勇気を出して娘と検査に行って良かった!と思います。
りんりんママさんのおっしゃる通り、得意なことを増やして自信をつけさせていけたら良いなあと思います。
難しい子育てでも娘さんに寄り添い頑張っていらっしゃるりんりんママさん、私も一緒に頑張りたいです。
コメントありがとうございます。
こんばんは。
以前書き込みさせて頂いた年中男児のママです。
発達検査行かれたんですね〜
お疲れ様でした。
長時間待っていると睡魔が来ますよね(笑)
うちも5月に新版K式とPEP-3をしてきました。総合評価は実年齢より
2〜3歳でした。
が、発達グレーには違いないらしく、あ〜そうか〜(−_−;)と受け入れられずにモンモンとしながらも、ならば早期療育!と納得できる療育施設を探して渡り歩いてたところ、ギフテッドの日本定義について大阪医科大学と共同研究されているという発達支援事業所でのテスト、まさかのギフテッドの可能性と‼︎
日本定義はまだないらしいし、いや、まさかまさか(笑)と半信半疑ですが、でも未熟で心の受け入れ体制が未完成な私はようやっと発達障害のメリットを感じれました。
キュツ母娘さんも、平均より秀でてられる分野があるようで、もしやギフテッドの可能性もありますよね。
どんな結果であれ、子供本人はそんな結果なんて意に返さず(笑)日常にも本人にも変わりないので、親は出来る事をやっていくだけですよね。
お互い頑張りましょう♪( ´▽`)
>うどんさん
うどんさんの息子さんも発達検査受けられたんですね、お疲れ様でした。
グレーで+2~3歳、賢くても親が大変だったりする部分はやっぱりあるし、モンモンとしたお気持ちや、受け入れるまでの苦悩は大変だったのではないかと思います。
そんな中のうどんさんの前向きに息子さんのために動いていらっしゃり、すごいなあと思います。
ギフテッドという言葉は少し耳にしたことがあります。素敵な響きですね。
おっしゃる通り、本人の成長を見守りながら、たまには本気でイライラしながらも、私ができる限りサポートしていきたい、そう思っています。
コメントありがとうございます!